雨飾山
- GPS
- 06:50
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 996m
- 下り
- 1,012m
コースタイム
天候 | 雨(雪?)のち快晴。前夜から降っていた雨が未明に雪へと変わり、明け方まで断続的に降っていました。陽が昇るころには降雨も落ち着き、一面の青空となりました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
約4.5hほどかけて雨飾高原キャンプ場前の駐車場に到着。夜20時前に到着しましたが、既に30台以上のクルマが停まっており、大部分の方が車中泊だったようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前夜から降り続いた雨と雪のため、非常に歩き難かったです。登りの途中からは軽アイゼンやチェーンスパイクが無いと厳しかったと思います。下山時は降り積もった雪が融けて登山道がドロドロぐちょぐちょの泥濘に。泥だらけになった上、非常に滑りやすく怖かったです。 |
その他周辺情報 | 帰りは道の駅小谷にある「深山の湯」に立ち寄りました。入浴料700円でした。道の駅小谷には、その他にも食事処や売店がありました。併設されていた屋外の蕎麦屋でキノコ蕎麦大盛(950円)を頂きました。美味しかったです。売店では近隣の名産品が揃っており、冷凍のおやきと野沢菜を購入しました。 |
写真
装備
個人装備 |
軽アイゼン
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感想
紅葉の名所でもある雨飾山に行ってきました。ずっと行きたいと思っていたのですが、自宅から比較的距離もあるため躊躇していました。今回ようやく重い腰を上げ行動に移すことが出来ました(笑)
【前日に出発し雨飾高原キャンプ場前の駐車場で車中泊】
・前日の土曜日、日帰りでどこか行ける所はないかと探していたら、雨飾山がてんくらA判定であることが判明。
・ずっと前から計画していたが、長野県の中でも新潟寄りで、関東からはなかなか気軽に行ける距離ではないため長いこと後回しになっていたが、一念発起して雨飾山を目指すことに。
・急遽、登山準備をして土曜の15時くらいに自宅を出発。事前調査の限りでは、一番登山口に近い駐車場は40台ほどの駐車スペースがあるが、早い時間に満車になってしまうとの事だったので、車中での前泊を計画。
・いつものように所沢から関越道へ。途中の上里SAで肉うどん大盛(980円)を注文。ちょっと早い晩御飯。
・その後は、上信越道の長野ICまで走り、そこからはナビの指示に従い下道を走行。
・長野市内のローソンで買出し。飲料と朝ごはん、行動食を調達。
・途中、白馬長野有料道路というところに気付かず入り、通行料210円が掛かることを知り、財布が見つからずアタフタ。後部座席のザックの中に財布を締まっていたので取り出すのに難儀しました。後続車がいなくて良かった^^。
・そのまま真っ直ぐ雨飾高原キャンプ場前の登山口に向かいました。到着したのは19時半くらいだったと思います。
・登山口前の駐車場は40台ほど駐車スペースがあるようですが、既に30台以上停まっていました。みなさん同じ考えのようで、車中泊して朝イチで登山する方々のようでした。
・到着時、天気は雨。未明には氷雨と変わりとても寒かったです。
・当初、翌朝AM5:00に起床し行動を計画していましたが、あまりの寒さに寝ることが出来ず、トイレのため車外に出たらまだ雨が。
・結局、日曜の朝はAM7:00に起床。外を見ると一面の青空で急ぎ出発準備を行いました。
【登山開始、頂上へ】
・準備を整えAM7:20頃に出発。登山口にあった東屋みたいなところで入山届を記入して提出。
・昨夜は気が付かなかったが、駐車場周辺は紅葉のピークであたり一面とても綺麗な景色が広がっていました。
・山頂方向に目をやると、前夜からの雨が未明に雪へと変わったらしく真っ白。登山口にいた山岳救助隊員の方に伺うと、凍結はしていないと思うが積雪はあるだろう、との事。
・歩き始めると、最初は木道がありました。凍結しており滑りそうで少し怖かったです。
・木道を歩き始めてすぐ、分岐が出てくるのですが、どちらを通っても同じところに出ます。ただ右ルートのほうが道がしっかりしており歩きやすかったです。(下りの際にもう片方のルートを通りましたが、泥濘と雑草が酷かったです)
・ほどなくして傾斜が少しキツくなり本格的な登りが始まります。
・雨飾山の登山道には11分の1のように合目の目安が切ってありました。11分の2くらいまではすぐだったと記憶しているのですが、そこから先はすごく長く感じました。
・ブナ平というポイントがあるのですが、この手前くらいから積雪が目立つようになってきました。
・このあたりから、チラホラと戻ってくる登山者が現れるように。聞くと冬山装備を持っておらず危ないため引き返したとのこと。
・ブナ平を過ぎると正面にドーンと山肌が見えるポイントがあります、ここからは軽アイゼンが必要でした。
・軽アイゼンを着けて斜面を下ると荒菅沢が見えてきます。小さな沢ですが渡渉する必要があります。
・ここからいよいよ急な登りが始まり
ます。
・笹平までは1時間半弱。途中、登り待ち、下り待ちの大渋滞で自分のペースで歩くことが出来ませんでしたが、バテていたので丁度良かったかも。
・笹平まで上がってくるとようやく頂上が見えます。フラットな笹原を頂上直下までほぼ水平に歩いて行きます。
・頂上直下は最後の急登。ここも登り下りの大渋滞が発生していました。
・ようやく山頂へ到着。糸魚川側のピークと、小谷側のピークがあるみたいで、山頂の碑は小谷側にあります。
・山頂からの眺望は抜群で、遠くに糸魚川の街並みと日本海、北アルプス方面に目をやると鹿島槍や唐松岳といった名峰の姿が見えました。反対側には焼山と、僅かにピークを覗かせた火打山の姿が。
・山頂も混んでいたので、サッと写真を撮ったら下山。タイミング悪く直前に団体さん2組が下山しており頂上直下の急登からずっと渋滞。
・一組目の団体さんは笹平の手前で抜かさせてくれたけど、二組目の団体さんは荒菅沢までの間の半分くらい行ったところまで抜かさせてくれず、下りに結構時間を要しました。
・二組目の団体さんを抜いたあとは他に登山者の姿もほとんど見えず、紅葉ピーク時期の雨飾山とは思えないほど静かな山歩きを堪能出来ました。
・荒菅沢の手前で軽アイゼンを外しました。このあたりからは、未明に降り積もった雪が融けてグチョグチョどろどろの泥濘地獄。
・泥濘で足元が泥まみれになりながら歩き続け、ようやく駐車場のある雨飾高原キャンプ場に戻って来ました。この時既に14時半、約7時間の山旅となりました。
【下山、そして道の駅に立ち寄ってから帰宅】
・帰りは自宅に直帰せず、近くにある
道の駅小谷に立ち寄り。温泉に浸かり、外の蕎麦屋で遅めのお昼ごはんを頂きました。
・売店の試食コーナーにあった野沢菜が美味しかったので1パック購入。その他にも冷凍のおやきが美味しいそうだったのでつい購入してしまいました。
・帰りは往路と同様に長野ICまで下道を走り、上信越道〜関越道経由で帰って来ました。途中、長野市に入るとこで渋滞に巻き込まれ、また上信越道に乗った直後も猛烈な渋滞が発生しており、帰宅するのに7時間近く要しました。
・あまりにも渋滞が酷かったので、途中の東部湯の丸SAで晩御飯休憩。山賊ニラだれ何とか定食を頂きました。実物を見て気がついたのですが前にも食べたことがあるような。
・前夜の車中泊もあり、睡眠がほとんど取れていなかったため大変疲れました。
長かった夏が終わったと思ったら、短い秋が一瞬のうちに通り過ぎ、山は既に冬の様相。今月あと1回はどこかに行けると良いんだけど。
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