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Yamareco

記録ID: 6137087
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

東山 (無雪期藪漕ぎチャレンジ、奥裾花自然園閉園前に)

2023年11月03日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:50
距離
14.0km
登り
1,186m
下り
1,162m

コースタイム

日帰り
山行
8:33
休憩
1:09
合計
9:42
6:15
6:15
12
6:26
6:27
38
7:05
7:06
43
7:49
8:00
55
8:55
9:00
114
10:54
11:28
102
13:10
13:16
40
13:56
14:08
26
14:34
14:35
26
15:01
15:01
12
15:13
15:13
21
15:34
15:36
0
15:37
ゴール地点
天候 快晴無風。11月としては記録的な暑さ。
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奥裾花自然園の広い駐車場
コース状況/
危険箇所等
⚫︎奥裾花自然園~中西山~天狗鼻手前まで
結論から言って、特に問題なし。
今年に入ってからも、一回は登山道整備をしたと自然園の方が言っていた。
伸びた笹などが身体に触れる箇所も多少あるが、スムーズな進行の妨げにはならない。
全体的に、マイナー気味な一般登山道という程度のコンディションか。
中西山以降、細尾根の地形が出てきて、とくに西側が切れ落ちてくるので注意。
この注意は、この先でもところどころ必要になる。
藪を嫌がって崖の方に寄りすぎないように。

⚫︎天狗鼻の前後
あいかわらず煩わしいほどの藪はなく、一応の整備がなされているようだが、急斜面でのロープ場がある。
ロープはしっかりしていたと思う。
ストックは、今後の藪漕ぎにも使わないだろうからしまった。

⚫︎天狗鼻通過後~東山山頂
正真正銘の藪ロードが始まり、山頂までほとんど休みなく続く。
背の高い笹藪がメインではある。笹というと藪漕ぎ初級編などと評されるが、なかなかの激しい密度と太さだ。生長している。
さらに、よくわからないツルが加わる。罠のように足元やザックトップを絡めとることもあり、また笹の茎に巻き付いて硬度と抵抗感を増したりしている。こいつが厄介。
そして、ブナの若木などの低木もあり、その小枝藪がミックスされる。バッキバキになる。
往路と復路とでは、斜面において伸びる方向、すなわち突き立てる藪の向きが当然異なる。同じ地点でも、それぞれ違った苦労を味わうことになる。
肝心のフミアトは、細いながらも9割がた保存されていたと思う。
よく凝視するとはっきり見出せたり、丁寧に藪をかきわける努力をすればするほど正しく追うことができる。ただしスピードダウンは必至。
問題は、すでにフミアトが不明瞭になってしまっているポイントがいくつかあること。
私は5、6回ルートロスをした。特に復路にて。
ロスすると、復帰するには、伸びる向きに逆行したり、縦横無尽な藪壁を強引に突破するしかない。
ノイジーな情報量の藪にこんがらがって、前後左右進退きわまることもあって苦笑する。
丁寧に解こうとしても、身体状態が解析不能になったりして時間をロスした。
こういう踠く場面では、十年前の古い薄手レインウェア程度では、笹の突き上げによって穴が空いていった。
とにかく見通しが悪いと言うに尽きる。進行方向に自信がなくなり、スマホの参考ログを確認してしまうこともあった。
常に尾根のトップの気配を感じながら、間違って降りて行かないようにだけ気をつければ問題はない。
なお、ピンクリボンなどの目印はわずかしかない。
その他周辺情報 奥裾花自然園の人の情報によれば、ここ数年は11月第1日曜まで開園するのが恒例になっているらしい。
秋季の入園料は200円
駐車場にトイレあり。
茶屋あり。きのこ汁うまし。
自動販売機とスマホ電波はなし。
深夜1時出発で、はるばる奥裾花まで来た。
2023年11月03日 05:49撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 5:49
深夜1時出発で、はるばる奥裾花まで来た。
開園期間終了は間近。涼しくなり東山の落葉が進んで、すこしでも見通しがマシになる、ギリギリのタイミングを待っていた。時は来た。
2023年11月03日 05:50撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 5:50
開園期間終了は間近。涼しくなり東山の落葉が進んで、すこしでも見通しがマシになる、ギリギリのタイミングを待っていた。時は来た。
紅葉がまだ少し残っているらしい自然園内の林道を歩く。まだ日光が弱くてよくわからない。
2023年11月03日 06:20撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 6:20
紅葉がまだ少し残っているらしい自然園内の林道を歩く。まだ日光が弱くてよくわからない。
登山口に着いた
2023年11月03日 06:27撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
11/3 6:27
登山口に着いた
ブナの山だ。
2023年11月03日 06:37撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 6:37
ブナの山だ。
紅葉が終わる標高になった。そのかわり笹が目立ってくる。
2023年11月03日 06:56撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 6:56
紅葉が終わる標高になった。そのかわり笹が目立ってくる。
登山道の様子。シダや笹が少し覆い被さる時もあるが、顔や足をかする程度。
2023年11月03日 07:11撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 7:11
登山道の様子。シダや笹が少し覆い被さる時もあるが、顔や足をかする程度。
奥西山分岐点まで登りあげた。
登山道関係者のものだろうか、汚れた手袋が何事かを伝えようとしている気がした。背の高い笹。それに絡みつく蔓。この山域の特徴を表した、一枚の写真がとれた気もした。
2023年11月03日 07:26撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
2
11/3 7:26
奥西山分岐点まで登りあげた。
登山道関係者のものだろうか、汚れた手袋が何事かを伝えようとしている気がした。背の高い笹。それに絡みつく蔓。この山域の特徴を表した、一枚の写真がとれた気もした。
奥西山、そして堂津岳に向かう登山道は、もういきなり藪っぽい雰囲気。
2023年11月03日 07:26撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
11/3 7:26
奥西山、そして堂津岳に向かう登山道は、もういきなり藪っぽい雰囲気。
分岐点あたりからの展望。高妻山から戸隠連峰への稜線。
2023年11月03日 07:27撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
2
11/3 7:27
分岐点あたりからの展望。高妻山から戸隠連峰への稜線。
北には堂津岳。信州百名山のなかでも難関の筆頭。
2023年11月03日 07:27撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 7:27
北には堂津岳。信州百名山のなかでも難関の筆頭。
さて、対して中西山〜東山に向かう登山道は、とりあえず問題なさそうな状態か。
2023年11月03日 07:33撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 7:33
さて、対して中西山〜東山に向かう登山道は、とりあえず問題なさそうな状態か。
笹と蔓との混合体を観察する。しょせん笹藪は柔らかくて泳げるものだ、という理解は二週間前の安平路山を登ったときも変わらなかった。だが、この複合体はけっこう太くて硬くて重みがありそうな感触だ。
2023年11月03日 07:35撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 7:35
笹と蔓との混合体を観察する。しょせん笹藪は柔らかくて泳げるものだ、という理解は二週間前の安平路山を登ったときも変わらなかった。だが、この複合体はけっこう太くて硬くて重みがありそうな感触だ。
まだ笹藪というほどではない。手でサッと払いのけるだけ。ただ、顔周りをかすり傷だらけにしたくないから、つば広帽子、サングラス、化繊マスク、ネックゲイターを用意してきた。バラクラバは薄手でも今日は暑すぎる。
2023年11月03日 07:42撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 7:42
まだ笹藪というほどではない。手でサッと払いのけるだけ。ただ、顔周りをかすり傷だらけにしたくないから、つば広帽子、サングラス、化繊マスク、ネックゲイターを用意してきた。バラクラバは薄手でも今日は暑すぎる。
登山道じたいは明瞭。伸びた枝をかき分ければ、立ち止まらず進める。
2023年11月03日 07:43撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 7:43
登山道じたいは明瞭。伸びた枝をかき分ければ、立ち止まらず進める。
中西山に着いた。ここまでは普通の登山だった。
2023年11月03日 07:48撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 7:48
中西山に着いた。ここまでは普通の登山だった。
落葉して、白馬岳が見やすい。
2023年11月03日 08:04撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 8:04
落葉して、白馬岳が見やすい。
朝日岳など栂海新道に続く稜線。ずいぶん信州の北まで来たもんだ。
2023年11月03日 08:04撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 8:04
朝日岳など栂海新道に続く稜線。ずいぶん信州の北まで来たもんだ。
中西山から、まずは天狗鼻をめざす。登山道はまだ健在。落葉して鬱蒼とした感もない。
2023年11月03日 08:08撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 8:08
中西山から、まずは天狗鼻をめざす。登山道はまだ健在。落葉して鬱蒼とした感もない。
この程度のトレイルコンディション。ざわざわと進む。
2023年11月03日 08:16撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 8:16
この程度のトレイルコンディション。ざわざわと進む。
笹もまだ低めで、展望も得られる場所。
2023年11月03日 08:34撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 8:34
笹もまだ低めで、展望も得られる場所。
うーん、良き
2023年11月03日 08:38撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 8:38
うーん、良き
登山道オーライ。思っていた以上に明瞭な区間が長くて、すこし安心した。
2023年11月03日 08:39撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 8:39
登山道オーライ。思っていた以上に明瞭な区間が長くて、すこし安心した。
振り返ってみる。ここまで歩いてきた中西山からの道のり。北方には堂津岳。背後には新潟焼山、火打山、妙高山。快晴だ。
2023年11月03日 08:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 8:47
振り返ってみる。ここまで歩いてきた中西山からの道のり。北方には堂津岳。背後には新潟焼山、火打山、妙高山。快晴だ。
焼山と火打山
2023年11月03日 08:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 8:47
焼山と火打山
天狗鼻にとりかかる。山頂直下にはロープ場。
2023年11月03日 08:51撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 8:51
天狗鼻にとりかかる。山頂直下にはロープ場。
天狗鼻の付近から見た東山。笹藪の要塞。
2023年11月03日 08:57撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 8:57
天狗鼻の付近から見た東山。笹藪の要塞。
高妻山から戸隠西岳連峰まで
2023年11月03日 08:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 8:58
高妻山から戸隠西岳連峰まで
乙妻山と高妻山
2023年11月03日 08:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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乙妻山と高妻山
天狗鼻を乗り越えて下るところ。ここも整備の効果がまだ生きている。ありがたい。
2023年11月03日 09:02撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 9:02
天狗鼻を乗り越えて下るところ。ここも整備の効果がまだ生きている。ありがたい。
笹の背はだいぶ高いが、まだまだ進める。案ずるより産むが易し、かな?
2023年11月03日 09:06撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 9:06
笹の背はだいぶ高いが、まだまだ進める。案ずるより産むが易し、かな?
と思ったらいきなりコレになった。始まったようだ。
2023年11月03日 09:08撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 9:08
と思ったらいきなりコレになった。始まったようだ。
掻き分ければフミアトは視認できるのだが。
2023年11月03日 09:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 9:12
掻き分ければフミアトは視認できるのだが。
怪しくなってきた。
2023年11月03日 09:16撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 9:16
怪しくなってきた。
ここもなんとなくフミアトはわかる?
2023年11月03日 09:37撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 9:37
ここもなんとなくフミアトはわかる?
わかる・・・わからない。
2023年11月03日 10:09撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 10:09
わかる・・・わからない。
山頂までもうひと踏ん張り。最後まで藪。天気がいいのが救いだ。
2023年11月03日 10:19撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 10:19
山頂までもうひと踏ん張り。最後まで藪。天気がいいのが救いだ。
ノイズだらけでわけがわからない写真かもしれないが、これでもまだフミアトは見えるはず。よく見るんだ。
2023年11月03日 10:38撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 10:38
ノイズだらけでわけがわからない写真かもしれないが、これでもまだフミアトは見えるはず。よく見るんだ。
なんとなく道ってわかる。ペースを落とし、落ち着いて辿る。
2023年11月03日 10:55撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 10:55
なんとなく道ってわかる。ペースを落とし、落ち着いて辿る。
東山1849mに登頂。
信州百名山71座目。
2023年11月03日 10:57撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 10:57
東山1849mに登頂。
信州百名山71座目。
山頂標識はこんなふうに、三角点のかたわらの地面に置かれて(落ちて)いた。
2023年11月03日 10:57撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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山頂標識はこんなふうに、三角点のかたわらの地面に置かれて(落ちて)いた。
戸隠連峰だ。
2023年11月03日 10:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 10:58
戸隠連峰だ。
堂津岳、焼山、火打山、妙高山。
2023年11月03日 10:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 10:58
堂津岳、焼山、火打山、妙高山。
北アルプス
2023年11月03日 10:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 10:58
北アルプス
山名は不明瞭。
2023年11月03日 11:23撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 11:23
山名は不明瞭。
切実に帰りたくない、というかこんな酷い道を再び歩きたくない。
2023年11月03日 11:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 11:31
切実に帰りたくない、というかこんな酷い道を再び歩きたくない。
風景に励まされ、泣く泣く下山開始。
2023年11月03日 11:32撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 11:32
風景に励まされ、泣く泣く下山開始。
もうあまり写真も撮りたくないし、コメントもしたくない。帰路では往路以上にルートロスをした。わからないものはわからない。そのたびにうんざりする苦労をしてルート復帰した。
2023年11月03日 11:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 11:47
もうあまり写真も撮りたくないし、コメントもしたくない。帰路では往路以上にルートロスをした。わからないものはわからない。そのたびにうんざりする苦労をしてルート復帰した。
天狗鼻がとんがってる。
2023年11月03日 12:03撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 12:03
天狗鼻がとんがってる。
天狗鼻まで帰還すれば、写真でもわかる通りに登山道整備の効果が生きている区間だ。安心する。
2023年11月03日 13:11撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 13:11
天狗鼻まで帰還すれば、写真でもわかる通りに登山道整備の効果が生きている区間だ。安心する。
黙々と中西山まで歩いた。
2023年11月03日 14:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 14:00
黙々と中西山まで歩いた。
奥西山分岐点にて。無雪期の堂津岳を見て途方に暮れている。今回の東山と同じ時期、同様の戦略では成り立たないと想像できた。
この雑感は、下山後に自然園の方からの比較情報を得て、さらに裏付けられることになる。やはり残雪期しかないか。
2023年11月03日 14:23撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
3
11/3 14:23
奥西山分岐点にて。無雪期の堂津岳を見て途方に暮れている。今回の東山と同じ時期、同様の戦略では成り立たないと想像できた。
この雑感は、下山後に自然園の方からの比較情報を得て、さらに裏付けられることになる。やはり残雪期しかないか。
ノーマルな登山道を安心して下山。
2023年11月03日 14:24撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 14:24
ノーマルな登山道を安心して下山。
登山道を無事に抜けると、そこにはまだ秋が残っていた。
2023年11月03日 15:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 15:00
登山道を無事に抜けると、そこにはまだ秋が残っていた。
わずかながらも紅葉が残る林道。
2023年11月03日 15:02撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 15:02
わずかながらも紅葉が残る林道。
ススキノハラ。
カラマツ。
戸隠連峰。
2023年11月03日 15:09撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 15:09
ススキノハラ。
カラマツ。
戸隠連峰。
よい赤色をしてたので
2023年11月03日 15:22撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 15:22
よい赤色をしてたので
下山。
入園料を払おうとしたが、もう閉園時間だからよいと言われる。東山の現状を伝えた。堂津岳に関する生きた情報を得て、戦慄する。厳しそうだ。
さて、茶屋はまだ営業中みたいだから、そこでお金を落としてから帰るか。
2023年11月03日 15:36撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
11/3 15:36
下山。
入園料を払おうとしたが、もう閉園時間だからよいと言われる。東山の現状を伝えた。堂津岳に関する生きた情報を得て、戦慄する。厳しそうだ。
さて、茶屋はまだ営業中みたいだから、そこでお金を落としてから帰るか。
きのこ汁、うまし!
2023年11月03日 15:46撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 15:46
きのこ汁、うまし!
奥裾花渓谷を紅葉ドライブするぞ。
2023年11月03日 15:54撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
11/3 15:54
奥裾花渓谷を紅葉ドライブするぞ。
色づく渓流。
2023年11月03日 16:24撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 16:24
色づく渓流。
鬼無里村に来た。安い日帰り温泉のお世話になる。

顔や身体に傷はないかボディチェック。ほぼ無傷で東山を成功したようだ。古い薄手レインウェアは上下ともに穴あきし、ワークマンの99円グローブはほつれまくっていたが。藪が完全ドライ状態だったのも、実にラッキーだった。
2023年11月03日 17:04撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 17:04
鬼無里村に来た。安い日帰り温泉のお世話になる。

顔や身体に傷はないかボディチェック。ほぼ無傷で東山を成功したようだ。古い薄手レインウェアは上下ともに穴あきし、ワークマンの99円グローブはほつれまくっていたが。藪が完全ドライ状態だったのも、実にラッキーだった。
鬼無里村の夕刻。
なかなかたいへんだったけど、11月初旬に東山を攻める案は、悪くはなかったなという実感。
2023年11月03日 17:05撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 17:05
鬼無里村の夕刻。
なかなかたいへんだったけど、11月初旬に東山を攻める案は、悪くはなかったなという実感。
しばし運転して小川村へ。
2023年11月03日 18:40撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 18:40
しばし運転して小川村へ。
蕎麦御膳とビール。
2023年11月03日 18:52撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 18:52
蕎麦御膳とビール。
西山大豆の豆腐で飲むビール。プライスレス!
2023年11月03日 18:59撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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11/3 18:59
西山大豆の豆腐で飲むビール。プライスレス!
道の駅おがわには24時間営業のファミマまで併設されているのだ。フルフラットになる車内でエビスタイム。車中泊で翌日の山に備えた。
2023年11月03日 20:26撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
11/3 20:26
道の駅おがわには24時間営業のファミマまで併設されているのだ。フルフラットになる車内でエビスタイム。車中泊で翌日の山に備えた。

感想

信州百を意識している者のみに伝わるファクトだと思うのだが、東山をすでに終わらせていることの意味と成果は、大きい。
難関・堂津岳との双璧でいて、その弱い方だけれど、片方だけでももう荷がおりたのだ。

けれど今日の山行および偵察によって、堂津岳という課題の大きさをあらためて知ってしまった

東山の方は、奥裾花自然園の人の話によると、今年も一回は天狗鼻まで刈り払いなどの整備をしているという。
たしかにそのおかげ様で、難易度の高くなる無雪期藪漕ぎ日帰り計画が、私でもできたわけだ。
しかし一方で、距離のより長い堂津岳の方は、その入口からしてすでに藪っぽい。
東山と同じ計画では歯が立たないと見た。

これも奥裾花自然園からの情報だが、東山がほとんど笹藪メインなのに対して、堂津岳は根曲り竹がまじる藪らしい。デカい太い。熊もこれに寄りつく。
東山はたいへんだったが、それでも堂津の藪に比べたら軟いものにすぎなかったのか。

やはり堂津は、せめてルートの10~20%?ぐらいの、いくらかでも残雪で竹が倒れ気味になるGW~5月中しかない。
4月末まで奥裾花渓谷沿いの道路は、歩行もふくめて立ち入り禁止だから。
近年は暖冬で小雪ゆえ、厳しい現状認識となった。
山スキーの手練れならば、真冬でもバスが通じる大凪下あたりから奉納山経由で登る可能性もあるのかもしれないが。

東山は、落葉すれば無雪期藪モードでも十分に日帰り可能だと今回わかった。
でもその現場検証を通して、堂津岳で同じことは少なくとも自分には無謀に近いと実感、体感した。
いずれにせよ、たとえ5月残雪期であっても、この二座を二日連続連戦はメンタル萎えると考える。
一座終わったところで、翌日がイヤになりそう。

日帰りで同時に二座の成功前例も聞かない気がするし。

というわけで、結果オーライ。
今回、東山だけでも成功して良かったと思う。
嬉しい。

でも明日はゆるふわ登山だけにしとこう!

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コメント

こんにちは!同じ日に堂津へ往ってきました。
もしかして、駐車場にヘッデンの灯りが見えたので自分の後来てくれるのかなと思っていましたが、東山へ往ってたんですね。東山も往きたかったですね〜😊
実はレコにも書きましたが、既に2回ほど整備に入っててこの日は最後の山頂直下の藪(ここだけでも大変ですが)だけ凌げば大丈夫な状態でした。もし、後を来ていただけたら堂津イケましたよ😃
また、個人的には来年も独り整備してみようかなと思ってますので是非再訪ください!
2023/11/6 12:29
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バタヤンさん、コメントありがとうございます。
独り整備。あの堂津岳でそんなことをしている方がいたとは。しかも同じ日に、あの山域に自分以外の人がいるなんて思いませんでした。
となると、現状の堂津岳は私の認識とは違う状態に整備されているのですね。来年GWをまずは狙ってみますが、お陰様でだいぶ歩きやすくなっていることでしょう。感謝!
2023/11/6 17:30
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