近畿の低名山巡り Т簍山(新日本百名山:岩湧寺駐車スペースより直登→五ッ辻コース周回)
- GPS
- 03:01
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 564m
- 下り
- 563m
コースタイム
- 山行
- 2:19
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 3:00
天候 | 曇りのち時々薄日差す |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・岩湧山への直登コース、全体に歩きやすく整備され不明瞭箇所ナシ(急坂続くため、ハイカー多数の時間帯はスライド時の落石・スリップ等注意) ・岩湧山の山名板は最高点ピークにあり(その先の広々した頂上広場にも山名入り石碑あり;ベンチ多数、展望も良好でこちらの方がランチ等適地) ・帰路、五ッ辻経由の緩斜面・迂回コース利用の場合、岩湧山東峰経由の尾根通しルートは五ッ辻手前で岩湧寺方面への下降路が分岐、見過ごさぬよう注意/林道経由のルートは五ッ辻のすぐ下で木戸の付いた踏跡を辿り、五ッ辻に出たら分岐を岩湧山方向に少し登り返すと岩湧寺への下降点あり(この付近、案内標識もやや分かりにくく、方向注意…) ・五ッ辻〜岩湧寺の区間、途中に水場・展望テラスなどあり全体に歩きやすいが、一部幅の狭い岩混じりのトラバース・急降下区間や腐食気味の滑りやすい桟道などあり、下降時はスリップ注意 |
写真
感想
午前中に高野三山巡礼をサクッと終え、和歌山-大阪府県境を車で越えて午後は関西人ハイカーが集うダイトレ末端・岩湧山へ。登山口のある岩湧寺への狭い県道を上っていくと、第6駐車場から始まって第3駐車場ぐらいから車が増え始め、「この先駐車場ナシ」の看板のある第1駐車場はほぼ満車状態。何とか最後のスペースにクルマをねじ込んで、いざ出発と勢い込んでスマホのGPSで確認すると、当初のスタート予定地点、きゅうざかの道入口まではまだかなり距離があることが判明…。一昨日に続く日暮れハイクは避けねば、と頑張って更に山道を車で進むと、岩湧寺のすぐ下に車数台分の駐車スペースが出現。幸い1〜2台分の空きもあり、ここに車を入れ早速午後のお替わりハイクにリスタートします。
以降のコース中詳細は本文・写真キャプション記載の通り、往路のきゅうざかの道は文字通りの急登が続き、思わず息を切らすも、次々とすれ違う家族ハイカーの楽しげな会話と爽やかや挨拶に励まされるように高度を上げていきます。やがて稜線に近づくと大阪方面の展望が開け、今次ツアーでこれまで山道ドライブや深山ハイクばかりを続けてきた眼には、山上から俯瞰する大都会の光景が新鮮に映ります。樹林帯の中の東峰ピークを過ぎると、一転して眼前にはススキの原が拡がり、左右の展望も開けて気持ちの良い山頂へのビクトリーロードを進みます。岩湧山頂の山名板ピークは尾根道の通過点のような佇まいながら、その先の広々とした頂上広場にはベンチが多数、午後1時半過ぎと遅めの時間でも多数のハイカーが賑やかにランチ休憩中。吹き渡る風は冷たいものの、朝からの曇天もかなり回復、背後のダイトレ盟主・金剛山方面の展望に加え、右のススキの切れ目からは関空から大阪〜神戸にかけての大都市、その背後には六甲山地、そして淡路島が意外と間近に見え感慨ひとしお。ここで初日以来久しぶりにゆっくりとお弁当ランチを楽しみ、居合わせたハイカーお二人と会話を交わし、眼下に見えるりんくうタウンの高いタワーやあべのハルカス、白く大きな塔(PL教団・平和の塔)などの同定もできて、スッキリした後に下山開始します。
帰路はさすがに両脚の疲労が溜まってきたためユルユルの林道経由コースを辿り、五ッ辻付近のルーファイで若干苦労したものの、岩湧寺に下る「いわわきの道」途中のテラスからの展望もしっかり楽しみつつ、実質3時間弱で午後のショートハイクを終えました。岩湧寺で無事下山の御礼参拝し、明るいうちに九度山の宿へ戻り、この日も当地で連泊。すっかり顔馴染みとなったご主人の送迎で、前日に続き日帰り温泉での入浴を済ませ、美味しい夕食の後は恒例のご主人によるテーブルマジック。プロ顔負けの華麗なショーに拍手喝采、最後のマジックでは大神神社のご神水も登場。これを見て小生も元気をもらい、翌日は当初計画していた奈良エリアの2座、吉野・青根ヶ峰と多武峰に加えて、大神神社境内の三輪山も含めた1日3座の “荒行” に挑戦することに。ここへ来て、前々日の烏帽子山ハイクでの難行苦行で疲弊した両脚太腿の筋肉もさすがに悲鳴を上げつつありましたが、那智のお宿で女将さんから頂戴した湿布薬をしっかり貼って早々に就寝。さて、最終日の明日はどうなることやら…と期待でワクワクしつつも、最後の最後に波乱の幕切れが待っていることはつゆ知らず…。
[※奈良エリア・霊山巡り編へ続きます…]
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