やはり険しかった八海山

2023年10月14日(土) [日帰り]

• GPS: 08:10
• 距離: 11.9km
• 登り: 1,566m
• 下り: 1,546m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:41
• 休憩: 1:20
• 合計: 8:01

距離 11.9km 登り 1,567m 下り 1,561m

5:45 屏風道、新開道２合目登山口
6:18 6:18 三合目
6:41 6:46 四合目(水場分岐)
7:04 7:21 五合目
8:20 8:21 七合目（ノゾキの松）
9:23 9:25 千本檜小屋
9:32 9:33 八海山（薬師岳）
9:39 9:39 千本檜小屋
9:51 9:56 地蔵岳
10:27 10:34 八海山（大日岳）
10:37 10:37 八ツ峰迂回路分岐
10:53 11:21 八海山
11:37 11:37 八ツ峰迂回路分岐
11:43 11:46 八海山（大日岳）
11:48 11:57 千本檜小屋、新道、五竜岳分岐
13:15 13:17 稲荷社（稲荷清水）
13:55 13:55 屏風道、新開道２合目登山口
13:55 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山口二合目登山口の駐車場へマイカーでアクセス
関越六日町インターから、六日町八海山スキー場へ向かっていき、途中の日大セミナーハウスの案内のあるところで日大セミナーハウス方面に進むと突き当たりに登山口の案内があり右折して道なりに行くと登山口に到着する。

コース状況／危険箇所等

○　屏風道四合目まで
初めに駐車場の脇から屏風沢に下りていき、滑車のある辺りで飛び石で渡渉します。
滑車は増水時用かと思いますが心もとないです。
その後は緩やかで整備のされてる道を登っていきます。
これから山のグレーディング危険度Dの道にかるとは思えないくらいの気持ちよい里山歩きです。
そんなこんなで横メインの移動が続き、樹林が途切れて奥に岩壁と滝が見えると四合目です。

○　四合目から七合目
四合目を越えると破線ルートに変わり、道が荒れ気味になってきます。
初めは普通に歩いて沢を渡渉して、ちょっと悪いトラバースを越えてまた渡渉してって感じですが、最初の鎖場が出てくるとそこからはほぼずっと急登です。
一つ一つの鎖場は長くないのですが、鎖場が終わっても三点確保したくなるレベルの急登と交互に繰り返されます。
途中の岩場は基本的には極端に難しくはないですが、被ってる岩場もそれなりにあったり鎖がある場所が最適ルートとは限らないので注意が要ります。

○　七合目から千本檜小屋
七合目を越えて少し進むと、今度は横へつりの箇所に出ます。ここは足場が狭く片側が切れ落ちていてとても危険な場所です。途中の下りの場所は鎖やロープで確保できる場所はありますが、それ以外は特に人工物はないので笹や草でも掴んで確保するしかないです。
横へつりが終わると枯れた沢を少し登ってからトラバースしてまた急登に入ります。
このトラバースも足場が悪いです。
ここまで来ると尾根がだいぶ近くなり、急登もほぼ終わりです。
最後は笹の払われた緩やかな尾根の登りを上がれば千本檜小屋です。

○　千本檜小屋から八ツ峰、入道岳
千本檜小屋からはしばらく緩やかな道を進んでまずは地蔵岳を巻いて、地蔵岳の按部から八ツ峰に入ります。
初めは傾斜も緩くてホールドもあるので鎖に頼らなくてもスイスイ行けるので楽しいです。
そんな道が登っては下りてトラバースしてまた登ってと続きます。
そして大日岳のところまで来るとちょっと難易度が上がります。
登りハシゴはほぼ垂直にかかっていて、登った後の鎖場の下りも傾斜が垂直に近く、足場もほとんどありません。下りは壁にソールをつけてフリクションを効かせて下りました。
かなり危険です。
その後の入道岳までは普通の登山道です。

○　入道岳から新開道、登山口
入道岳から大日岳の下まで普通の登山道が続きますが、ここからの迂回路がやや難路です。
いきなりの連続ハシゴですが、垂直に近いハシゴもあり、またハシゴのないところもぬかるみ気味で足場も悪くとても迂回路とは思えないです。
そんな険しい下りを越えると狭いトラバースがあり、それを越えるとやっと新開道の分岐です。
この新開道の分岐がどこがルートなのか分かりにくく右往左往してしまいました。
いきなりさらに悪いトラバースが出てきて、着地を間違えると谷底まで落ちそうなひどい場所があります。
その後もしばらくトラバースが連続しますが、とにかく足場が狭く悪く緊張しました。
トラバースが終わると今度は鎖場、岩場の下りです。屏風道と大差ないレベルの鎖場が数ヶ所続き、何とか慎重に下りきると尾根が広くなって普通の登山道に変わります。
そこから下は特に危険箇所もなく、普通の尾根道で下りれます。
グレーディング危険度Dなので最後まで警戒してましたが、最初以外は特に何もありませんでした。

その他周辺情報

登山口には自販機等もなし
温泉等も離れたところになる

写真

10/14 5:46

八ツ峰と屏風岩

10/14 5:46

こっちに行ってしまったけど間違い

10/14 5:52

駐車場から左に入るこっちが正解

10/14 5:53

まずは屏風沢を渡渉する

10/14 6:01

その後は緩やかな道を登っていく

10/14 6:13

この辺はまで実線ルートなので歩きやすい

10/14 6:20

渡渉する

10/14 6:31

少し進んでまた渡渉

10/14 6:40

視界が開けて滝が見えると

10/14 6:41

四合目

10/14 6:48

ここからは破線ルート
最初の鎖

10/14 6:54

展望が開ける

10/14 6:56

この辺りからほとんど立って歩ける箇所はなくなる

10/14 7:02

切り立った尾根を登って

10/14 7:06

五合目

10/14 7:27

この辺の岩場はまだ難しくない

10/14 7:30

物凄い壁

10/14 7:35

この辺りから鎖のかけられてるところが必ずしも正解じゃない感じになってくる(鎖がある場所の方がかえって難しい)

10/14 7:46

地味だけど被せられてる

10/14 7:48

だいぶ上がってきた

10/14 7:54

途切れずに次々くる

10/14 8:04

岩壁と紅葉し始めた木々

10/14 8:09

もういくつめの鎖場なのか

10/14 8:13

おそらく七合目

10/14 8:17

ここから横へつり

10/14 8:18

これは危ない

10/14 8:21

足場はみての通り狭く不安定

10/14 8:22

そんなところを下らされる場所も

10/14 8:26

抜けたら枯れ沢を登って

10/14 8:35

ロープに

10/14 8:38

鎖と急登が続く

10/14 9:06

まだまだ

10/14 9:10

これでラスト！

10/14 9:13

八ツ峰

10/14 9:13

尾根道を登って

10/14 9:24

屏風道だっしゅつ！

10/14 9:24

千本檜小屋

10/14 9:26

表から

10/14 9:27

まずは薬師岳に行く

10/14 9:31

あっという間にとうちゃく！

10/14 9:32

10/14 9:32

魚沼丘陵がよく見える

10/14 9:33

越後駒ヶ岳とか

10/14 9:39

さあ行くぞ八ツ峰

10/14 9:42

地蔵岳は巻いて

10/14 9:45

ここから八ツ峰と迂回路に分かれる

10/14 9:47

屏風道に比べれば

10/14 9:51

まずは不動岳
地蔵岳行き忘れた

10/14 9:51

10/14 9:54

下り
この辺はそこまで鎖使わなくても大丈夫

10/14 10:01

ホールドが豊富なので大丈夫

10/14 10:01

登って

10/14 10:02

トラバース
足元広いので大丈夫

10/14 10:04

また登って

10/14 10:09

白川岳

10/14 10:09

まだボコボコ生えてる

10/14 10:11

ここの下りも難しくない

10/14 10:12

運命の分かれ道
この次から難易度が一段上がるが上がるところでエスケープ出来ないので迂回するならここから

10/14 10:13

ハシゴ

10/14 10:14

鎖場
この辺はまだ手前と大きく難易度は変わらない

10/14 10:17

摩利支岳

10/14 10:17

大日岳が立ちはだかる

10/14 10:17

下りて

10/14 10:20

トラバースして

10/14 10:23

ここがほぼ垂直

10/14 10:25

さあ登った

10/14 10:26

大日岳

10/14 10:26

ここの下りが足場がない。
鎖をしっかり持ってソールを壁につけてフリクションをつける

10/14 10:29

下から見上げる
ミスったらヤバい

10/14 10:30

さぁもう1つ同じような場所

10/14 10:33

無事にクリア
ほんと健脚とかそういう問題じゃない

10/14 10:38

あとは普通の道

10/14 10:54

入道岳とうちゃく！

10/14 10:55

越後駒ヶ岳から中ノ岳

10/14 10:55

三国山脈

10/14 10:55

苗場山方面

10/14 10:55

魚沼丘陵に遠くは北アルプスまで見える

10/14 10:55

米山とか

10/14 10:56

守門岳とか浅草岳とかたぶんこの辺

10/14 11:35

八ツ峰の渋滞
早く出てよかった

10/14 11:40

さぁ新開道へ行くぞ

10/14 11:42

足場の狭い長いハシゴ

10/14 11:48

悪いトラバース

10/14 11:50

さぁ新開道へ

10/14 11:51

ってのっけからナニコレ
道どこー

10/14 11:55

踏み跡と地図を便りに進んでも足場は一向によくならない

10/14 11:57

そしてほぼ垂直の鎖場
屏風道下った方が楽じゃね？

10/14 12:00

そして悪いトラバース
足元が見えない

10/14 12:02

またほぼ垂直の鎖場

10/14 12:05

そして悪いトラバース

10/14 12:09

勘弁してくれーと心の中で叫びまくってたら急に道がよくなった

10/14 12:21

なんかもう普通の尾根道

10/14 12:26

多少傾斜がある場所はあっても危険箇所はない

10/14 12:49

まだまだ油断しちゃダメだよな…と思いつつ

10/14 12:52

脇を見ると屏風道の険しい壁が

10/14 12:58

五合目？

10/14 13:06

だいぶ緩やかになってきた

10/14 13:14

もう普通の里山だ

10/14 13:21

稲荷社

10/14 13:21

こんな感じ

10/14 13:30

ちょっと道が広がって分かりにくいけど踏み跡をしっかり見て

10/14 13:37

三合目

10/14 13:49

そして登山道が終わって未舗装の林道へ

10/14 13:56

二合目駐車場とうちゃく！
おつかれやま💕

撮影機器：

KYG01 KYOCERA

感想

すろうにん😶‍🌫️

なかなか天気とのめぐり合わせとタイミングが合わなかった八海山に行ってきました。
せっかくなので屏風道と新開道の周回でルートをとりましたが、屏風道は思ったよりは険しくなかったものの八ツ峰の大日岳が予想以上に険しかったのと新開道のとりつきがとても悪くて難儀しました。
そんなこともありましたが、天気は良くて道は好条件だったのと、景色は抜群によかったのでこれ以上なく楽しめました。