【秋冷作戦】紅葉の進む護摩壇山〜龍神岳〜耳取山〜千ノ時【丁8.8】
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- GPS
- 01:38
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 287m
- 下り
- 295m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
耳取山から先は歩く人もほとんどいないようで道も落葉に埋もれがち。 |
その他周辺情報 | 道の駅には売店はあるも食堂が無かったので、テントで出店していたところでカレーパンと鶏の唐揚げセットを調達。 |
写真
感想
こちらに転勤してきた当初は、とりあえず関西一円サークルKの最高峰をサクッと巡ろうと考えていたのだが、いまだ大阪と京都の最高峰しか歩いていない。
何やかややっているうちに時間がすぐに経ってしまう。
【哀しきかな、人手不足】
今回は橋本からレンタカーを使ったのだが、土日の朝イチという、最も混み合うであろう時間帯にも関わらず、店で対応しているのは店長と思しき男性1人のみだった。いわゆるワンオペである。
そして、夕方店に戻ってくると、その男性が1人で車の手入れをしていた。
え?もしかして1日12時間(実際に休憩できているのかわからない休憩時間を除いても11時間。客の来ない時間が休憩時間?)ずっと1人?さすがに1週間ずっとその男性1人ということはさすがに無いだろうが、結局、常時1人しか置いておけないほど人がいないということなのだろう。
過疎と言うべきか、人手不足と言うべきか、これが今も大勢の人が流入する首都圏都心部では見えることのない地方の現実なのだと慄然とする。
人口減少対策として外国人労働力に期待する向きもあるが、外国人は地縁が無い分フットワークも軽く、より賃金の高い地域にすぐ移り去ってしまうだろう。結局、過疎地は過疎地、地方は地方のまま。
人口減少、労働力減少が地方、特に過疎地にとって自分達ではもうどうしようもない不可抗力だとするならば、あとはサービスの質を落とすしかないだろう。いや、日本の従来のサービスは「お客様は神様」ともいう顧客第一主義の下、過剰且つ歪に発展したものであるから、サービスの質を正常化していく、という表現の方が正しいか。
そうなると消費者の側も謙虚に、賢くならないといけない。具体的には、まず、注文したらすぐ品が出てくるファストフード思考を古き良き時代の遺物として捨て去り、「待つこと」に慣れていかないといけないだろう。何しろ、客の数に対して店員の数が圧倒的に足りないのだから。
しかし、ファストフード思考に何十年も染まって来た日本人がそうそう簡単にマインドチェンジできるものではない。
そこで普及してくるのが、店の体制に応じた予約枠の調整(店員が1人しかいない時間帯は2組までしか予約できなくする等)や、追加料金を払った場合の優先・優遇対応だ。待たされるのが嫌な人は追加料金を払って優先的に対応してもらう。
もしかしたら、人手不足をきっかけにして日本でもチップ制が普及するかもしれない。そうしたら労働者の実入りも増え、労働生産性も上がるということになるのではないか。
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