布引の滝〜洞川梅林〜市章山 観光地めぐりのような梅見ハイク
- GPS
- 05:28
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 576m
- 下り
- 530m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇地 図 昭文社「六甲・摩耶」 ※ビジター参加 可 |
写真
感想
曇り空で、まあ日焼けしないからいいかなという天候。JR新神戸駅の集合場所に着くとすでにたくさんのハイキンググループが集まっており、人の多さに圧倒される。CLから渡された今日の地図を見ると、目的地辺りは「国指定名勝:再度山・再度公園・外国人墓地」とある。
布引渓流(名水100選)沿いに日本三大神滝のひとつ布引の滝(日本の滝100選)を目指す。布引雄滝は水量豊富で元気いっぱい、まさに布引の姿である。滝の先にある布引貯水池(ダム湖100選)は満々と水を湛えている。この辺りは国の重要文化財「布引水源地水道施設」である。桜茶屋近くではピンクのツバキや赤いヤブツバキが咲いていてこれをパチリ。
ここから市ヶ原に下り、再度東谷、蛇ヶ谷を通って再度公園(修法ヶ原池)へ。フィールドアスレチックで少し遊び、マツの大木のある広場から外国人墓地の左の仙人谷を洞川湖方面に15分ほど行くと洞川梅林の標識、左の斜面を登っていく。そこは一面の梅林のはずだが、ウメは時期的に遅く少ない。代わりにモミジが芽を吹く寸前で赤みがかった枝が萌えている。奈良県大峰山登山口の洞川温泉は「どろがわ」だが、こちらは「どうがわ」、ダム湖と梅林がある。
陽だまりの洞川梅林の丘でゆっくり昼食の後、再度公園、再度越、再度山頂(470m)を通り大龍寺へ。大龍寺大師堂の前には弘法大師やぼけ封じ観音の像。「ぼけ封じ近畿十楽観音霊場」の説明板に見入る。さらに善助茶屋跡から再度ドライブウェイ沿いの和田道を通って、二本松バス停から神戸のランドマーク、市章山、碇山(錨山)、ビーナスブリッジへと抜ける。市章山から箱庭のような神戸市街を見るが、最近超高層ビルが増えたものだと思う。この後、サクラ咲く諏訪山公園へ行き解散、今日は観光地巡りのような一日でした。
【別格本山再度山大竜寺(大龍寺)】再度山の南山麓にあり、768年(神護景雲2年)、この地で和気清麻呂が僧道鏡の刺客に襲われたとき、大蛇に姿を変えた御本尊の聖如意輪観世音菩薩に命を救われたことから霊験を感じた和気清麻呂が伽藍を建立し、大竜寺(大龍寺)と名付けられたと伝えられています。ぼけ封じ近畿十楽観音霊場第八番、近畿三十六不動尊霊場第九番、神戸十三佛霊場第六番、神戸七福神めぐり、西国愛染十七霊場第五番。
【旧跡:蛇ヶ谷の案内板】和気清麿公遭難の地 聖護慶雲年間清麿公塔建立の為再度山へ上る途中、道鏡の刺客に今にも殺されんとした時大龍が現れて救われた。かくて清麿公建立の寺を大龍寺と名づく。延暦年間弘法大師個の山に二度登って修法されたので再度山修法ヶ原と名づけた、とある。
【洞川梅林】梅林の入口には梅の説明看板があった。「梅は中国原産のバラ科の落葉小高木で、古い時代に実を薬用にするため日本に渡来したといわれています。趣のある枝ぶり、香りのよい美しい花は日本人の好みに合い、万葉の時代には花といえばサクラではなくこの梅を指していました。早春の花木として、また梅干用の果樹として親しまれている梅は、花の色や花弁の数なども変化が多く、現在では200種近い園芸品種が作られています。」
(Mさんのコメント)
今日は暖かいハイキング日和。新神戸駅から布引の滝、再度公園(修法ヶ原池)を巡り、洞川梅林でゆっくりお昼を食べ、帰りは再度山頂470mを通って大龍寺でぼけ封じを祈り、諏訪山公園に下ってきました。この後、3時から元町で反省会、5時前にはお開きとなりました。健康的な一日でした。
山名の由来:弘法大師(空海)が延暦23年(804年)に入唐するに当たって、船旅の無事と学問成就を念じてこの山に参詣した。唐から戻った際、無事帰国できたことを感謝すべく、再び(再度)登山し修行した。この故事に由来するといわれる。(Wikipediaより引用)
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