二上山517m〜近つ飛鳥風土記の丘 満開の桜とパノラマ
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- GPS
- 05:10
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 827m
- 下り
- 797m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇地 図 昭文社「金剛・葛城」 10k |
写真
感想
近鉄二上神社口駅から二上山へ、最初は階段が多く少し急登でした。二上山雄岳山頂517mは二上神社、二上山雌岳山頂474mは日時計のある広場になっており、たくさんの行楽客、丁度サクラが満開でした。ここから竹内峠、平石峠とダイアモンドトレールのコースと歩き、平石峠から西に進みさくら、モミジで有名な高貴寺を通って、風土記の丘手前の第一展望台でコーヒータイム、今日の一日を振り返りました。近つ飛鳥風土記の丘へ出ました。翌11日はダイアモンドトレールチャレンジ登山大会とのことで、その準備の方もおられました。
大阪、奈良県境の山、二上山へ。満開の桜と新緑の青い空とのコントラスト、今日はかなり得した気分でした。
近鉄阿部野駅から南大阪線橿原神宮前行き電車に乗り二上神社口駅で下車、電車を降りると眼前に二上山。雄岳517mと雌岳474mが寄り添うように、なだらかなシルエットを描き出す二上山は、古くは男女二神にみたてふたかみやまと呼ばれていたそうです。山を目掛けて進んでいくと加守神社に到着、葛木倭文神社・葛木二上神社も併設されている。翌週は加守神社おんだ祭とのことで、氏子衆が祭の練習中でした。参拝を済まし、神社の左手の登山道に出る。最初は丸太の階段が続き少し急登、雑木林を登りきると雄岳山頂に到着、葛木二上神社に美化協力金200円也を支払う。最高峰ではあるが何もないので通らなくてもいいのではと思う。
雄岳から鞍部を下り雌岳へ、前方に雌岳の満開の桜、その南に葛城、金剛の山並みが見える。雌岳の馬の背には茶店とトイレが整備されている。桜並木は満開でまさに花見日和。山頂の万葉広場には日時計や三角点がありたくさんの行楽客、山頂の西側には河内平野、東側には大和三山を見渡す奈良の景色です。
昼食を済ませ出発、しばらく杉林の中を行くと急な下りになり車の音が聞こえてくる。竹内峠に到着。竹内街道(国道166号)は飛鳥時代の難波津から飛鳥の都に通じた最古の官道、推古天皇や聖徳太子が派遣した遣隋使もこの道を通り、遙か大陸を目指したそうだ。さらに進んで平石峠へと歩く。平石峠からダイヤモンドトレールのコースを外れ、西に進み、桜、モミジで有名な高貴寺を通って、史跡公園「近つ飛鳥風土記の丘」第一展望台でコーヒータイム、今日の一日を振り返りました。このあと102基の古墳群が点在する29haの広大な公園内をしばし散策、またゆっくり来てみたいところです。(K)
「うつそみの 人なるわれや 明日よりは 二上山を いろせとわが見む」万葉集 大来皇女
※田中澄江「花の百名山」にも二上山(テイショウソウ)は載っています。
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