春の富士は8合目でギブ

2015年04月18日(土) ~ 2015年04月19日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 21.9km
• 登り: 1,808m
• 下り: 1,957m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:30
• 休憩: 0:05
• 合計: 1:35

13:00 馬返し駐車場
13:45 13:50 二合目
13:50 13:50 三合目
14:35 14:35 四合目
14:35 佐藤小屋

2日目

• 山行: 8:00
• 休憩: 0:45
• 合計: 8:45

5:35 佐藤小屋
6:10 6:10 六合目
7:20 7:20 花小屋
8:30 8:45 東洋館
9:40 9:50 蓬菜館
12:00 12:20 佐藤小屋
14:20 馬返し駐車場

天候

曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

4/18 12:13

今日はいつものメンバーで富士山へ。結構前から行こうという話をしていて、今回は特に気負わず、残雪期の富士を冷やかしに行くつもり。
これは、昼飯を食った道の駅にいたリクガメ。どういう経緯でいたのか知らないが、一心不乱に歩いていた。

4/18 12:34

車から富士。
一昨年に一人で来たときは、スバルラインの6時営業開始を待って五合目から登ってタイムアップで引き返した。
今回は、その反省ふまえ、佐藤小屋に前泊して、5時スタートの予定。

4/18 13:05

1300。馬返しの駐車場発。

4/18 13:07

歩き始める。今日は天気が良い。

4/18 13:30

一合目を過ぎて、長い緩い上り。
暑くなると思っていたので、私は上半身半袖。

4/18 13:45

1345。二合目着。

4/18 14:02

林道をまたいで、

4/18 14:05

もくもく登って、

4/18 14:12

1410。三合目。

4/18 14:12

見晴茶屋跡との案内があり、河口湖が見えている。

4/18 14:15

歩き始めると雪が出始めてきた。

4/18 14:35

1435。四合目。

4/18 14:37

ひたすら登る。
半袖にはやや肌寒くなってきたが、動いていれば大丈夫。

4/18 14:49

御座石とある。
五合目と書いてあるが、富士山は五〜八合目を名乗る小屋がたくさんあってよくわからない。
夏期は営業しているかも不明。

4/18 15:11

このあたりは、昔は小屋が多かったようで、インフォメーションがたくさんある。

4/18 15:13

道はジグザグになって、延々登る。

4/18 15:22

やがて林道に出る。

4/18 15:23

林道を歩くと富士山本体が。
林道は、馬返しの手前、中の茶屋のところで閉鎖されていたが、タイヤのあとがあるので、小屋の人が使っているようだ。
(夏期でも一般車両は入れないみたいだが)

4/18 15:25

林道を縫うようにショートカットの道が付いていて、

4/18 15:33

やがて佐藤小屋が見えた。

4/18 15:36

1535。佐藤小屋着。
コースタイムより30分程度早くついた。

4/18 15:39

規則性がよみとれるだろうか。
7合目までは、1500mを起点に奇数合目が400m刻み、8、9合目は400m刻みになっている。わかりにくい。
2300mが五合目なのはわかる。上の方をキツく設定するのは、歴史と関係した演出なのだろうか。

4/18 15:39

小屋から富士。

4/18 15:39

小屋から河口湖。

4/18 15:50

小屋に入って手続き済ませると、なんと個室。すばらしい。

4/18 16:01

そして酒盛り開始。

4/18 16:44

持参のつまみでビールを飲んでいると、サービスと言ってキュウリの浅漬けを出してくれた。この時点で感謝感激なのだが・・・

4/18 16:45

何なら飲むか？と焼酎が出て来た。しかもサービスという。

4/18 16:49

これもどう？と主人がいろいろ持って来て、最後には日本酒含めて6本並んだ。

4/18 17:48

夕食は豚の豆乳鍋。
奧には、つまみとして出されたコゴミの天ぷら。

4/18 19:11

たらふく飲み、たらふく食って寝ました。
素晴らしい小屋でした。

4/19 4:48

【2日目】
0400起床。朝飯は、イチゴと富士吉田のうどん。
残念ながら撮り忘れ。
今のところ天気は良さそう。午後には崩れる予報。

4/19 5:30

気温は4度。
昨日外でタバコを吸っているときには風もあり凍えるような寒さだったが、風は今のところ止んでいて、寒くない。

4/19 5:34

0535。アイゼン着けて出発。

4/19 5:34

北西には八ヶ岳が見える。その左にも何か立派なのが見えて、たぶん南アだろうということにした。

4/19 6:00

樹林帯を進んでいるうちに、左から朝日が差してくる。
森林限界が近い。

4/19 6:08

0610。六合目着。

4/19 6:09

山中湖も見えてきた。

4/19 6:19

このあとは、たぶん土砂流出止めの壁とセットの、人工的なジグザグ道を延々上る。

4/19 6:48

ひたすら登る。
さっきは頂上が見えていたが、今は隠れている。
Oさんは、昨日の焼酎の飲み過ぎで全く足が出ないとのこと。
私はそれを良いことに、ゆっくり後をついていく。
嫁さんが珍しく元気が良い。

4/19 7:21

0720。花小屋着。
宿のおかみさんが、「ここまでは目をつぶっても行けるから、そこで様子見て進退決めな、」と言っていた。
ガスってきているが、とりあえず先に進むことにする。

4/19 7:41

七合目トモエ館。ここまでの間に七合目の標識あるようだが気づかなかった。

4/19 7:53

このあと、どう間違えたか、小屋の並びのルートからずれてしまい、谷筋の斜面を登っている。

4/19 8:13

若干厳しい斜面もあり、嫁さんが文句を言い始めている。

4/19 8:28

0830。東洋館。
本来のルートに戻った。ここで紅茶飲んだのだったか。
風がだいぶ強い。
風自体はそれほどでは無くても、間断なく吹き付けることと、隠れるところの無いのがしんどい。
(でも、工夫すればタバコはなんとか吸えた)

4/19 9:02

しんどい上り。

4/19 9:40

0940。八合目こえたか。
たぶん、蓬菜館。

4/19 9:42

そこから上部。
この一つ手前の小屋(太子館)で、先行していた外国人グループとすれ違い、天気が良くないので撤退したと聞いていたので、我々もこの辺まで、と思って登ってきた。
風・体力・気力的にもギブと思ったので、我々も帰ることにする。

4/19 9:42

須走ルート方面。
前回一人のときもこのあたりでギブだった。ただ、そのときは13時過ぎだったはず。

#以下メモ
ここまで、夏道コースタイム比で、約1時間遅れ。(3時間⇒4時間)
この先、剣ヶ峰まで、夏道コースタイムで3.5hだから、1400剣ヶ峰、というのは出来そう。(帰ること&この先足場が悪くなることを考え無ければ)・・・ムリかな・・

4/19 9:44

付近の標識。

4/19 9:55

10分ほど滞在したか。降りることにします。

体力無いなー。我々。
アイランドピークとアコンカグアとチョ・オユー、そしていつかエベレスト、というのはまだ遠い・・

次の課題は以下。
�〆監�小屋であまり飲まない(いちばんむずかしい。昼に来て、7時には寝るか。)
�△垢�なくともあと1時間早く出る
��晴れる(これも難しい)

それが出来たとして、9合目以降のアイスバーン歩行と、非常時のロープワークという技術課題が待ってますが、それはおいおい。

4/19 10:08

帰り道。
そうだ。前も思ったが、富士山の雪は青いのだった。

4/19 10:22

ひたすら降りていく。

4/19 10:33

1033。このあたりで雨が降ってきた。
写真も撮らず一目散に降りていきます。

4/19 11:01

下から見上げたところ。
帰りは、夏の正しいルート下ってきました。一箇所、はらはらする区間あり。
前回は、右の斜面を夏道無視で下った覚えも。この時期は下れればどうでもいいのかも。

4/19 11:45

途中でアイゼンを外している。
無心に下ってる。
このあたりは、風が強く、雨も吹きつけてしんどかった。上に行っていたらどうなったとか。

4/19 12:02

1200。佐藤小屋着。
小屋は閉められている(土曜のみ営業)。
外にデポしておいた荷物を積み込んで、おにぎりを食う。

4/19 12:31

無心で下る。

4/19 13:23

1325。三合目。
かなりしんどい。もし頂上行ったとすれば、この行程に標高差700mくっつけてここ通過かと思うと、正直、しばらくはこのルート歩きたくない。

4/19 14:10

1410。1合目。あとちょっと。

4/19 14:20

1420。馬返し駐車場着。
お疲れさまでした。

4/19 14:57

この後は、せっかくなので浅間神社に立ち寄って帰りました。
富士吉田ルートつまみ食いして、頂上行けなかった穴埋めをした気になって完了。

ホントにお疲れさまでした。

撮影機器：

FinePix X100 富士フイルム