釜臥山
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 881m
- 下り
- 873m
コースタイム
- 山行
- 3:43
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 4:43
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 |
その他周辺情報 | 矢立温泉。熱い。泉質も良い。とっても良好。 |
写真
感想
登山をひとりではじめて30年くらいになる。青森県の山のガイド本を買ってあちこち一人で行っていた。釜臥山はなんとなく後回しにしていた山でした。今回気が向いたので行ってみることにした。
僕が持っている釜臥山の地形図には登山道が記されていなかった。水源地公園を南北に分けるように開通している大湊バイパス道路もない。登山を始めたころに購入した地形図。ガイド本と同様に登山に関する教科書的な本を買い、そこから学んでいた。山で着るもの、山で食べるもの、山の道具など。その中に地形図は持ち歩きましょうみたいなことが書いてあって、いまだに地形図とコンパスは持ち歩いているし、なければ不安だ。登ったことのない山に行く時に地形図がないと、調べて購入する。釜臥山に登るのに地形図を使用するには「むつ」と「恐山」の2枚をコピーして張りつなげることになるのだが、僕のものはどちらも「昭和61年発行」と右下に書いてあった。37年も前でした。
地形図を張りつなげて、ヤマレコから検索した釜臥山の登山道を赤ペンで一応記入した。
当日は快晴。陸奥湾も凪。水源地公園の駐車場に着くと軽自動車が1台駐車してあった。登山道へ導く、木に打ち付けてあった「釜臥山水源地コース」と書かれた標識よりも先に目に入ったものは、きれいでわかりやすい、地元山岳会が原図作成した「釜臥山案内板」でした。しばらく見つめていました。白いルートの「スキー場コース」を登ろうと思っていましたが、紫色の「水源地コース」を歩くことにしました。
水源地コースはまず水源地公園の中を歩きます。すぐに左側の樹林の中に入ります。道はところどころ交差していますが迷うことはないでしょう。広くはっきりしています。地形図がいらないくらい。沢の右岸を歩いていた道が左岸の尾根の方に大きく迂回します。尾根に上がるとスキー場コースの道と合流します。岩場の小ピークの脇を通ってスキー場の方に戻るように進むと、リフトの終点に到着。ここからの展望が素晴らしい。
しばらく眺めてから再び釜臥山を目指します。見上げればまだまだここから急登の感じ。コンタ535の七面山を通り、休憩を多くとって、やっと岩場の基部へ。そこから左側へ回り込んで第1のガレ場を歩きます。ガレ場を登り切ればすぐ山頂。北側はガメラレーダーで展望は遮られていますが、ほかの3方向は楽しい見晴らしでした。
陽が当たる平坦な海面はまるで、雪原のようで歩いて渡って行けそう。むつ市街から南方に伸びる平坦な尾根は、下北半島の中間でポコンと小さく盛り上がっている。吹越烏帽子岳。そうだ、山に登ろうと思って、最初に登ったのはこの山だったな。季節は春。ふもとの黄色い菜の花がきれいだったのを覚えている。陸奥湾と太平洋に挟まれたこの山も眺望がよかった。尻屋崎の桑畑山にも行った。そうして目を楽しませながら、パンを1個かじって、温かい飲み物を3杯くらい飲んで下山した。
下山路に大黒天ルートを選ぶ。急な岩場だ。はしご有り、ロープ有り。低山だが楽しいルートだった。
さらに往路の道を戻り、帰りはスキー場コースを下る。予想より早く降りてリフトの始点へ。そこからアスファルトを歩いてすぐに案内板のある駐車場でした。
案内板から始まって、整備されたあるきやす登山道、見ていて飽きない展望。いい山でした。
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