笹子雁ヶ腹摺山・下山は初鹿野へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 770m
- 下り
- 758m
コースタイム
天候 | 概ね晴れ,昼前から薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路は甲斐大和12:55発の普通電車。こちらもガラガラ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
笹子→山頂は、危険箇所なし。 山頂から初鹿野への下山路は、わずかだが雪が残っている。 雪が融けて泥濘になっているようなところはない。 |
その他周辺情報 | 笹子駅付近は、コンビニ等はなし。登山口まで飲料自販機は多数。 甲斐大和駅近くにデイリーヤマザキ。 |
写真
感想
3月に入って気温の緩む日が多くなり、そろそろ今夏の山行に備えたトレーニングがてら、山歩きに行きたくなってきた。先週末に臨時に勤務した代休を水・木に取れることとなり、水曜日は山梨県の予報がまずまずであったので、登山地図を見ていて気になっていた、笹子雁ヶ腹摺山に行ってみることにした。
さいたまの自宅を朝5時半に出発し、立川始発の中央線普通列車に揺られて、笹子駅を目指す。最近、中央線の普通電車は東海道線のお古に置き換えが進んでいて、今朝の電車もそれ。ボックスシートの電車で車内はガラガラなので、この車中で朝食をとる。自宅周辺は曇り空であったが、8時前に笹子に着くと、こちらは予報通りピーカンで、いやが上にも期待が高まってくる。
駅からしばらくは、国道20号線を歩く。歩道がないor狭い上に、大型トラックがバンバン飛ばして走っているので、結構怖い。大月市共通フォーマットの指導票に導かれ、新中橋バス停で側道に入り、ここから本格的な登山道となる。意外なほど急登が続くが、それほど息が切れることもなく、坦々と高度を稼いでいく。
ある程度登ったところで、富士山が見えてきた。この頃には薄雲が広がってきていて、正直富士山は期待していなかったのだが、これはうれしい。さらに進むと南アルプス・白峰三山の雪化粧した美しい姿を望むことができるようになり、山頂に向けてペースが上がる。ほどなくして「反射板」を通過し、山頂に到着する。
南アルプスや富士山を眺めつつ、まずビールで乾杯し、次いで袋ラーメンを調理して早めの昼食とする。平日ということで他に登山者の姿はなく、山頂は一人占め状態で、極めてごきげん。平日に山に来ることの重要性を改めて噛みしめる瞬間である。気温もそれなりに高く、食事が終わってからしばしベンチで昼寝を決め込んだ。
下山路は、笹子峠に下りて笹子駅に戻るか、初鹿野方面に下って甲斐大和駅に向かうか、登りながら考えていたが、この日は夕方から所用があり、早めに帰宅したかったので、山歩きとしては少々物足りないが歩行時間の短い初鹿野に下りることにする。山頂のちょっと下で大鹿峠への道を分け、尾根を下っていくが、もの凄い急下降が続く。おまけにまだ雪が残っているところもあって、足元が不安定なので、ゆっくり慎重に歩を進める。飽きるほど下ったところで林道に躍り出て、少し進むと道の駅に到着した。
若干トイレ休憩をとって、以後は国道20号を歩き、じきに甲斐大和駅に着いた。駅周辺には桜の木がたくさんあって、花見の時期は大変なことになりそうだが、今日は新芽も出ていない平日。他に誰もいない、静かな静かな駅でのんびり電車を待ち、帰途についた。
若干歩行時間は短めだったが、天気はまずまずで眺望は満足できたし、急登・急下降の連続で、シーズン初めのトレーニングとしては、いい山行であった。
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