ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6084723
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

仙丈ヶ岳(地蔵尾根ピストン)

2023年10月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
09:07
距離
29.7km
登り
2,636m
下り
2,627m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:36
休憩
0:27
合計
9:03
5:33
5:33
73
6:46
6:46
44
7:30
7:31
34
8:05
8:05
80
9:25
9:28
12
9:40
9:57
16
10:13
10:14
5
10:19
10:21
4
10:25
10:25
45
11:10
11:10
38
11:48
11:48
60
12:48
12:51
35
13:26
13:26
0
13:26
ゴール地点
復路の後半は大体走っています。
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
柏木登山口の登山者用駐車場に駐車しました。
AM4時過ぎ頃で既に5台ほど停まっていました。
コース状況/
危険箇所等
※10月22日現在の状況です。今後の積雪等の状況によっては大きく変わる可能性があります。

・特別危険を感じるような箇所はありませんでした。
・登山道の細い箇所、一部怪しい箇所がありますが、全体に踏み跡は明瞭、赤テープ多数付いていました。
・基本的に尾根上か、斜面の南〜南東を巻きながら東へ進むルート取りになっています。
その他周辺情報 下山後に、高遠温泉さくらの湯(日帰り入浴600円→割引540円)で入浴しました。
今回は夜明け前スタート。
1時間ほどナイトハイクで時間に余裕を持ちます。
1
今回は夜明け前スタート。
1時間ほどナイトハイクで時間に余裕を持ちます。
歩き始め何度か林道と交差します。
歩き始め何度か林道と交差します。
林道との交差ポイント。
中央アルプス方面が開ける場所がありました。
林道との交差ポイント。
中央アルプス方面が開ける場所がありました。
このあたりから明るいカラマツ林になったのでヘッデンをしまいます。
1
このあたりから明るいカラマツ林になったのでヘッデンをしまいます。
まだ薄暗い中、木々が黄色く色づいているのが分かります。
1
まだ薄暗い中、木々が黄色く色づいているのが分かります。
途中、登山道脇で白い塊がぽつぽつ。
2
途中、登山道脇で白い塊がぽつぽつ。
よく見たらシモバシラ現象。
まさかの10月のシモバシラ!驚きです。
奇跡的に条件が重なったんでしょうね。
5
よく見たらシモバシラ現象。
まさかの10月のシモバシラ!驚きです。
奇跡的に条件が重なったんでしょうね。
右手カラマツ林の間からは中央アルプスが赤く色づいていました。間もなく夜明けです。
1
右手カラマツ林の間からは中央アルプスが赤く色づいていました。間もなく夜明けです。
松峯小屋との分岐点。
100mとのことですが、結構下りそうだったので今回はスルー。
1
松峯小屋との分岐点。
100mとのことですが、結構下りそうだったので今回はスルー。
あたりは苔むした岩々と針葉樹林帯。
1
あたりは苔むした岩々と針葉樹林帯。
ここで朝陽が差し込みます。
ここで朝陽が差し込みます。
途中、地蔵岳への分岐。
せっかくなので寄ってみます。
途中、地蔵岳への分岐。
せっかくなので寄ってみます。
山頂は樹林帯で展望は無し。
三等三角点がありました。
山頂は樹林帯で展望は無し。
三等三角点がありました。
少し先で木々の間から北ア方面が見えていました。
アップだと粗くなりますが、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬三山。
向こうも天気は快晴でした。
1
少し先で木々の間から北ア方面が見えていました。
アップだと粗くなりますが、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬三山。
向こうも天気は快晴でした。
そして、森林限界前で展望ポイント。
塩見、荒川、赤石岳方面。
3
そして、森林限界前で展望ポイント。
塩見、荒川、赤石岳方面。
地蔵岳奥は中央アルプスを一望。
今年歩いた越百山、南駒ヶ岳、空木岳の稜線もよく見えています。
地蔵岳奥は中央アルプスを一望。
今年歩いた越百山、南駒ヶ岳、空木岳の稜線もよく見えています。
右へ。乗鞍岳と笠ヶ岳、穂高連峰、槍ヶ岳まで。
2
右へ。乗鞍岳と笠ヶ岳、穂高連峰、槍ヶ岳まで。
積雪進む乗鞍岳。
2
積雪進む乗鞍岳。
アップで、笠ヶ岳〜穂高岳〜槍ヶ岳。
2
アップで、笠ヶ岳〜穂高岳〜槍ヶ岳。
塩見岳、荒川岳、赤石岳。
塩見岳、荒川岳、赤石岳。
進行方向左手は木々の間から鋸岳。
1
進行方向左手は木々の間から鋸岳。
ダケカンバ林を抜けると間もなく森林限界です。
1
ダケカンバ林を抜けると間もなく森林限界です。
展望広がる稜線へ。
風が吹き、体感温度が一気に下がります。
一旦下がり服装チェンジします。
1
展望広がる稜線へ。
風が吹き、体感温度が一気に下がります。
一旦下がり服装チェンジします。
稜線に出て再びの展望。
快晴の空と中央アルプス。
1
稜線に出て再びの展望。
快晴の空と中央アルプス。
同、北アルプス。
1
同、北アルプス。
ギリギリまで広角にして両者を。
中央アルプス〜北アルプス全景。
1
ギリギリまで広角にして両者を。
中央アルプス〜北アルプス全景。
中央の仙丈ヶ岳へ向かって稜線歩き。
日差しは強いですが、風があって寒いです。
中央の仙丈ヶ岳へ向かって稜線歩き。
日差しは強いですが、風があって寒いです。
左手には鋸岳と甲斐駒ヶ岳。
奥には八ヶ岳連峰。
2
左手には鋸岳と甲斐駒ヶ岳。
奥には八ヶ岳連峰。
甲斐駒をアップで。
甲斐駒をアップで。
大仙丈岳と屏風のような岩肌。
2
大仙丈岳と屏風のような岩肌。
甲斐駒がカッコイイのでもう1枚。
右奥には奥秩父も見えていました。
1
甲斐駒がカッコイイのでもう1枚。
右奥には奥秩父も見えていました。
地蔵尾根分岐に到着。
ここで積雪の藪沢カールが姿を見せます。
2
地蔵尾根分岐に到着。
ここで積雪の藪沢カールが姿を見せます。
分岐点も絶好の北アビューポイントです。
1
分岐点も絶好の北アビューポイントです。
中央アルプス右奥には御嶽山。
さらに奥には白山。
1
中央アルプス右奥には御嶽山。
さらに奥には白山。
カールを左手に稜線を登ります。
カールを左手に稜線を登ります。
藪沢カールと右が仙丈ヶ岳山頂です。
2
藪沢カールと右が仙丈ヶ岳山頂です。
登り切って仙丈ヶ岳山頂。
19年ぶりくらいの登頂です。
快晴の空と文句無しの360度の展望!
4
登り切って仙丈ヶ岳山頂。
19年ぶりくらいの登頂です。
快晴の空と文句無しの360度の展望!
白峰三山と左奥に富士山。
右奥に笊ヶ岳が映り込みました。
3
白峰三山と左奥に富士山。
右奥に笊ヶ岳が映り込みました。
アップで。
北岳と富士山。
2
アップで。
北岳と富士山。
北側は藪沢カールと仙丈小屋。
左から鋸岳、甲斐駒ヶ岳、アサヨ峰、鳳凰三山。
左奥の八ヶ岳のさらに裏には浅間山も。
3
北側は藪沢カールと仙丈小屋。
左から鋸岳、甲斐駒ヶ岳、アサヨ峰、鳳凰三山。
左奥の八ヶ岳のさらに裏には浅間山も。
甲斐駒〜北岳。
南側は中央の塩見岳、左へ蝙蝠岳、笊ヶ岳。
塩見岳の裏に荒川岳、右へ赤石岳、聖岳などが見えています。
1
南側は中央の塩見岳、左へ蝙蝠岳、笊ヶ岳。
塩見岳の裏に荒川岳、右へ赤石岳、聖岳などが見えています。
北西方向はこれまで見ながら歩いてきた北アルプスを一望!
1
北西方向はこれまで見ながら歩いてきた北アルプスを一望!
西側は中央アルプスと御嶽山。
1
西側は中央アルプスと御嶽山。
稜線からカール下の仙丈小屋を見下ろす。
1
稜線からカール下の仙丈小屋を見下ろす。
北側斜面は積雪で白く染まります。
一部念のためチェーンスパイク装着して通過しました。
2
北側斜面は積雪で白く染まります。
一部念のためチェーンスパイク装着して通過しました。
仙丈小屋への分岐点手前から山頂方向の展望。
時刻は10時。登山者がだいぶ増えてきました。
2
仙丈小屋への分岐点手前から山頂方向の展望。
時刻は10時。登山者がだいぶ増えてきました。
雪斜面を見上げる。
雪斜面を見上げる。
仙丈小屋へ降りてきました。
小屋は先週末で小屋閉め。閑散としていました。
2
仙丈小屋へ降りてきました。
小屋は先週末で小屋閉め。閑散としていました。
藪沢カールを見上げる。
この景色を見にここまで降りてきました。
ここから地蔵尾根分岐まで登り返し。
1
藪沢カールを見上げる。
この景色を見にここまで降りてきました。
ここから地蔵尾根分岐まで登り返し。
再び地蔵尾根分岐。
1
再び地蔵尾根分岐。
再び中央ア〜北ア。
思わず撮りたくなる、そんな景色がずっと続きます。
1
再び中央ア〜北ア。
思わず撮りたくなる、そんな景色がずっと続きます。
稜線を下り、仙丈ヶ岳山頂が離れていきます。
1
稜線を下り、仙丈ヶ岳山頂が離れていきます。
仙丈ヶ岳〜大仙丈ヶ岳。
2
仙丈ヶ岳〜大仙丈ヶ岳。
麓へと延びる、長い地蔵尾根。
1
麓へと延びる、長い地蔵尾根。
稜線から先は再び針葉樹林の尾根に入ります。
所々、登り返しもあります。
稜線から先は再び針葉樹林の尾根に入ります。
所々、登り返しもあります。
針葉樹林帯を抜けると明るいカラマツ林。
見上げれば全てが黄葉。
3
針葉樹林帯を抜けると明るいカラマツ林。
見上げれば全てが黄葉。
見上げるナナカマドとカラマツ。
2
見上げるナナカマドとカラマツ。
ダケカンバの黄色は一際目立ちます。
2
ダケカンバの黄色は一際目立ちます。
山肌は全てが黄色く染まります。
山肌は全てが黄色く染まります。
マルバダケブキの綿毛と。
2
マルバダケブキの綿毛と。
青空とカラマツ黄葉。
林道と並行して登山道が伸びています。
2
青空とカラマツ黄葉。
林道と並行して登山道が伸びています。
紅葉は標高2,000m下が見頃。
3
紅葉は標高2,000m下が見頃。
林道との交差点。
2
林道との交差点。
金色に染まるカエデの奥には中央アルプス。
1
金色に染まるカエデの奥には中央アルプス。
再び中央アルプスのビューポイント。
ここからは広葉樹林帯の紅葉に切り替わります。
1
再び中央アルプスのビューポイント。
ここからは広葉樹林帯の紅葉に切り替わります。
赤、黄、橙。
青空に良く映えます。
3
青空に良く映えます。
色とりどりに染まる林道を進みます。
2
色とりどりに染まる林道を進みます。
およそ800mほどの林道との併用区間は今が紅葉見頃。
2
およそ800mほどの林道との併用区間は今が紅葉見頃。
一面の黄。
咲き残るトリカブト。
1
咲き残るトリカブト。
行きはスルーした、孝行猿の遺跡。
1
行きはスルーした、孝行猿の遺跡。
最後に鉄塔を見上げると、
1
最後に鉄塔を見上げると、
登山口へ降りてきました。
1
登山口へ降りてきました。
無事に駐車場へ戻り終了です。
1
無事に駐車場へ戻り終了です。
下山後は、高遠温泉さくらの湯へ。
登山後の充足感に包まれながら、下道でのんびり帰宅しました。
1
下山後は、高遠温泉さくらの湯へ。
登山後の充足感に包まれながら、下道でのんびり帰宅しました。

感想

柏木登山口に着いて出発準備。
ここでカメラを忘れたことに初めて気付きました。
登山口に着くまで全く思い至らなかったとは痛恨の極み。
(行きがけ途中で気づいても時すでに遅しですが。)
せっかくの好天でしたが、古スマホでの雑な撮影になってしまいました。

さて、今回は温めていた仙丈ヶ岳地蔵尾根。
仙丈ヶ岳登頂は学生の頃に登って以来、かれこれ19年ぶりくらいになります。
レコ登録し始めるだいぶ前の頃の話ですね。
次登るとしたら地蔵尾根からかな〜と朧げに考えつつもなかなか機会が訪れませんでした。

前置きが長すぎますが、ひとまず満を持して歩いてきました。
歩き終わって第一の感想は、楽しかった!
確かに天気快晴で稜線上では素晴らしい展望を堪能できたことももちろんあります。
が、それ以上に行程が長いながらも、内容は変化に富んでいました。
地蔵尾根は展望はあまり期待できないルートですが、歩くたびに景色が変わり、歩いている距離を実感しながら、飽きることなく登ることが出来ます。
麓からの広葉樹林帯の紅葉、カラマツ林の黄葉、針葉樹林と苔むした林床、突然現れるビューポイント、そして森林限界からの絶景の稜線歩き、雪化粧した山頂。
麓の黄、針葉樹林の緑、山頂周辺の白。あれ?これ三段紅葉じゃね?(違う)
そして、往復ルートでしたが、復路は日が高くなりまた違った景色を見ることが出来ました。
展望の無い樹林帯を歩いていて、ここまでテンション上がることはあまり無い気がします。

下山後は、疲労感より満足感。
(とは言え、翌日は多少は筋肉痛になりましたが。。)
登山後の余韻に浸りながら、行きに引き続き、帰りも下道でのんびり帰宅しました。
まともに写真が撮れなかったのが唯一の心残りです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:227人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら