経塚山（焼石連峰）

2015年04月19日(日) [日帰り]

• GPS: 08:22
• 距離: 17.5km
• 登り: 1,176m
• 下り: 1,157m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:44
• 休憩: 0:39
• 合計: 8:23

7:56 スタート地点
8:26 8:28 うがい清水
10:18 10:23 駒ヶ岳
12:32 12:53 経塚山
14:38 14:49 駒ヶ岳
15:56 15:56 うがい清水
16:19 ゴール地点

天候

高曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

除雪最終点林道わきに寄せて停め、1.5�劼領啼司發�で登山口に。

コース状況／危険箇所等

特に危険個所はない。よく締まった展望のある雪堤歩きを楽しめる。
・駒ヶ岳までは、雪庇の上を歩く。クラック注意。左に登山道も出始めている。
・駒ヶ岳から経塚へ向かう降り口付近は藪が出始めた。
・駒ヶ岳〜経塚直下は、雪原と広い雪庇帯。アップダウンはあるが、概ねなだらかな稜線歩き。1188pお坪の松付近のみ、急斜面で上部クラックが広がり始めている。左から大きく巻く方が安全。
・経塚山直下は藪がやや濃い。夏道ラインで歩くといい。経塚山頂の平坦な頂稜はすっかり雪解けして夏道しか歩けない。ここだけ赤布あり。
・藪嫌いならあと一週間というところでしょうか。GWは厳しいかも。

写真

焼石連峰の雄峰

ようやく登山口

長い雪庇尾根

経塚は遠い

うっすら栗駒

一休み

行く？

付いてきな♪

右端が山頂

牛形山

白っ子森と鷲ヶ森山

急斜面一か所

焼石が見えてきた

夏道を辿って

登頂

焼石連峰

東焼石岳と南本内岳

牛形連山

天竺山と横岳

てっぺんランチ

長い下山が始まる

巻けるだけ巻く

クラック地帯も右から巻く

振り返る

置いてくよ〜

気の重い登り返し

雪庇帯

崩壊箇所

急斜面

もう少し

ただいま〜駒ヶ岳

駒ヶ岳直下の

楽しい下り

お疲れ様〜

ありがとう！

ヘロヘロゴール

感想

ad70s

焼石連峰北部にそびえる雄峰、経塚山。東北道を走る時、なだらかな焼石本峰以上に目立つナイフの刃先のような、白い巨体のピークである。
積雪期限定のルートを辿り、ようやくたどり着いた懸崖の山頂の向こうに、圧倒的な風景があった。豊かな残雪をまとう焼石の峰々が、視界一杯に広がっている。全てがただただ白く、大きく、近い。
いつまでも無言で眺めてしまう。もうこの道を歩くことはないだろうな…
ちょっと去りがたい。

朝に一輪しか咲いていなかったショウジョウバカマも、帰りには次々と開花。小さなミズバショウも見つけた。疲れた顔もちょっとほころぶ。

美しい残雪の焼石で、ロングデイ・ロングウォークの一日となった。

＊この日経塚には他に3名の方が登頂されたと思う。いずれもソロで内テレマーカーさん1名。
＊先週と前日土曜に歩かれた、岩手の若いユーザーさん達のレコを参考にさせていただいた。御礼申し上げます。

コメント

kamadam

焼石連峰ロングウォーク
17.5キロ、累積1200m、大変お疲れ様でした
それにしても帰りの駒ヶ岳への登り返しがきつそうです
16番から続く写真、まるで大海原のようですね。

「もうこの道を歩くことはないだろうな・・」のお言葉は、今の実感かと拝察します。でもきっと、いつかまた歩かれるような気がします・・

ad70s

Re: 焼石連峰ロングウォーク
先週の和賀、今回の焼石と、美しい残雪期の春山を堪能できました。やはりこの時期が一年で一番いいですね
雪山フィナーレだからロングコースをと思い、焼石本峰か経塚かちょっと迷いましたが、今しか歩けないコースの方を選びました。

「大海原」まさしくそのイメージでした。昼食をとりながらまるで雲の上にいるみたいだと言ったような。
相棒さんには、金明水避難小屋の良さを語っておいたので、今度来るのは夏の縦走かも