[奥武蔵・大平山]...無惨にも大自然が...作業道&伐採・🐻さんが泣いている
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,068m
- 下り
- 1,061m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 7:20
天候 | 晴れ ・最低/最高気温 (熊谷:6.2/21.7 ℃) (秩父:4.0/23.0 ℃) ・昼間の時間:13:07 (日出:5:09 日入:18:16) ・当日の気象[全国] : 気象人 http://www.weathermap.co.jp/kishojin/diary_detail.php?date=2015-4-16 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
「浦山ダムサイト」を通って、県道をさらに上流へ。 県道73号は、この時期 さすがに 路面の雪や凍結ヶ所はありません。 「毛附トンネル」を抜けて少し行ったら、天目山林道 (細久保谷)へ右折、 カーブが多し&幅員狭小のため、林道をゆっくりと走行します。 「細久保橋・ゲート」終点へ。 ※ (一時期 天目山林道の大クビレから東への「大平山」南東面にて 林道施工中でしたが、現在は 工事用車両の通行がないようです。 ですが "林道"の新設により、今後は樹木の伐採等が予想され、ここの 駐車位置には 注意が必要です) |
コース状況/ 危険箇所等 |
***いわゆる"バリルート"ですから、お薦め出来ません!! *** ・勿論指導標も無く、ルートも明瞭ではありません。 ・[往路]の「チガオの尾根」は、最初急登&後,作業道&伐採地が平行して 入ってきます。 ・[復路]においては、崩落ヶ所や流亡ヶ所あり,沢渡渉ヶ所もありで この「中の沢」への下降ルートは、"踏み跡不明瞭&危険"が伴います。 ・天目山林道は時折、路面に多くの崩落した岩石が散乱しており、歩行に 際しては、法面にも目を向ける注意が必要"!!。 ・[往 路] ・・・・・ 天目山林道 〜 チガオの尾根 〜 大平山 ・[復 路] ・・・・・ 大平山 〜 旧細久保林道本線 〜 熊取尾根 〜 中の沢 〜 天目山林道 ***** 細久保橋 〜 大平山まで ***** ・[往 路] ・・・・・ 天目山林道の大きなヘアピンカーブ地点から 「チガオの尾根」に入りますが、最初の70〜80mはかなりの急登です。 ・ルートそのものは、踏み跡ながら明瞭です。 ・1,230m位から左に作業道がジグザグに現れ、ここから上はすべて お付き合いの羽目に。 したがって、大平山の素晴らしさが失われることとなりました。 ・峠の尾根に出ても、かっての素晴らしい自然林の中の"プロムナード" とは いかなくなりました。 (ですから作業道を歩かず、元の尾根ルートを歩くこと) ***** 大平山 〜 天目山林道(百殿橋)まで ***** ・[復 路] ・・・ 大クビレへ降りて、東進する「旧細久保林道本線」を 行きます。 最初こそ踏み跡は明瞭でしたが、東進する程 不明瞭&肩流れとなります。 通過する2ヶ所の沢流入地点は、踏み跡が荒れて やや危険な高巻き部有り。 ・「熊取尾根」に出て(頭の白い石杭有り)尾根を降り(鹿除けネット有り)、 尾根から中の沢への下降地点(右折)は、下降というより 上流部へ向かって かなり戻るような踏み跡となります。 「中の沢」出合からも ルートはやや不明瞭ですが、左岸&右岸へと渡り ながら、また 左岸側の法面崩落を避けて下りながらも、中の沢沿いに降れば、 無事天目山林道が見えてきます。 |
写真
感想
◎ 今回の「大平山」行きにあたり、山頂直下に新しく出来た"新設林道"
についての位置や規模の情報を得るため、秩父市大野原に所在する
「埼玉森林管理事務所」に行ってきました。
2/25(水)の「大平山」登山に際しては、当日の深い積雪と濃霧のため、
山頂直下の新設林道状況がよく把握できなかったからです。
・大クビレからの"林道"については、状況が把握できました。
しかし 位置をコピーすることはダメだったので、予め持参した地形図に
位置を書き写してきました。
・もう一つの狙いであった「チガオの尾根」の状況については、
状況をお聞きしたところ、登れる確信を得ました。
あまり"登山,登山"と言うと、役所だけに、許可が必要云々・・・と
なってしまうので、そこはほどほどに。
◎ 今回で7回目の「大平山」行きも、遂に終わりの時が来た?。
最も静寂さを保ってきた"奥武蔵最大の「山塊」"も、遂に騒々しい
重機が入り、それも山頂の直下及び自然豊かな「峠の尾根」の直ぐ脇で、
作業道の新設及び伐採が入ったのです。
(森林の間伐や伐採の必要性は、社会的な時代の要請として
解らなくもないのですが・・・、山裾ではなく、何故 山頂直下で?)
・熊の宝庫?でしたが、冬眠処か じっとして居られるはずがありませんね。
安住の地を追われる ・・・・・ 可哀想に(えーんえん!!)
◎ それともう一つ、誠に残念なことが ・・・・・。
・大平山頂の東側の樹木で見た無惨な"光景"。
何と不届きものが、ブナの樹皮に名前を彫ったのです。
今年の2/25登頂時点では、無かったと思いますが。
例の福寿草の踏み荒らしと同様、自分だけが良ければいいという人達が
ここ「大平山」の山頂にまで及んでこようとは・・・。
許せない・・・!!。その名前は、「育代」「克敏」。(画像参照)
コメント
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fuya0123さん こんばんは
大平山の山頂もポカポカの春の日差しが射していますね。
山頂直下の林道を見たときはビックリでした。
この場所は大のお気に入りだっただけにショックでした。
何もここでなくてもいいのに・・・という感じ
3/15に行ったときは、雪がすべてを隠してくれていましたが
チガオノ尾根はまだ歩いたことがありません。
960mのヘアピンから入るのですね
でも熊取尾根も含めて林道が・・・
浦山口駅から取付きまで歩くの大変そうです
山頂の傷、自分が行ったときにはなかったのでこの一月間での事です。
大平山に来た人の中に、このような行為をする人がいたとはとても残念です。
warutepoさん、おはようございます。
見てのとおり、春の日差しの独占コースでしたが... 。
しかし、かっての「和名倉山」のように、伐採対象の騒々しい
山になるかも知れないですね 。
七跳山経由で戻ろうとも思ったのですが、車(細久保橋)に戻らなければ
ならないので、懐かしい旧細久保林道をトラバースしてきました。
荒れていて踏み跡薄く、少々危険ではありますが、天気が良ければ、
下に天目山林道が見えてくるし、大丈夫。
大平山山頂のブナの樹皮への"いたずら"は、大変残念です。
かって白神山地でも、同じような不心得者がいましたが・・・。
また 近日中に、何処かへ出かけようと考え中です..... 。
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