青薙山南尾根～押出沢左岸尾根

2023年11月05日(日) [日帰り]

• GPS: 08:43
• 距離: 17.7km
• 登り: 1,755m
• 下り: 1,740m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:14
• 休憩: 0:26
• 合計: 8:40

距離 17.7km 登り 1,755m 下り 1,753m

4:53 東河内温泉
10:04 10:30 青薙山
13:34 東河内温泉

天候

◎晴れのち雲

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◎東河内ゲート手前の駐車スペース

コース状況／危険箇所等

◎青薙山南尾根
取り付きから1750m付近まで急登になります。
ちょっとした痩せ尾根やザレ気味の箇所があるので少し気を使いますが、南アルプスの藪尾根取付きとしては標準レベルだと思います。
その後、傾斜が落ち着きますが再び急登になります。
ブナ→ツガ→笹原→ダケカンバ→シラビソと高度と共に楽しめます。

◎押出沢左岸尾根
こちらも急斜面が多く下りだったので気を使いました。
古いビニール紐のマーキングが所々にありますが下部に行くと見当たらなくなりました。
枝尾根が多く間違えやすいのでポイント毎に確認しました。
最後は堰堤工事をしている押出沢に下降します。

※ Hedanosさん、KFさんの記録を参考にさせていただきました。

写真

11/5 4:56

林道区間があるので暗い時間からのスタート

11/5 5:58

明るくなると紅葉が鮮やか

11/5 6:06

以前来た時より林道が伸びています。

11/5 6:10

右岸を歩いた記憶がない

11/5 6:15

押出沢は堰堤工事中。
右岸はこの為の林道だったのね。

11/5 6:22

林道区間が終わり東河内本谷を進みます

11/5 6:35

豪快に滝を落としているのが本谷。

11/5 6:44

渓谷沿いの紅葉が美しい

11/5 6:46

ザレザレ

11/5 6:50

ここが出合。
正面の尾根を登ります。

11/5 6:59

写真以上の急登！

11/5 7:25

1750m辺りで一旦傾斜は落ち着く

11/5 7:42

涼しくなったので妻のおにぎりを持参。

11/5 8:05

ワイヤーが出てきました。
やはりここにも林業の痕跡が残ってますね。

11/5 8:07

崩壊地から東側の展望

11/5 8:07

スッキリとした樹林帯で気持ちいい

11/5 8:12

写真真ん中が青薙崩れ

11/5 8:28

ダケカンバ帯

11/5 8:41

この辺りも結構な急坂

11/5 8:42

後ろを振り返ると大無間山。今日は霞が強くて残念。。。

11/5 8:51

富士山の雪も溶けましたね。

11/5 9:08

迫力の崩壊地

11/5 9:16

尾根上部の笹原が一番の展望地でした。

11/5 9:17

崩壊地の先に富士山

11/5 9:21

残り100m辺りで倒木達になりますが長くは続かず

11/5 9:33

青薙山に到着。
山頂付近は広く少し彷徨ってしまいました。

11/5 9:52

山頂で大休止。
いろいろ出てきてお腹いっぱい！

11/5 9:58

シェフ持参の餃子！ラーメンと餃子の組み合わせはヤバい。

11/5 10:40

山頂から降る途中で南アルプス南部の展望地があります。

11/5 10:40

南アルプスには乾雪ありませんね。

11/5 10:51

押出沢左岸尾根を下ります

11/5 11:21

古いマーキング。
これは師匠のものだろう。

11/5 11:41

下山路はもみじが多く足を止める

11/5 11:45

良い時期に来たと思う

11/5 11:58

尾根は藪無し

11/5 12:45

押出沢への下降点。
少し行き過ぎたようなのでロープを出して強引に下降。

11/5 12:45

無事に堰堤群に着地

11/5 12:47

以前から大型ダンプが頻繁に通ってましたが、こんな奥地で大規模な工事やってたんですね。

11/5 13:04

東河内の紅葉

11/5 13:34

最後はゲートまで走って終了。

撮影機器：

iPhone 15 Apple

感想

kaikairei

絶賛故障中につき今週も軽めのハイキング。
青笹山～笹山を予定していたシェフとちゆっこさんが予定を変更してお付き合いしてくれる事になり、地味な山行が明るく楽しい山行に変わりました！

ひさしぶりにの東河内。林道が伸び押出沢に堰堤群が出来ている事に驚きました。
青薙山南尾根は地形図通り急な尾根ですが見事に色付いた広葉樹、植生の変化を見ながら飽きる事はありません。
上部の崩壊地や笹原は好展望地になっていますが今回は霞が強く残念な感じですが澄んだ日には大無間山の絶景が見られる事でしょう。

山頂でカップラーメン、餃子、コーヒーを飲んでゆっくり休憩。

下山路は押出沢左岸尾根。
こちらも急な尾根で木に捕まりながら下降しました。
途中にone–hunterさんが付けたと思われるビニール紐のマーキングが木に巻かれていて、師匠が東河内流域の尾根を片っ端から登っていた頃を思い出しました。
東河内流域の尾根も残り僅かとなりました。
以前と比べ人の手が入り興醒め的な部分はあるものの、源流部や尾根には未だ深山の雰囲気が残っているので残りの尾根も楽しんで歩きたいと思います。

コメント

Hedanos

kaikairei様
初めまして、Hedanosと申します。
主に安倍奥+東河内の山を登っています。
特に秀逸なコース取りと思ったのでコメントさせていただきました。

東河内だと
・ボッチ沢左岸尾根
・三ノ沢左岸尾根
・東ムタケ沢中間尾根
が気になります。あとone-hunter氏の2000年の青薙崩直登（？）の記録は常人とは思えませんね。

安倍奥だと
・ヌタ場尾根（関ノ沢と藤代沢の間の尾根）
・藤代沢中間尾根
・下十枚山西尾根
が気になっています。特にヌタ場尾根は途中に危ないキレットがあり引き返したことがあり印象に残っています。永野さんの本に載ってるのでkaikairei様にはぜひチャレンジしていただきたいです。

以上、長文失礼いたしました。

kaikairei

Hedanosさん、はじめまして。
プロフィールから赤線地図拝見しました。安倍奥が真っ赤で私と同郷の松理さんを思い出しました。

東河内は広河内岳から長く続く白根南嶺の南端で南嶺の中でも最も登山者が少なく記録も疎らですが藪山好事家にとっては魅力的な山域ですね。
マニアックな尾根の紹介ありがとうございます。
永野さんの本の影響をモロに受けているので南アルプス全域、南アルプス深南部、白根南嶺が私の専門山域になりますが、標高点が2個以上、若しくは大きな（抽象的ですが）尾根を優先して登っています。そんな尾根を1年中登りたいのですが、だんだんと数が少なくなり厳しい尾根が多くなってしまったので冬期はHedanosさんがご紹介してくれたような尾根を歩いてみたいと思います！
安倍奥については専門外で未踏の尾根ばかりですが、また歩く際には記録を参考にさせていただきたいと思います。
コメントありがとうございました。
あっ！one−hunterさんは常人ではありませんよ！