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Yamareco

記録ID: 6012547
全員に公開
ハイキング
葛城高原・二上山

近畿の花百巡り 二上山(二上神社口駅〜雄岳〜雌岳〜岩屋峠〜當麻寺〜当麻寺駅周回)

2023年10月05日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:11
距離
7.2km
登り
510m
下り
504m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:38
休憩
0:32
合計
3:10
13:33
9
14:15
14:16
34
春日神社分岐
14:50
14:51
3
大津皇子陵墓
14:54
15:00
10
15:10
15:11
9
15:20
15:29
11
15:40
15:41
15
15:56
16:00
9
16:09
16:09
4
16:13
16:13
12
16:25
16:33
10
16:43
当麻寺駅
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
(往路)京都より近鉄特急→南大阪線乗り継ぎにて二上神社口駅へ
(復路)当麻寺駅より尺土・橿原神宮前駅で近鉄急行乗り継ぎ、京都へ
コース状況/
危険箇所等
・二上神社口〜雄岳山頂:春日神社分岐の先と山頂手前の大津皇子陵墓下に各々「この先倒木・土砂崩れで通行止め」のカンバンあり、実際には通行に支障ある倒木や路面崩落などはなく、問題なく登降可能
・雄岳山頂〜馬の背:尾根筋からの下降点の分岐が分かりにくいので注意(右のヤブへ進む道、正面のトラバース気味の明瞭な尾根道、左の急な下降路の3本が分岐;正解は左の下降路→案内標識・マーキングはないためヤマレコマップ等で方向等要確認)
・雌岳山頂付近:山頂へ真っ直ぐ登るメインルートの他、巻き道や「万葉広場」への下降路(ヤマレコマップに記載ナシ…)など複数のルートが輻輳、下山時は方向等要確認
・岩屋峠:進行方向のルートが3つに分岐、二上神社口・当麻寺コースいずれも左の「祐泉寺」方面の下降路へ
その他周辺情報 当麻寺から近鉄・当麻寺駅へのルート上に「日本の相撲発祥の地」モニュメントあり(入場無料の博物館併設、お時間・ご関心あらばご見学を…)
近畿の花百巡り・午後のお替わり山行は、奈良の二上山へ。福知山からの長い各停の車中、弁当昼食を手早く済ませ、京都駅からは時間節約のため近鉄特急を利用。やはり速い列車は快適です…。
by  F-04K, FUJITSU
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近畿の花百巡り・午後のお替わり山行は、奈良の二上山へ。福知山からの長い各停の車中、弁当昼食を手早く済ませ、京都駅からは時間節約のため近鉄特急を利用。やはり速い列車は快適です…。
近鉄南大阪線の運転席後ろから、二上山の特徴的な双耳峰を視認。南に延びるダイトレの末端・金剛山辺りは未だ厚い雲とガスの中ですが、二上山周辺は今のところ雨の心配なさそう…〈ホッ…〉
2023年10月05日 13:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 13:13
近鉄南大阪線の運転席後ろから、二上山の特徴的な双耳峰を視認。南に延びるダイトレの末端・金剛山辺りは未だ厚い雲とガスの中ですが、二上山周辺は今のところ雨の心配なさそう…〈ホッ…〉
尺土駅にて、特急「青の交響曲(シンフォニー)」待合せ。レトロな外観で高級感もあり、カッコいい…〈と思わずにわか鉄チャン化…〉
2023年10月05日 13:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 13:22
尺土駅にて、特急「青の交響曲(シンフォニー)」待合せ。レトロな外観で高級感もあり、カッコいい…〈と思わずにわか鉄チャン化…〉
当初予定時刻より約1時間早く、登山口の二上神社口駅着。午後のお替わり山行はここから二上山への「駅からハイキング」です。帰路は高校時代以来おヒサのお隣・当麻寺まで歩くと良いかも…
2023年10月05日 13:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 13:31
当初予定時刻より約1時間早く、登山口の二上神社口駅着。午後のお替わり山行はここから二上山への「駅からハイキング」です。帰路は高校時代以来おヒサのお隣・当麻寺まで歩くと良いかも…
旧い民家の横を抜け、まずは真っ直ぐ正面の雄岳(標高500m超、東京で言えば高尾山ぐらい?)を目指します。幸い天候は回復傾向、薄日も差してきました…〈ホッ…〉
2023年10月05日 13:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 13:36
旧い民家の横を抜け、まずは真っ直ぐ正面の雄岳(標高500m超、東京で言えば高尾山ぐらい?)を目指します。幸い天候は回復傾向、薄日も差してきました…〈ホッ…〉
南池通過。ここまでミニバスが入るようです。
2023年10月05日 13:39撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/5 13:39
南池通過。ここまでミニバスが入るようです。
加守神社参道の石段。この辺りが登山口、本格的な登りが始まります…
2023年10月05日 13:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 13:40
加守神社参道の石段。この辺りが登山口、本格的な登りが始まります…
階段はシンドイですが、折角なので本殿に道中安全祈願していきましょう。
2023年10月05日 13:42撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/5 13:42
階段はシンドイですが、折角なので本殿に道中安全祈願していきましょう。
神社本殿の脇から登山道に入れます。山頂まで1.6km、約1時間半の行程。ここらで熊鈴とストックをオン、ヤマラーモードに。
2023年10月05日 13:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/5 13:44
神社本殿の脇から登山道に入れます。山頂まで1.6km、約1時間半の行程。ここらで熊鈴とストックをオン、ヤマラーモードに。
獣除けの柵越え、いよいよ本格的な登山道スタート。
2023年10月05日 13:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 13:48
獣除けの柵越え、いよいよ本格的な登山道スタート。
落ち葉の小径に薄日が差し、いい雰囲気です。
2023年10月05日 13:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/5 13:55
落ち葉の小径に薄日が差し、いい雰囲気です。
木段固定用の鉄杭が露出して危ないため、赤テープのオンパレード。ツバキの花のプロムナードのよう…〈苦笑…〉
2023年10月05日 14:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 14:13
木段固定用の鉄杭が露出して危ないため、赤テープのオンパレード。ツバキの花のプロムナードのよう…〈苦笑…〉
春日神社分岐通過。山頂方面に「この先通行止め」の表示あり、大丈夫でしょうか…〈汗…〉
2023年10月05日 14:15撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/5 14:15
春日神社分岐通過。山頂方面に「この先通行止め」の表示あり、大丈夫でしょうか…〈汗…〉
振り返って。この辺りが第1倒木ゾーンでしょうか。通路は確保され、問題なく通行できる状況です。
2023年10月05日 14:20撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 14:20
振り返って。この辺りが第1倒木ゾーンでしょうか。通路は確保され、問題なく通行できる状況です。
立派で丈夫そうな鉄バシゴ登場。
2023年10月05日 14:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/5 14:23
立派で丈夫そうな鉄バシゴ登場。
勾配が緩み、深緑の中を緩やかにトラバースする路に。
2023年10月05日 14:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 14:40
勾配が緩み、深緑の中を緩やかにトラバースする路に。
山頂直下、こちら側にも「通行止め」のカンバン。結局、特段の崩落・危険箇所は見当たらず、問題なく通行できました。通行止めは少し古い情報のようです〈ホッ…〉。
2023年10月05日 14:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/5 14:48
山頂直下、こちら側にも「通行止め」のカンバン。結局、特段の崩落・危険箇所は見当たらず、問題なく通行できました。通行止めは少し古い情報のようです〈ホッ…〉。
大津皇子の墳墓。宮内庁の立て看あり、ホンマモンです。何故こんな山の上に?この辺りにも、古の奈良の都にまつわる伝説が種々ありそうです…。
2023年10月05日 14:50撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 14:50
大津皇子の墳墓。宮内庁の立て看あり、ホンマモンです。何故こんな山の上に?この辺りにも、古の奈良の都にまつわる伝説が種々ありそうです…。
無事、午後3時前に二上山の主峰・雄岳山頂着。樹林に囲まれ、展望はナシ…。取りあえず、登頂記念の自撮りしまーす。
2023年10月05日 14:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 14:53
無事、午後3時前に二上山の主峰・雄岳山頂着。樹林に囲まれ、展望はナシ…。取りあえず、登頂記念の自撮りしまーす。
顕著な尾根道に引き込まれ、雄岳の尾根をそのまま進んでしまいました。ヤマレコマップの警告音に助けられ、すぐに引き返します!
2023年10月05日 15:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/5 15:04
顕著な尾根道に引き込まれ、雄岳の尾根をそのまま進んでしまいました。ヤマレコマップの警告音に助けられ、すぐに引き返します!
この辺りが雄岳・雌岳を繋ぐ「馬の背」ですね。名前とは裏腹に沢山の休憩ベンチや立派なトイレあり。
2023年10月05日 15:11撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/5 15:11
この辺りが雄岳・雌岳を繋ぐ「馬の背」ですね。名前とは裏腹に沢山の休憩ベンチや立派なトイレあり。
今踏んできた雄岳方面を振り返ると、すっかり青空が支配的に…〈ホッ…〉
2023年10月05日 15:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 15:13
今踏んできた雄岳方面を振り返ると、すっかり青空が支配的に…〈ホッ…〉
雌岳山頂が近づくにつれ、次第に北西側の展望が拡がります。高いビルも見えますが、こちらは大阪市街方面でしょうか…。
2023年10月05日 15:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/5 15:14
雌岳山頂が近づくにつれ、次第に北西側の展望が拡がります。高いビルも見えますが、こちらは大阪市街方面でしょうか…。
スゴい数のビルが林立。どうやらこちらが大阪市中心部のようです。
2023年10月05日 15:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/5 15:16
スゴい数のビルが林立。どうやらこちらが大阪市中心部のようです。
雌岳山頂着。鬱蒼たる樹林に没した雄岳に比し、こちらは広闊で西面の展望が開けた気持ちの良い頂上です!まずは両峰踏破の記念に自撮り。
2023年10月05日 15:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 15:19
雌岳山頂着。鬱蒼たる樹林に没した雄岳に比し、こちらは広闊で西面の展望が開けた気持ちの良い頂上です!まずは両峰踏破の記念に自撮り。
先ほど樹間から垣間見えた高層ビルの彼方に、六甲山と思しき長大な山体が見えます。
2023年10月05日 15:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 15:22
先ほど樹間から垣間見えた高層ビルの彼方に、六甲山と思しき長大な山体が見えます。
やはりコチラ、大阪市街方面の展望が圧巻です!
2023年10月05日 15:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/5 15:23
やはりコチラ、大阪市街方面の展望が圧巻です!
十二支の干支が周囲に刻まれた巨大日時計。背後のダイトレ方面も、どうにか晴れてきたようです。
2023年10月05日 15:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 15:24
十二支の干支が周囲に刻まれた巨大日時計。背後のダイトレ方面も、どうにか晴れてきたようです。
雌岳山頂からも地図にない下降路がいくつか分岐、方向を誤らぬよう注意して下山開始。岩屋峠方面はコチラのようです。
2023年10月05日 15:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 15:29
雌岳山頂からも地図にない下降路がいくつか分岐、方向を誤らぬよう注意して下山開始。岩屋峠方面はコチラのようです。
岩屋峠通過。ここは四叉路になってます。我が帰路は左手に下り、祐泉寺経由で当麻寺方面へ。
2023年10月05日 15:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/5 15:40
岩屋峠通過。ここは四叉路になってます。我が帰路は左手に下り、祐泉寺経由で当麻寺方面へ。
大龍寺通過。ここは真言宗ですね。
2023年10月05日 16:06撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/5 16:06
大龍寺通過。ここは真言宗ですね。
コース脇をふと見ると、古墳があります。さすが歴史ある飛鳥・大和エリアだけあり、何気なく歴史史蹟が登場。。
2023年10月05日 16:08撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/5 16:08
コース脇をふと見ると、古墳があります。さすが歴史ある飛鳥・大和エリアだけあり、何気なく歴史史蹟が登場。。
傘堂通過。ここが二上神社口駅と当麻寺方面の分岐です。
2023年10月05日 16:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/5 16:12
傘堂通過。ここが二上神社口駅と当麻寺方面の分岐です。
傘堂はキノコのような形の、変わった造りですね。
2023年10月05日 16:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 16:14
傘堂はキノコのような形の、変わった造りですね。
この右へ入る小径が当麻寺への近道のはず…
2023年10月05日 16:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/5 16:18
この右へ入る小径が当麻寺への近道のはず…
無事、近道出口へ。古い石の道標に、ちゃんと「左:二上山岩屋道」の表示あり!
2023年10月05日 16:20撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 16:20
無事、近道出口へ。古い石の道標に、ちゃんと「左:二上山岩屋道」の表示あり!
ここから当麻寺の境内へ。実に40数年ぶりの訪問で、懐かしい限り…
2023年10月05日 16:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/5 16:23
ここから当麻寺の境内へ。実に40数年ぶりの訪問で、懐かしい限り…
国宝・本堂と奥に三重塔。物寂びた風貌が、長い歴史を物語ってます…
2023年10月05日 16:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 16:24
国宝・本堂と奥に三重塔。物寂びた風貌が、長い歴史を物語ってます…
参道脇の講堂も重文指定。
2023年10月05日 16:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 16:33
参道脇の講堂も重文指定。
二上山、ステキな山旅を有難う!
2023年10月05日 16:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/5 16:40
二上山、ステキな山旅を有難う!
ここが角力発祥の地らしいです。先を急ぐ当方は見学していく余裕ナシ…〈涙…〉
2023年10月05日 16:41撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/5 16:41
ここが角力発祥の地らしいです。先を急ぐ当方は見学していく余裕ナシ…〈涙…〉
当麻寺駅到着、駅から駅までハイク無事完結。ドンピシャで接続良く特急利用せず京都へ行ける各停あり、急いでキップ買い、文字通り飛び乗りました…。
2023年10月05日 16:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 16:43
当麻寺駅到着、駅から駅までハイク無事完結。ドンピシャで接続良く特急利用せず京都へ行ける各停あり、急いでキップ買い、文字通り飛び乗りました…。
近鉄線車中より、二上山にキレイな夕陽が沈みます。今日も長い1日でした…!今晩は京都で再度レンタカー借り彦根泊、最終日も早立ちし、近江の低名山2座へ。
2023年10月05日 17:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/5 17:18
近鉄線車中より、二上山にキレイな夕陽が沈みます。今日も長い1日でした…!今晩は京都で再度レンタカー借り彦根泊、最終日も早立ちし、近江の低名山2座へ。
撮影機器:

感想

午前中、悪天を突いて北近畿の大江山をサクッと踏破、鉄道を乗り継いで昼前には京都駅へ到着。不要な荷物をコインロッカーに預け、ヤマラー感丸出しの小生は近鉄線ホームへ向かいます。当初は普通列車を乗り継いで次なるターゲット・二上山の登山口となる二上神社口駅へ向かう予定でしたが、時間節約のため急遽近鉄特急を利用することとし、夥しい数の国内外各地からの観光客の眼を避けつつ特急券を購入。列車が比較的空いていたこともあり、さすがに有料の高速列車は快適そのもの、橿原神宮前で各停に乗り換え、あっという間に目的地へ到着。時刻は午後1時半過ぎ、空に叢雲は出ているものの、時折薄日も差し、まずまずの午後の「駅からハイク」が楽しめそうです。
 以降のコース中詳細は本文・写真キャプション記載の通り、途中の春日神社分岐で目指す二上山雄岳方面への登山路入口に、「倒木・崩壊のため立入禁止」の立て看板があり、一瞬途方に暮れますが、結局山頂まで特段の危険個所はなく、事なきを得ました。雄岳山頂直下には宮内庁管理の大津皇子陵墓があり、多くの平家落人伝説に彩られた四国の低山たちに続いて、古の大和の都に近いこの地にも、悲運の皇子伝説が連綿と受け継がれていることが印象的でした。鬱蒼たる樹林に囲まれ展望に乏しい雄岳から雌岳へとプチ縦走、意外に近い大阪市街や六甲方面の山々の素晴らしい眺望を楽しんだ後、帰路は趣向を変えて歴史ある古刹・當麻寺方面へ。ここは高校時代(小生は歴史部所属…)の合宿で訪問した記憶があり、実に40余年ぶりの再訪です。無事下山の御礼参拝を済ませ、のんびりお寺の境内でスマホの地図と時刻表を見ると、出発点の二上神社口駅へ戻るよりも隣の当麻寺駅の方が近そうで、しかも京都までの乗継ぎが絶妙に良い普通列車が僅か10分後に出発することが判明!急遽駅までの小径をダッシュ、途中に「日本の相撲発祥の地」なる観光スポットと資料館を通りかかるも、断腸の思い(!?)でスルー、どうにか当麻寺駅で目指す各停電車に文字通り駆け込み乗車しました。
 京都への車中、車窓から金剛・葛城山系の末端に位置する二上山の双耳峰に秋の陽が落ち、奈良時代の都人たちも同じ美しい光景を見ていたことだろう、と感慨ひとしお。この日は北近畿と大和の低名山を移動距離150km超で慌ただしくハシゴし、何とか無事2座踏破できましたが、将来奈良・大和エリアの低名山を再訪する機会があれば、今度は駆け足でなく、周辺の史蹟・観光スポットもゆっくり回りたいものだ、と念じた小生でありました。長かったツアー最終日の明日も今のところ午後まで好天予報、"夜討ち朝駆け" 名山ハンターの我が身の因果か、2日連続で近江エリア2座ハシゴ山行を目論んでいるため、本日はこの後、京都駅で三たびレンタカーを借り、彦根郊外の人工温泉付きビジネスホテルに投宿予定です。目下の悩みの種は、明日もかなりの早立ち予定のため、ホテルでの朝食バイキングを食べる時間的余裕があるかどうかですが…。 [※最終章・霊仙山/三上山編へ続きます…。]

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