西穂独標
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- GPS
- 05:25
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 1,215m
- 下り
- 366m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
紅葉の上高地を楽しみつつ日帰りできるルートとして西穂高独標を選んだ。夜行バスの松本着がいつもより10分早かったため、だめもとでアルピコの5時半発ナショナルパークライナーにトライしてみた。午前5時過ぎだというのに窓口はちゃんと営業していてくれる。このバスは予約制だが当日空いていれば窓口予約ということで乗車が可能。出発直前にはウェブサイトはすでにクローズされて携帯からは予約できないので窓口に走ってみたのだが運よく乗ることができた。これだと上高地には7時台に着くことができる。帝国ホテル前で下車。ナショナルパークライナーに乗らなかったならば、新島々行きの電車の出発時刻までたっぷりの時間があるのでいつものように松屋のお得な朝定食をたべるつもりだった。しかしバスに飛び乗るようにしてきてしまったので朝ご飯にありつけず、奮発して帝国ホテルでモーニングでもとおもい、のぞいてみたのだがメインダイニングの利用は宿泊客だけということで丁重に断られて恥ずかしかった。空腹のまま田代橋を渡り登山口へ。登山客は誰もいない。熊との遭遇に備え、ヘルメット、熊鈴を装着し、熊スプレーをすぐ取り出せるようにしておいた。途中、登山道の正面に茂るささやぶから猿がいきなり顔を出した。目を合わせてはいけないと聞いていたが、ほとんど顔を突き合わせるような出会いがしらといった感じでどうしようもなく、お互いが目をまん丸くびっくりした表情のまま数秒が過ぎた。人慣れした猿だったのか、やがて藪からのそのそとでてくると狭い登山道でまるで人とひとがすれ違うように通り過ぎて行った。西穂山荘まですれ違ったのはこの猿と2組だけ。山荘近くの登山道脇は積雪が見られ粉雪が舞っていた。山荘を過ぎ、稜線に出ると風と雪で吹雪のような状態だが視界は数十メートルはあったため、途中のハイマツ帯でバラクラバとテムレスを装着し、そのまま独標まですすんだ。登山道には一部雪が積もっているところはあったがチェーンスパイク等の使用はせずに歩ける状態だった。独標手前の岩稜帯は凍り付いている部分が若干あり、注意が必要。その後、西穂山荘まで戻り昼食、下山した。この日は茅野泊。翌日、池の平ホテルの健康プログラム根本教授のウォーキング講座に参加させていただいた。
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