（福岡） 砥上岳; 秋の里山ハイク

2023年10月18日(水) [日帰り]

• GPS: 03:27
• 距離: 6.6km
• 登り: 494m
• 下り: 500m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:51
• 休憩: 0:37
• 合計: 3:28

11:12 スタート地点（砥上神社）
11:45 11:50 分岐
12:30 12:30 みそぎの原
12:40 12:40 兜岩
12:54 13:16 砥上岳
13:50 13:50 ５合目 鉄塔
14:10 14:20 観音原古墳
14:40 ゴール地点（砥上神社）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

麓の「砥上神社」に駐車場あり。無料。約10台。
なお、県道から「砥上神社」へ入るところは、標識がないので、見落とさないように注意が必要。

コース状況／危険箇所等

登山道自体は、割と良く踏まれていて歩きやすい。

但し、里山ならではの、林業の作業道、九電の巡視道などが錯綜しており、また分岐に表示がないところも多いので要注意です。
「ヤマレコ」マップなどのスマホPSアプリ使用を推奨します。

写真

10/18 14:56

出発点となる、麓の「砥上神社」。神さびた雰囲気のある神社だ

10/18 14:56

境内にあった巨木（イチイガシ）

10/18 11:25

登山口；古い石の道標には、「右　砥上岳」と書いてあり、古くから登られている山なのがわかる

10/18 11:44

「ガイドブック」に書いてある、登山道分岐。ここは標識あり。この付近、杉林で味気ない

10/18 12:30

七合目付近、「ガイドブック」に書いてある、「みそぎの原」。説明板あり。なにやらの伝説の地らしい

10/18 12:54

暗い杉林から明るい自然林に抜けると、ほっとする

10/18 12:44

伝説の「兜岩」。　神功皇后が、この大岩をヘルメット替わりに被って、朝鮮半島へ遠征したそうな

・・・こんな大岩を頭の上に載せるとは、、、
「皇后」は「超大型巨人」だったのだろうか？　(笑)

10/18 12:55

頂上には祠があった。いかにも、山麓部の人々の、信仰の山、といった雰囲気

10/18 13:11

頂上からの展望。南側から東側は、展望が開けている

10/18 12:56

東の方、遠くに、尖がった山も見えた。古処山系かな？

10/18 13:37

下りは、「観音原」コースを行く。こちらは割と自然林が残っていて感じが良い。

10/18 13:42

「カゴノキ」かな？　鹿の子模様が印象的

10/18 13:44

中腹、九電の鉄塔があるあたり、少し展望が開けていた。ススキの奥には九千部山が見える。
今日は青空が涼やかだ

10/18 13:54

「観音原古墳」コースの下部は、杉林となり、分岐が多くて、やや解りにくい

10/18 14:10

三合目付近、登山道から少し離れたところに、「観音原古墳」があった
見た目は古墳っぽくないが、石室入り口がある。

10/18 14:36

山麓に降りてきた。足元の鮮やかな花、「ゲンノショウコ」というやつかな？

撮影機器：

AQUOS sense6 SH-54B docomo シャープ

感想

ベルクハイル

※　今回も、九州の実家起点での軽いハイキング
前日、「分県登山ガイド」を見て、福岡県　筑後地方の里山、「砥上岳」に行って見ることにした。

低山なので、中腹までは杉林が多いのは残念だが、頂上付近は照葉樹の自然林が残っており、紅葉はないが、まずまずの雰囲気。
頂上からは多少の展望もあったし、秋空の元、気持ちの良いハイキングができた一日だった。

また、この山には、「神功皇后」の朝鮮半島遠征にちなむ史跡が点在しており、このあたりが古くから信仰の地だったことが感じられた。

コメント

MISB

bergheilさんこんにちは。

九州には神功皇后伝説の地が沢山ありますね。

わたしも先日糸島にある「鎮懐石八幡宮」という神社を訪ねました。ここも神功皇后伝説の地で、朝鮮半島遠征の前に懐妊したお腹にここで拾った石を巻いて出産を遅らせ（具体的には意味不明ですが）、遠征から帰国後に福岡の宇美神社で無事出産したと記してありました。

ありえない話ではありますが、伝説や伝承が多いのは実在を裏付ける証拠だと言う方もおられるそうで、話としてはとても面白いですね。

ベルクハイル

MISBさん コメントありがとうございます。

確かに、北部九州は、神功皇后遠征の伝説の地が結構ありますね。
日本史は不得手科目だったので良く解りませんが、当時のヤマトの国のシンボル的な存在として伝承が残っているのかも、ですね。

背振山地の山麓などに、古代〜中世の山城跡、古墳群が多いのにも、改めて気づきました。
　子供の頃は、佐賀あたりは「ただの田舎」、としか思ってませんでしたが、この付近の里山を歩くと、歴史の古い場所だったのだな、と改めて思います。