ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 602063
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

冬の上高地小梨平 テント泊訓練 快晴の穂高連峰

2015年03月14日(土) ~ 2015年03月15日(日)
 - 拍手
やま その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:10
距離
8.1km
登り
322m
下り
141m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:02
休憩
0:08
合計
4:10
11:35
83
スタート地点
12:58
12:59
96
14:35
14:40
7
14:47
14:48
13
15:01
15:01
13
15:14
15:15
30
15:45
ゴール地点
ログは行きの行程のみです。
天候 1日目: 曇り 2日目: 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
冬季は沢渡駐車場も無料ですが、場所が限られています。
http://www.sawando.ne.jp/parking.html
岩見平は除雪されていませんでしたので、向かい側のグレンパークさわんどに断わって止めさせてもらいました。
釜トンネルへは3人以上であればタクシーがお得。沢渡岩見平から2,600円ほど。
コース状況/
危険箇所等
工事車両が入っているので、大正池まで除雪されています。しかしその区間は雪崩の巣ですので、たくさんの人が歩いているからと言って油断は禁物です。
3月はすでに雪崩れた後であることが多いですが、それでも小さいものをあわせて10か所くらいは雪崩の跡を通りました。(結構溶けているのでわかりにくいですが)
その他周辺情報 冬の上高地へ行かれる場合のルールです。
http://www.kamikochi.or.jp/winter/3866/
いざ出発。トンネル内はヘッドランプで照らします。1.3kmほどあります。
2015年03月14日 11:38撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
2
3/14 11:38
いざ出発。トンネル内はヘッドランプで照らします。1.3kmほどあります。
わかりにくいですが、ここと奥は雪崩れた後です。本来は平らな道ですが、雪崩れた後は大きく盛り上がっているのが特徴です。
2015年03月14日 12:57撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
2
3/14 12:57
わかりにくいですが、ここと奥は雪崩れた後です。本来は平らな道ですが、雪崩れた後は大きく盛り上がっているのが特徴です。
アマノフーズ、チーズリゾット。量は少ないですがおいしいです。
2015年03月14日 13:19撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
4
3/14 13:19
アマノフーズ、チーズリゾット。量は少ないですがおいしいです。
雪が張り付いています。
2015年03月14日 14:26撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
3/14 14:26
雪が張り付いています。
河童橋付近は工事車両がたくさん。
2015年03月14日 15:15撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
1
3/14 15:15
河童橋付近は工事車両がたくさん。
小梨平でテント設営。この日は6組ほど。
2015年03月14日 16:13撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
5
3/14 16:13
小梨平でテント設営。この日は6組ほど。
夕方、少し晴れてきました。
2015年03月14日 17:08撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
3
3/14 17:08
夕方、少し晴れてきました。
きれいです。
2015年03月14日 17:09撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
4
3/14 17:09
きれいです。
翌朝、快晴です!
2015年03月15日 06:15撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
3
3/15 6:15
翌朝、快晴です!
だんだん明けてきました。
2015年03月15日 06:15撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
3
3/15 6:15
だんだん明けてきました。
日が当たってきます。
2015年03月15日 06:21撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
4
3/15 6:21
日が当たってきます。
だいぶあたってきました。
2015年03月15日 06:35撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
4
3/15 6:35
だいぶあたってきました。
小梨平も夜明けです。
2015年03月15日 07:04撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
2
3/15 7:04
小梨平も夜明けです。
じゃじゃーん!
2015年03月15日 07:56撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
5
3/15 7:56
じゃじゃーん!
こちらは焼岳。
2015年03月15日 07:57撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
2
3/15 7:57
こちらは焼岳。
少し霧氷もついています。
2015年03月15日 08:32撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
2
3/15 8:32
少し霧氷もついています。
梓川と。
2015年03月15日 08:44撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
4
3/15 8:44
梓川と。
道はこんな感じ、金曜まで降ったようですが良く踏まれています。
2015年03月15日 08:50撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
5
3/15 8:50
道はこんな感じ、金曜まで降ったようですが良く踏まれています。
橋に積もって重たそう。
2015年03月15日 08:58撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
3
3/15 8:58
橋に積もって重たそう。
動物。
2015年03月15日 09:06撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
3
3/15 9:06
動物。
田代池付近から。
2015年03月15日 09:23撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
3
3/15 9:23
田代池付近から。
大正池と焼岳。
2015年03月15日 09:36撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6
3/15 9:36
大正池と焼岳。
大正池と。
2015年03月15日 09:46撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
3
3/15 9:46
大正池と。
道路にハート発見!
2015年03月15日 11:12撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
2
3/15 11:12
道路にハート発見!
撮影機器:

感想

雪上テント泊の訓練に、上高地に行ってきました。
冬は大きめのテントにみんなで入るのが暖かいのですが、
今回はあえて各自ソロテントを持参して設営、食事等も各自で。

工事の車両が出入りしているので、大正池までは除雪されています。ですのでわかりにくいのですが、何か所も雪崩の通り道があります。3月は冬型も緩むことが増え、天候、雪ともに比較的安定していますが油断は禁物です。

大正池手前の分岐で、工事車両は西側の道を通りますので、歩行者は除雪されていない道を歩きます。ただ、悪天候のときなどは分岐を見失うこともあります。(除雪された道を進んでも、田代橋にはつきます。)

土日は人が多いので、ほぼ踏み固められています。滑らないよう注意が必要ですが、ツボ足でほぼ通行可能です。平坦な道なのですが、ところどころ小さな山(1-2m程度)を越える箇所があります。これは、雪崩の跡が盛り上がっている場所なので、積雪直後などは注意が必要です。
除雪されている個所ではなおさらわかりづらいのですが、谷側の雪が他より盛り上がっているところはそのような場所である可能性が高いです。

テント設営場所は小梨平。雪を掘り下げて平らにしますが、少し掘ると氷の層がでてきました。今回の積雪の前、気温が高い日に溶けたものです。テントのペグはすぐに抜けてしまうのでストックを使いました。そのストックがこの氷の層を突き破ると、するすると下まで潜っていきました。

今回、3月としては寒い日でテント室内でも−13℃ほど。
ペットボトルも凍り、素手で金属を触ると張り付いてしまいます。

冬のテント泊では、冬用のシュラフを使い、厚着をすると思いますが着込む以外のポイントがあります。まずは頭と首を温めること。動脈が体表面近くを通っているので、ここを温めれば体が温まりますし、冷やせばすぐに体も冷えます。

それから、上よりも下。寝ているときの熱は体の上面よりも下面から逃げていきます。つまり、体が地面に接している部分の熱対策を重視すること。なので、シュラフを分厚いものにすることよりも、下に敷くものに注意。断熱性の高いもの、何枚も。底冷えを少しでも軽くすることが大事です。

夏用のテントをそのまま使う場合は、風対策が必要です。
今回は無風であったのが幸いでしたが、これが強風の場合下からテント内に風が入り込み、耐えられない寒さになる可能性があります。

夜中にヘッドランプを照らすと、木々のあちこちがキラキラと反射して
とてもきれいでした。ダイヤモンドダストに近い現象かな?

翌朝は念願の晴天。目の前に雪をかぶった穂高連峰を見ることができました。
松本市内からは想像できない、ここは日本かと思ってしまうほどの別世界です。

日帰りの人が多いですが、高低差がないので子連れも何人かみかけました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:797人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

雪山ハイキング 甲信越 [日帰り]
上高地 冬季 釜トンネル-大正池-河童橋
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら