【復帰】金比羅山→麻生山→日の出山→御岳山→ロックガーデン
- GPS
- 06:44
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 1,381m
- 下り
- 1,361m
コースタイム
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:51
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
金比羅山から日の出山までは泥道ばかりだった。 昨日は雨は降ってなかったはずだが、おとといの雨がまだ残っていたのだろう。 |
写真
感想
久しぶりの登山だ。
もはや登山というものが何なのかを忘れるほどしばらく登っていなかった。
9月になっても猛暑が続いたからだ。
10月になりようやく秋らしい気温になったところで、リハビリを兼ねて馴染みのある日の出山に登ることにした。
JR五日市線「武蔵五日市駅」から出発し、金比羅山へ向かう
このルートは半年前に攻略済みだ。
半年ぶりに来てみると、日の出山までの道のりの長さに改めて驚かされる。
金比羅山尾根は基本的になだらかな坂でハイキングコースとしては良い。
しかし麻生山に寄り道をすると泣きを見る。
前回は麻生山を見過ごしてしまったので今回は登ってみたのだが、山頂までは心臓破りの急登が続く。
日の出山付近から何やら目立つとんがり山を見たことはないだろうか。あれが麻生山だ。
山頂は眺望スポットがあり、多摩の街並みが見渡せる。
ベンチもあるので休憩にはいい場所だ。
麻生山から日の出山は近い。
相変わらず日の出山山頂はそこそこ人がいる。
金比羅山尾根はまったく人とすれ違うことはなかった。おそらく、日の出山から下山する人はみな「つるつる温泉」に向かうからだろう。
御岳山に着くと、御岳神社をうろうろした後はこのままロックガーデンに立ち寄ることにした。
ロックガーデンは初めてだったが、御岳山からはそこまで距離はないだろうとタカを括っていた。
長尾平分岐からロックガーデンに向かう道に入っていくと、いきなり急勾配の階段を下るはめになる。
ここで「あれ?」と思う。
少し下ればロックガーデンなるスポットに着くと思いきや、ひたすら標高が下がっていくのだ。
四時間以上は登っていて疲労が既に溜まっている中でこの下りは精神的にもキツい。
200m近くは降っただろうか。大きな滝が見えてくる。七代の滝というらしい。
百尋ノ滝とは引けをとらない大きな滝だ。
ここからは鉄の梯子でしばらく登りが続く。高所恐怖症には非常につらい場所である。
鉄の梯子が終わると大きな岩が見え、子供達の叫び声も聞こえてくる。
岩の方まで近づくと、子供達が鎖場で岩を登っているようだ。アスレチックのように楽しんでいるが、僕にとっては恐怖でしかない。恐怖を押し切って登れば、きっと素晴らしい景色を拝めただろうが、この鎖場はスルーして、ロックガーデンへと向かう。
ロックガーデン(岩石園)とは、どういうスポットなのだろうか。
後から調べると、先ほどの大きな岩周辺から綾広の滝までの道のりを言うらしい。
なるほど。ロックガーデンへ「行く」ではなく、「堪能」するということか。
山に囲まれた場所で、滝から流れる清らかな川を苔の生えた岩をステップして渡っていくという体験型スポットこそがロックガーデンなのだ。
これをタダで体験できるのは素晴らしいと思う。
綾広の滝まで行くと、大岳山ー御岳山の通常の登山道に合流する。
ここからはまた御岳山に戻り、遅めの昼食を取る。山菜ざるそば(950円)を注文。
店内で鳥がものすごいボリュームでピーピー鳴いている。
会計を済ませ店を出ようとすると、なんと店の鳥が「バイバイ」と言ってきた。
ヨウムというアフリカのインコらしい。
知恵をつけたのか、接客スキルまで身につけたようだ。
御岳山からはケーブルカーは使わず歩いて下山した。
リハビリと言いつつも、思いの外長い山行となってしまった。
しかし良い運動(ならし)になったので、次からは未知の登山道に挑んでみようと思う。
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