雨中の宝登山に甘い香りあり
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 547m
- 下り
- 536m
コースタイム
天候 | 朝から小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
写真
感想
会社の知り合いから、是非宝登山のロウバイを見ておいたほうが良いと言われて、雨の中の宝登山巡りの山歩きに出発。
当初の計画では、野上駅に駐車して(だってこちらは320円)長瀞アルプスから入って宝登山で感動のゴールにしたかったのですが、寄居から来る間に野上駅を通り過ぎてしまい、逆コースで開始した次第。
長瀞駅の改札に駐車料(520円)払って歩き始めると、駅前の道が真っすぐ参道になっているんです、土産屋の間の道を歩き鳥居をくぐって神社に入ります。
右手にある石段の先の宝登山神社にお参りした後、登山道へ向かいます。登山道というよりは里山の裏道という感じのなだらかな坂道をずんずん歩きますが、小雨がしとしと降り続くため、途中でカッパ着用。
なんか甘い香りがしてきたと思ったらロープーウェイ頂上駅に到着。この辺りからロウバイ園に続いていくのですが花は満開状態でした。晴れていれば眺望もあって多分絶景でしょう。
東屋でアールグレイでお茶タイム、今日のコースは時間に余裕もあるので、雨の東屋での時間は非日常を味わうにはぴったりだったね。歩き始めて途中を右折し奥宮へ行き、広場の奥の社に参拝。オオカミのような野性的な狛犬に驚きながら暫く佇んでいると、カメラを持った登山者が来られたので雑談。(ここのローバイはいつもの年なら2月で終わってしまうのに、今年は寒さで花持ちが良く、紅梅と一緒に咲いてますよ、と笑っておられた・・・ラッキーかな)
頂上ではガスってきてますます周囲が見えず、しばらくぶらぶらした後は
急坂を下って先に向かいます。舗装された林道に出てしばらく歩いていると女性登山者に会う(野上駅からスタートしたとの事でした・・・かなり早いペースかな)。
小鳥峠から山道に入り、女性2人組と出会う。その先は気持ち良い林間のアップダウンの山道で、天気が良ければ一年中楽しめるのではと感じました。
ここまで良い気分で歩いてきたのですが、氷池分岐で大失敗やらかしました。ここで野上駅方面を下ってしまったのです。初めて見る採氷池に感激、里に下り、小学校を見てから地図で確認したら、なんとまだ下って来てはいけなかったのでした。仕方なくもう一度山道を引き換えして分岐まで戻り、そこから再スタートとなりました。
この先では団体さん4組ぐらいとすれ違い、このコースの人気の高さに驚きました。
天狗山分岐も右折する誘惑に駆られましたが、地図を確認して直進、最後は尾根を外れて右折し下山、目指す万福寺で休憩。
集落の間の道を表示に従って歩くと野上駅に到着です。次の下り電車まで一時間ほど時間が有ったので待合所でお昼。ふと外を見るとモンベル長瀞店の看板有り・・・こんな田舎にすごいね。
又宮沢賢治も地質調査旅行でここまで来たとの事で、その時の賢治の歌の石碑もあり、ゆっくりしているといろんな事に出会うものだと思いました。
ホームで待っていると空の貨車が連なって下って行きます、この辺りでこんなに運ぶものはなんだろう?と考えていたら今度は上り線に貨車の列。
乗っているのはなんと石灰石?・・・セメント工場へ?秩父の産業の巨大さに度肝を抜かされた瞬間でした。(秩父鉄道って鉱山鉄道なんですね・・・納得)
そんなことを考えながら長瀞駅に着きました。
ロウバイの宝登山巡り・・・又一つ秩父の良さに触れた一日でした。
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