大崩山（上祝子登山口〜袖ダキ〜坊主尾根）

2023年11月08日(水) [日帰り]

• GPS: 09:52
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,391m
• 下り: 1,378m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:26
• 休憩: 3:19
• 合計: 9:45

6:44 上祝子登山口
7:08 7:08 大崩山荘
7:29 7:37 祝子川渡渉点
8:37 8:45 袖ダキ
9:23 9:42 下和久塚
9:57 10:17 中和久塚
10:25 10:35 上和久塚
11:06 11:11 坊主尾根分岐(仮)
11:35 11:35 石塚
11:40 12:26 大崩山
12:30 12:34 石塚
12:50 12:50 坊主尾根分岐(仮)
13:17 13:31 小積ダキ
13:52 14:03 象岩
14:17 14:41 坊主岩
15:40 16:10 大崩山荘
16:28 16:28 上祝子登山口
16:29 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

11/8 6:41

上祝子登山口に車を停めて出発。
すでに5台ほど停まっていた。
※登山口には登山届箱と用紙アリ

11/8 6:53

しばらくは普通の山歩き

11/8 6:58

最初のはしご

11/8 7:02

細い橋。木は滑るから怖い。

11/8 7:23

苔が生えた箇所に注意しながら進む。

11/8 7:27

祝子川に出た。

11/8 7:28

川から眺める大崩山周辺の奇岩。

11/8 7:28

岩山は先細りで遠近感から高く見える。

11/8 7:29

問題の渡渉ポイント。橋の跡みたいなところから渡れそうだったので渡渉。

11/8 7:30

渡渉して岩を登ると細い木板の道があるが、進んだ先は道が無いので戻る。

11/8 7:31

戻ってみるとハシゴを発見。
しかし目の前に深さ1〜2mくらいの穴。足を引っ掛けることもできないので向こうへ渡るには穴を飛び越えるしかないが、危なくて出来ない。
穴を覗くと吹き抜けになっててハシゴの先へ出られそう。
穴の中に降りると流木があり、それを足がかりにハシゴの先へ出る。
※今回で一番危険な反省ポイント

11/8 7:37

ハシゴの先に出ると目印があり登山道にでた。
渡渉からの正規ルートは分からなかったが印を追いながら先へ進む。

11/8 7:39

11/8 7:39

11/8 7:40

11/8 7:44

沢に沿って進んでいく

11/8 7:45

11/8 7:47

11/8 7:49

だんだん険しくなってきた

11/8 7:50

岩の表面にへばりつく木。

11/8 7:50

11/8 7:58

傾斜がきつくなってきた

11/8 7:59

事前情報で「狭い岩場を抜けていく」とあったのでここを進むがこれは間違い。左側にもっと通り安い狭い岩場がある。

11/8 8:00

「ここを本当に進むの？」と疑問に思いながらも穴から向こうを覗くと看板を発見。
「これで合ってるんだ」と納得して穴を抜けて振り返ると隣に歩き安そうな岩場があり間違っていたことに気づく。
事前情報を知っていた故の思い込みによる間違い。

11/8 8:06

11/8 8:10

紐で延長されたハシゴ

11/8 8:14

岩場のロープは擦れてて怪しい感じ....

11/8 8:19

めちゃ狭い岩場に足を挟みながら登る

11/8 8:24

視界がひらけてきた

11/8 8:24

木山内岳

11/8 8:26

土が無くなり浮いている木の根

11/8 8:28

大きな岩も現れて楽しくなってきた

11/8 8:29

目印はたくさんあるがぼーっとしていると逸れてしまいそう。
踏み込まれていないところは危険なのでできるだけルートを追っていく。

11/8 8:42

崩落箇所に出た

11/8 8:42

11/8 8:42

目印を追って崩落箇所を登っていく。

11/8 8:43

ながーいロープ。弛んでて使いにくい

11/8 8:44

11/8 8:44

傾斜がきつく石が散乱してるので前方後方の落石に要注意。

11/8 8:45

11/8 8:46

11/8 8:50

尾根沿いに進んでいく

11/8 8:51

ルートから外れて見晴らしの良さそうな箇所を発見。

11/8 8:53

木々が開けている。

11/8 9:02

本や雑誌で見る大崩山の象徴とも言える岩山。
これが見たかった！
どうやがここが「袖ダキ」のようだ。

11/8 9:03

11/8 9:04

水墨画のような表面。
逆光でうまく撮れない。

11/8 9:04

11/8 9:04

11/8 9:05

ポカポカ陽気

11/8 9:05

11/8 9:06

11/8 9:06

11/8 9:12

巨岩を眺めながら安全なところで休憩。
眼の前は絶壁、落ちたら死ぬでしょう。

11/8 9:14

目に焼き付けて先へ進む

11/8 9:17

11/8 9:18

岩の割れ目から生える木。

11/8 9:21

だんだん危険箇所が増えてきた。

11/8 9:25

印を追っていく

11/8 9:33

11/8 9:34

11/8 9:37

11/8 9:38

11/8 9:39

見晴らしの良い岩場へ出る

11/8 9:39

11/8 9:39

11/8 9:39

太平洋の水平線

11/8 9:41

11/8 9:44

11/8 9:44

11/8 9:49

11/8 9:50

11/8 9:51

11/8 9:51

11/8 9:51

雨天時には滝になるのかな

11/8 9:59

絶壁

11/8 9:59

11/8 9:59

11/8 9:59

11/8 10:00

11/8 10:01

11/8 10:02

11/8 10:05

岩の表面はザラザラしているので登りやすいが土や砂に注意。

11/8 10:05

道のようになっている岩場。
流れでそのまま進んでしまった。
※正規ルートはここから右。

11/8 10:07

進むと絶壁に出る。岩の側面が歩けそうで道っぽくなっているが落ちたら間違いなく死ぬ。
疑問に思いルートを確認すると直前で直角に曲がっていることに気づき戻ってみる。

11/8 10:09

戻るとロープを発見。森林側を進むのが正解。

11/8 10:09

11/8 10:10

11/8 10:14

11/8 10:18

巨岩の壁

11/8 10:37

岩場を抜けて森林帯へ

11/8 10:40

花崗岩の角閃石だろうか？
キラキラと輝いている

11/8 10:46

このあたりは角閃石の塊が多い。
鉱物採集された形跡も見られる。

11/8 10:50

11/8 10:53

この辺は道があやふや。方角が合っていれば問題なさそう。

11/8 10:55

11/8 11:16

11/8 11:16

11/8 11:18

11/8 11:20

11/8 11:21

11/8 11:21

11/8 11:24

11/8 11:30

11/8 11:32

11/8 11:40

大崩山山頂に到着！

11/8 11:40

日が照り暑いので岩の影で休憩。

11/8 11:41

北海道で超大量発生しているという雪虫？
たくさん飛んでいて鬱陶しい。

11/8 11:58

お湯を沸かしてラーメン。

11/8 12:18

11/8 12:29

九州の山並み

11/8 12:31

11/8 12:31

11/8 12:32

山頂から少し戻ったの岩場。

11/8 12:33

11/8 12:33

11/8 12:33

富士山みたいな山が見える

11/8 12:44

休憩を終えて下山に向けてあるき始める

11/8 13:01

下山は坊主尾根を経由する。

11/8 13:01

11/8 13:05

谷の向こう側に行きで通った岩山

11/8 13:06

朽木で混沌としたなかを進む

11/8 13:08

道をそれて開けた見晴らしの良い箇所

11/8 13:12

進み過ぎると落ちるので注意。

11/8 13:14

11/8 13:14

後方には大崩山山頂

11/8 13:16

ルートではないが踏み跡が多数ある。見晴らしポイントと思い進んでいく。

11/8 13:18

開けた岩場へ出た。

11/8 13:21

岩場の先端まで行ってみる

11/8 13:21

11/8 13:23

吸い込まれそうな景色。
開放感で飛び降りてみたくなる。

11/8 13:23

山頂ではなくこっちで本休憩したかった。

11/8 13:23

11/8 13:23

足場はしっかりしているが落ちたら死ぬことを忘れてはならない。

11/8 13:27

写真では伝わらない絶景と開放感。

11/8 13:27

眼下には祝子川

11/8 13:14

ぼちぼち下山に向けて戻るがルートがわかならい。

11/8 13:36

道が分からないがとりあえず地図上のルートを辿ってみる。

11/8 13:36

明らかに道ではないがルートはここを直進している。
だがどうやっても進めそうにない。

11/8 13:38

戻って周囲を調べるとルートから外れたところに降りるためのロープを発見。

11/8 13:40

登山道に復帰

11/8 13:43

11/8 13:43

登山道の脇は滑り台。さっきの岩場よりもこういうところのほうが怖い

11/8 13:43

さっきまでいた岩場の横を降りていく。

11/8 13:44

それいにしてもすごい岩山

11/8 13:45

ルートに沿って進もうとしていた斜面。
木々の先は奈落。

11/8 13:47

日光浴していたヘビ。

11/8 13:49

危険なロープの降り。滑ったらそのまま落ちていく

11/8 13:50

SNSで見かけるトラバース箇所。

11/8 13:50

注意書きの看板。いいこと書いてある。
「無事に帰れるかは、『登山』へのあなたなの心掛け次第です。」

11/8 13:50

11/8 13:50

11/8 13:52

渡り終えて振り返る。
足場は滑ることなくしっかりしているので見た目ほど危なくない。

11/8 13:53

11/8 13:53

滑り落ちても下の木々に引っ掛かれば助かるかも。

11/8 13:55

歪んだハシゴ

11/8 13:57

急斜面に枯れ草や砂とこういう箇所のほうが個人的には遥かに怖い。

11/8 13:58

11/8 14:00

11/8 14:02

11/8 14:03

中腰でロープを掴みながら進む

11/8 14:07

11/8 14:07

なんでもげているのか...？

11/8 14:09

11/8 14:10

高度感のあるロープやハシゴの連続。

11/8 14:11

11/8 14:12

11/8 14:21

11/8 14:21

11/8 14:23

一番怖いと感じたポイントで、

11/8 14:23

垂直の岩場を登るがロープなどは無く、

11/8 14:24

背には断崖、もし落ちたらそのまま転落していくだろう。

11/8 14:26

11/8 14:26

11/8 14:27

11/8 14:29

11/8 14:29

行きとは別の崩落箇所。

11/8 14:32

11/8 14:34

足場が抜けてるハシゴ

11/8 14:36

11/8 14:36

11/8 14:37

巨人の背中みたい

11/8 14:41

11/8 14:42

壁

11/8 14:59

11/8 15:05

ハシゴを抜けて森林帯へ。
転ばないよう慎重に降りていく

11/8 15:18

11/8 15:25

祝子川に出た

11/8 15:28

11/8 15:30

川に沿ってしばらく進む

11/8 15:34

適当なところから渡渉。

11/8 15:34

難所を終えて一安心。

11/8 15:41

魚がいた

11/8 15:48

湯を沸かしてコーヒーブレイク

11/8 15:51

すっかり日暮れ

11/8 15:53

ここまで来れば余裕なのでしばらく川原で休憩。

11/8 16:03

11/8 16:04

行きでは全く気づかなかった大崩山山荘。

11/8 16:05

中は広々していて二階もある。

11/8 16:06

11/8 16:06

水場もあるけど断水することがあるようだ。

11/8 16:05

11/8 16:09

11/8 16:07

離れたところにトイレもある。

11/8 16:11

下流は巨石がごろごろしていて大杉谷を思い出す。

11/8 16:17

11/8 16:24

11/8 16:28

登山口に帰還。
車は数台だけ残っていた。

11/8 16:49

谷間から岩山を一望。大満足して次の目的へ。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

Xperia 5 II SO-52A docomo SONY

装備

個人装備

ヘルメット

感想

Tasuke

今回の九州遠征のメイン登山である大崩山。
以前から経験を積んだら挑戦してみたいと思っていた。

開聞岳、韓国岳とウォーミングアップを終え、本命の大崩山に挑戦。
うっかりヘルメットを持参することを忘れてしまったので、遠征初日に福岡のヨドバシにて購入した。
断崖から滑落したらヘルメットがあっても助からないだろうが、無いよりあったほうが良いだろう。

巨岩・奇岩を眺めつつハシゴに鎖場、絶壁と高度感のあるスリリングな山歩き。
道中は数組の登山者としか遭遇せず、静かで晴天下の大崩山を堪能できた。
時間の縛りも無かったので自分の好きなように山を歩けて大満足な一日だった。

下山後は祝子川温泉美人の湯で汗を流そうと思っていたがなんと定休日。
仕方なく延岡市街の入浴施設で汗を流し、次の目的地の熊本へ向かった。


※反省点
渡渉後、どこに通じているかも分からないまま1〜2m深さの穴へ降りたこと。
最悪身動きがとれなくなっていたかもしれない。

穴に降りたあと、流れ着いていた流木を足がかりにしてハシゴの先へと取り付いたが、なんの迷いもなく流木の先端に全体重をかけて乗ってしまった。
あそこで流木が折れていたらそのまま斜面に滑落していただろう。
死ぬことはないが最悪骨折をしていたかもしれない。

渡渉ポイントとしてこのルートは危なくて全くおすすめできない。
下山後に最初の渡渉ポイントまで行って正規ルートを確認したかったが、コーヒー飲んでいたら日が暮れてきたので確認はしないまま終わったのが心残りだ。
いろんな人の大崩山の記録を読み漁って調べてみようと思う。