淡き光たつ両神山

2015年03月28日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.4km
• 登り: 1,430m
• 下り: 1,425m

天候

晴れときどき曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

両神神社手前の登山路が雪で凍結しています（要アイゼン）

その他周辺情報

http://www18.ocn.ne.jp/~ogano/onsen.html
両神温泉薬師の湯

写真

無料の駐車場もあります。ここは500円。

山荘の横を抜け

ここで登山届を書いて出発。

沈丁花は神の香りと書いていた作家がいたけれど、神の香りは大げさにしても両神山の登山路に春の香りです。

蠟梅、福寿草、タンポポ、水仙等々、黄色い色は元気をくれる。

登山路から見下ろします。トイレもあります。

鳥居をくぐります。

観蔵行者の石像が安置された観像堂があります。

薄川沿いの斜面をトラバースするように歩きます。薄川を何度も渡り返すため増水時は登山禁止なんだね。

最初の鎖場です。

急斜面の登山路にはセフティ鎖です。

信仰の山だな。

七滝沢コースの分岐点の「会所」に到着です。今回はスタンダードに表参道を行こう〜！。

ベンチや鎖やロープとか、よく整備されています。

ロックガーデン

事故現場

再発防止ロープですね。

不動明王の石像前を通過します。

ピンクリボンはあちこちにあります。

最近設置ですね。リボンも鎖もまだピカピカです。

不動明王像が立つ八海山です。

白藤の滝への分岐ですが、今回はスルーします。

弘法之井戸です。

この方は弘法大師様でしょうか？

両神山の天然水ですね。

やがて清滝小屋が見えてきました。

ログハウス風の立派な建物です。

宿泊者名簿もあります。

結構な人数が泊まれます。

相方と一緒ならここで山ごはんだけれど、今日はソロなので小休止して山頂目指します。

冬季期間のため炊事場の水は出なかった。

悟りかな・・・人世霊神。

衛生上は不明なるも、このつららでオンザロックしてみたい。

産体尾根に出ました。

3/28 9:39

ギザギザ岩屏風の一部。

穏やかな尾根道歩きかと思いきや

この辺りから鎖が増えてきました。

『一人ずつ登ろう』を過ぎたあたりから

登山路は凍結していてアイゼンが必要です。

ここも滑落再発防止階段だね。

両神神社に到達です。

山頂の山腹を巻きます。ここも凍結注意です。

山頂直下の鎖場

そしてこの先が

頂上です。

イザナギ・イザナミを祀る両神神社の奥宮

頂上は絶景です。

霞んではいるけれど、春らしくていいかも。

来た道を戻ります。

無事に鳥居まで戻りました。祀られている石仏に感謝。

撮影機器：

Canon PowerShot SX710 HS Canon

感想

yamatosora

春のうららかな陽気のなか
標高1723m、登山口からの高低差1000mの両神山へ行ってきました。
今回は表参道の日向大谷口からの山歩きだけど
バラエティーに富んだ登山道です。
初めは瀬音と小鳥のさえずりを聴きながら、
透明な水の流れや小滝の連続する景色が五感を癒してくれます。
その後の変化に富んだルート、アイゼンを付けた雪（氷）道歩き
ほどよい鎖場などがアクセントを添えてくれました。
山頂は濁りのないクリアな空とはいかなかったけれど
おぼろ気味ながらも浅間山や富士山も顔をのぞかせ
北アルプスの山脈も一望できました。

深田久弥がこの山を百名山に選定した理由に
岩屏風を立てたような威圧的な山容と人々の信仰の歴史そのもの
そしてニリンソウをはじめとした花の美しさと言われています。
五月の花の開期にはぜひともまた訪ねてみたいですね。


適度な疲れと充実感で一日過ごせたことに感謝。