靴慣らしに飯能エリアをハイキング
- GPS
- 11:54
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 1,332m
- 下り
- 1,201m
コースタイム
- 山行
- 9:58
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 11:50
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
ゴールデンウィークには残雪期の南アルプスに行きたいと思っている。しかし、前回の山行で、手持ちの冬用二重靴は、雪の無い登山道を歩くのはちょっと無理がある事が分かってしまったので、登山道に雪がある場所も無い場所も混在していると思われる残雪期の南アルプスを歩くためには、もっと足首が曲げ易い冬用のシングルブーツが必要、と考えた。
最初は試し履きだけの積もりだったのだが、雪山用品のシーズンも終わりで在庫もほとんど無い筈なのに自分のサイズの靴の在庫が一点だけあり、年度末で割引もポイント還元も条件が良かったので、またもや貯金を崩して買ってしまった。また貯金が減ってしまった…。
今回の靴は部分的に革を使っているので、しっかりと履き慣らす必要があり、また雪の無い登山道での感触を確かめたかったので、行先は飯能エリアにした。飯能エリアは、自宅からの交通費が奥多摩よりも安く、所要時間も奥多摩より短いので、長い時間歩ける。また、全体に標高は低いが、東飯能駅近くの天覧山から、徐々に標高を上げながら山がずっと連なっている。なので、東飯能駅から歩けるところまで歩いてみようと思った。今回もキャンプ道具と、多分使わないのは承知の上で念のためアイゼンもザックに詰め込んだ。
東飯能駅へ行ってみたら小雨が降っている。雨は嫌いだが仕方ない。雨具を着て、気分転換にコンビニのコーヒーを飲んだ後で出発した。幸い、雨足は強くはならず、そのうちに止んでくれた。
天覧山は標高197mと、今まで登った山の中で一番低く、山と言うより丘で、あっと言う間に着いてしまった。次の多峯主山までは、西武鉄道が宣伝しているだけあって、道標が完備されていた。しかし、多峯主山の下りで、地図に無い分岐点が出てきて、早速道を間違えてしまった(写真参照)。
新しい靴は、靴紐を強めに締め込むと足首の固定がかなり強くなってしまうので、無雪の登山道ではマメ防止の点からも靴紐はちょっと緩めが良いようだ。靴紐の締め具合が丁度良くなったら、無雪の登山道を快適に歩けるようになった。
このところ、山行で体調の優れないことが続いていたが、今回は大丈夫だった。ただ、冬の間、雪山の経験を積む事を優先し、交通費の嵩むちょっと遠目の山へ行っていた分、山行の頻度が落ちてしまっていたので、体力もだいぶ落ちてしまっていた。標高400m台の天覚山や大高山への大した事のない登りでも大汗をかいてしまった。
吾野と栃屋谷を結ぶ道と交差する十字路より先は、地図上で破線ルートになっているが、ここでも道迷いに遭ってしまった。正規のルートが直進でない事を合図する木の束が置いてあり、そこから左へはっきりした踏み跡も延びていたのに、気付かずに直進してしまい、30分位ウロウロして時間をロスしてしまった。
日もだいぶ傾いてきた辺りで、左足の踵に違和感を感じたので、靴を脱いでみたら、マメが2箇所に出来て潰れていた。マメができた事と、今回歩いたエリアは人里が近くキャンプしたい気持ちが無くなってきていた事で、予定を変えて下山することにした。子の権現の少し手間で日没を迎え、西吾野駅まで久しぶりの夜間歩行となった。
今回、ゴールデンウィークに備え、自分に高負荷をかけて現状の体力を把握しようと、比較的長い時間歩いてみたが、翌日は疲れが抜けず、雨だった事もあって、寝たり起きたりを終日繰り返した。南アルプスへ行くには、もっともっと体力を付ける必要がありそうだ。また、行動食だけではカロリーが足りないようなので、昼食を摂る事も検討した方が良さそうだ。
(なお、GPSの電池切れで、途中のルートが直線になってしまった)
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