幽玄の谷川刻む川苔山。
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- GPS
- 08:32
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,444m
- 下り
- 1,564m
コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 8:31
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
序盤林道終点までは何のコトの無い舗装路であるが、百尋の滝迄の谷沿いをへつる登山道は非常に変化に富んでいて面白い。
滝から先の元・作業小屋の跡地から先はなだらか且、古来からの緩斜面は本来の森の姿をしており、稜線出てから、元の茶屋が有った分岐から先は尾根通し柔らかく、非常に見通しも良い。
山頂からほぼ正面に岩尾根・六ツ石・七ツ石。雲取山と長沢背稜を見据える。
その先、曲ケ谷北峰から先は概ね良好な尾根筋&防火帯の連続で途中作業道を挟みながら非常に緩やかな作業道兼登山道を辿り、標高を落としながら最後は古里駅の街中へひょっこりと出会う。
総じて変化に飛んだ面白い山域と評価する。
2011年の秋から登山を始めて2座目に訪れたのが川苔山だった。始めたばかりの私には奥多摩の急峻な登山道はつらすぎた。楽しみにしていた山頂での食事も喉を通らず、即席の味噌汁におにぎりをほぐしてどうにか食べた。
下ばかり向いて歩いていたので登山道の記憶もほとんどない。百尋の滝と途中の分岐(どちらが良いのか当時は道標もなく悩んでしまった)、山頂の3箇所の記憶しか残っていない。もちろん写真を撮る余裕もなかったので1枚もない。
ちなみに1座目は鷹ノ巣山である。
知らないとは恐ろしいものだ笑笑
それでも登山を嫌いになれなくて今日まで続けられたのは、山でしか味わえないものに取り憑かれてしまったから。
その時に比べて座数もグッと増え経験値も上がり、さぞや快適に楽に登れるだろうと期待していたのだが…
あれから12年。山頂での食事はモリモリと美味しく食べたが、体力の衰えはどうしようもない。知識と経験でカバーして乗り切った。
もちろん良きパートナーと一緒だったことは言うまでもないが。
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