熊野古道中辺路を歩く◆善の本宮へ〜

- GPS
- 64:00
- 距離
- 41.2km
- 登り
- 2,385m
- 下り
- 2,482m
コースタイム
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 8:55
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 9:21
本宮・大斎宮参拝後、バスに乗って川湯温泉の民宿に向かいました。
民宿はバス停川湯温泉のすぐ前にあります。
| 天候 | 4日 晴れのち曇り 5日 雨:小雨になったり霧雨になったり 発心門王子からは本降りになり 本宮と大斎宮では大雨で大歓迎された(T_T) |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス
バス停から高原霧の里まで歩きそこから熊野古道の続きを歩きました。 4日:高原霧の里〜近露王子〜小広王子 バス停小広王子口までは5分でアクセスが良いので この日の行程はここまでとし バスに乗るつもりが乗ろうと思っていた時間のバスは急行でここに止まらず。 仕方ないので歩いて野中一方杉まで近露方面に戻る(/_;) そこからバスに乗って近露まで戻りバス停柿平で下りて 民宿に泊まる ※民宿なかの http://www2.w-shokokai.or.jp/nakahechi/menber-page/minsyukunakano.html この日の宿泊は インドから来られた家族3人(白人さんのベジタリアン家族) オーストラリアから来られた若い女性1人 外国人の宿泊が多いらしく宿の御主人おかみさんは対応されています。 5日:バスで小広王子口まで移動し前日の続きを歩きました。 小広王子〜発心門王子〜熊野本宮〜大斎宮 同じ宿に泊まったオーストラリアから来た若い女性と本宮近くで合流 26歳の彼女、日本語話せなくても熊野古道を歩きたくて来日したらしい。 外国の方はロングトレイルを歩くのが好きらしく、本宮近くになるとたくさん歩いていらっしゃいます。 バスで川湯温泉に移動し温泉民宿大村屋に宿泊 ※民宿大村屋、源泉かけ流しの温泉宿 http://oomuraya.net/ 湯の峰温泉は外国人に人気で多く宿泊しているとか。(壺湯目当てかな?) 前日同じ宿だったオーストラリアの若い女性は湯の峰に向かいました。 ※バスの便は決して多くはないので バスの時刻に合わせて行動したほうがいいです。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
※ルート、バスの時刻など熊野ツーリズムビューローHP参考 http://www.tb-kumano.jp/ ※バス http://www.tb-kumano.jp/access/in-tanabe/bus-timetable/ 高原霧の里〜牛馬童子〜近露〜小広王子 道は整備されて歩きやすく、晴れていれば快適 近露までは4時間の山道を歩くことになるが 高原霧の里(売店で大福餅を買える・自販機あり)と十丈王子でトイレ休憩できる 十丈王子から道が細くアップダウンの効いた道になる 牛馬童子像の付近では道の駅も隣接し売店トイレがあるので休憩できる 牛馬童子から箸折峠を経れば近露の里が見下ろせる 箸折峠の展望地から里までは急な下りになる 近露王子横に売店・食事処・トイレ・休憩所あり 近露から継桜までは民家の点在する道を歩くが上り坂になっている 継桜王子のあたりに野中の清水がある(美味しいらしい) 継桜王子〜小広王子まではひたすら林道歩き 飽きて来るけど桜も満開で向かいの山々の展望がいい 小広王子〜発心門王子〜熊野本宮 三越峠まで三つの峠を越えるのでアップダウンの効いた山道となる 急坂の下りはあるがとくに危ない個所はなし 岩神王子への道は通行止めで迂回路のルートがあるがこちらもなかなか 歩きごたえがある 発心門王子からは道幅の広い歩きやすい道となる ほとんど下り坂になる 晴れていれば伏拝王子から大斎宮が見えるらしいが雨のため展望なし 本宮近くには 世界遺産熊野本宮館、熊野本宮観光協会があり 食事所・売店・土産物店もある。 |
| その他周辺情報 | 川湯温泉、渡瀬温泉、湯の峰温泉があります http://www.tb-kumano.jp/onsen/ |
写真
感想
いよいよ中辺路ルートを歩いて一泊二日で熊野本宮に向かう。
夜は雷が鳴って激しく雨が降っていたが
朝は晴れてすがすがしい天気になった。
古道が通じる山の中は
朝の日差しと木漏れ日が陰影を深くして熊野の山をさらに奥深くしていた。
山中に響く鶯のさえずりと雉の声、カササギのだみ声も
杉林の風景の一部になっていた。
雨が多い紀州路、晴天が有難くて何とか明日も続いてほしいと思うが
雨の前線が停滞しているので天気はあまり期待できない。
実際二日目は雨中山行となり森の中は美しくてよかったが展望は全く望めなかった。
杉林と広葉樹が繰り返す山中はアップダウンを繰り返しなかなか歩きごたえがある。
林道と交差したり、国道近くに古道が交差したり…
集落に出ては桜が咲き誇っていて民家の庭先の花々は賑やかだったり
山中ではスミレやヒサカキやクロモジの小さな花々が物静かに咲いている。
霧靄のかかった杉林、新緑や苔で明るく彩られた杉林
歩くのは決して楽ではなかったけれども
目に入る景色は魔法のように歩みを進めてしまう。
沢の音や鳥のさえずりやカエルの歌合戦も聞いていて面白い。
熊野本宮は1年ぶりに有難く雨で出迎えてくれました。
静かな佇まいの本宮の神様たち、ありがとう。
大斎宮はとても静謐で厳かな場所。
ここでパワーを頂き次の那智大社からの大雲取越え・小雲取越えを目指す。
※近露の民宿では外国の方の中に日本人は私だけでした。
オーストラリアから来たという26歳の若い女性は一人旅で
山を歩いたりするのが大好きで熊野古道は素晴らしく美しい道だと言っていました。
本宮近くではたくさんの外国の方が歩いていました。
もう殆ど忘れかけた英語で会話するのは難しくて
しどろもどろの単語並べるだけの会話でコミュニケーションを取るのはとっても難しい(@_@;)
でも感動したのは
民宿の方もバスの運転手さんもちゃんと外国の方に対応して
片言英語でも"おもてなし”されていることです。
いかにも日本的らしい場所で国際交流できているのは素晴らしい。
訪れる外国の方も日本食や浴衣や布団など全く異なる生活文化を楽しまれている様子。
私自身も学ぶところは多々あったと思います。(*^_^*)
※近露の民宿なかの
食事が美味しくて
あまごの塩焼き、イサキの刺身がとっても美味。
※川湯温泉:大村屋は源泉かけ流しの温泉ですごく温まる。
もちろんご飯も鍋、焼き肉など量が多くて良かった。








meikenさん
熊野古道へ行かれたのですね
桜の季節とあいまって、本当に良い雰囲気ですね。
手入れの行き届いた杉の美林は、ブナ樹林とはちがう趣で清々しい気分にさせてくれます
国際交流もできて、普段とは違う山旅、お疲れ様でした。
熊野古道はいろんなルートがあるので
まずは中辺路から歩こうということで行ってきました。
長い長い道のりですが見えてくる景色は本当に素晴らしくて感動しています。
ここは杉林なんですね〜神様がいらっしゃる山は杉の巨木が多いです。
そして雨が多いせいか湿潤でとっても潤っていて緑がきれいです。
国際交流…殆ど交流できていません
自分の英語力も会話力にも幻滅しました
このあともまだまだ続きます
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