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記録ID: 619236
全員に公開
ハイキング
関東

御蔵島タイム 苔と巨樹の森へ(伊豆諸島)

2015年04月22日(水) ~ 2015年04月24日(金)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
47.9km
登り
2,794m
下り
2,789m

コースタイム

1日目
山行
2:40
休憩
0:20
合計
3:00
13:40
70
スタート地点
14:50
15:10
20
15:30
70
16:40
宿泊地
2日目
山行
8:20
休憩
1:10
合計
9:30
5:30
20
宿泊地(バンガロー)
5:50
5:30
110
タンテイロの森
7:20
8:30
50
バンガロー
9:20
90
10:50
110
12:40
120
14:40
バンガロー
3日目
山行
9:40
休憩
1:40
合計
11:20
5:50
20
バンガロー
6:10
7:40
300
タンテイロの森
12:40
8:30
30
バンガロー
9:00
9:10
100
御代ヶ池入口
10:50
50
11:40
10:50
80
御代ヶ池入口
12:10
御蔵島港
天候 22日 小雨(朝着岸できず昼便)
23日 晴れ
24日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
東海汽船
http://www.tokaikisen.co.jp/
コース状況/
危険箇所等
※御蔵島のトレッキングはガイドの必要なところと不要な所があります。
ガイドに直接連絡取るよりは御蔵島観光案内所経由でガイド手配してもらうのがスムーズでした。山のガイドは少なめだそうです。次回はイルカウォッチングと組み合わせるのも面白そうですが今回は山と森メインでした。夏の最盛期は宿、ガイドの手配が難しくなる可能性あります。

御蔵島観光案内所
http://mikura-isle.com/

流れ
1.まずは上記HPリンク先にある
御蔵島の旅人や新・分県登山ガイド 東京都などで大まかなコースをチェック
2.御蔵島観光案内所で希望のコースをお伝え後ガイドの手配をお願いする、同時に村営バンガローの予約(申込書をPDFファイルで添付してメールを送ってもらう。手間かかるが編集後返信)。予約申込完了
3.ガイドや宿泊所の予約完了した後。1週間前で天気確認後フェリーの予約

※御蔵島の港は防波堤がないため風や波が強いと着岸できません、また上陸後風などがなくても雨の場合はガイド必要なコースについても入山できないので、ガイド不要のコースもチェックしておくといいかも。今回は初日朝着岸できず(三宅島には着岸しましたが。。。直前にならないと分からず)八丈島に往復後昼に着岸できました。

着岸できない場合は八丈島や三宅島からチャーター船やヘリもあるようです。八丈島へのトレッキングに変更する可能性もあったのでざっくり八丈島についてもチェックしておきました。かなり天気次第の運に左右されるのでにコース変更にも柔軟性を持たせた方がいいかも(ゆっくり日程にできれば良いんでしょうケド)

・新緑の時期で樹木もボリュームアップ&苔もまだ踏み荒らされていないようで4月はいい時期だったようです。

・ルートは整備されていて悪場はないですが木の階段が濡れてよく滑ります。
エビネ公園の木道は濡れているとかなりつるつるです。

・御蔵島上陸後 観光案内所にてバンガローのキー受け取りやコースマップ、情報などの収集
その他周辺情報 ・エビネ公園は木曜定休
・飲食店も夜は予約が必要みたいです。今回はランチのみ
長い船旅、前日の夜から条件付き出港。
エアーズロックみたいな形で御蔵島のシルエットは見えたが島からの連絡で波高いため着岸できず。予想はしていたが早くも予定変更
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長い船旅、前日の夜から条件付き出港。
エアーズロックみたいな形で御蔵島のシルエットは見えたが島からの連絡で波高いため着岸できず。予想はしていたが早くも予定変更
8:50八丈島に着岸。八丈小島は見えるが八丈富士は雲の中。
八丈島で降りるとチケットの払い戻しがなくなるので、ココで降りるか、乗ったまま昼便で御蔵島に向かうか決断する必要有り。明日は晴れる予報なので。波が穏やかになってるのを祈りつつ船で待つ
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8:50八丈島に着岸。八丈小島は見えるが八丈富士は雲の中。
八丈島で降りるとチケットの払い戻しがなくなるので、ココで降りるか、乗ったまま昼便で御蔵島に向かうか決断する必要有り。明日は晴れる予報なので。波が穏やかになってるのを祈りつつ船で待つ
何とか島に着いて観光案内所へ、坂道きついです。小雨が降っている。ガイドさんも迎えてくれたが、雨のときはガイド必要な所は中止になってしまうとのこと。バンガローはキレイです。室内火器厳禁。屋根付きのベンチも外にある。
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何とか島に着いて観光案内所へ、坂道きついです。小雨が降っている。ガイドさんも迎えてくれたが、雨のときはガイド必要な所は中止になってしまうとのこと。バンガローはキレイです。室内火器厳禁。屋根付きのベンチも外にある。
着いた午後は島の西側にあたる村道をガイド不要の黒崎高尾の展望台に向かう約2時間の道のり、村道はしっかりした車道だがクレター状の苔至る所に、
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着いた午後は島の西側にあたる村道をガイド不要の黒崎高尾の展望台に向かう約2時間の道のり、村道はしっかりした車道だがクレター状の苔至る所に、
ギリギリ閉園時間前にえびね公園に着いたので管理人に挨拶したら。見所だけ短縮して案内してくれました。無料なのに。ありがたいです。コウズエビネだったかな
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ギリギリ閉園時間前にえびね公園に着いたので管理人に挨拶したら。見所だけ短縮して案内してくれました。無料なのに。ありがたいです。コウズエビネだったかな
ニオイエビネランの花期にあたってまじかで見れた
香りもすごく上品です。午前中の方が香るらしい
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ニオイエビネランの花期にあたってまじかで見れた
香りもすごく上品です。午前中の方が香るらしい
エビネ公園の脇から黒崎高尾の展望台。海蝕崖を見る。
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エビネ公園の脇から黒崎高尾の展望台。海蝕崖を見る。
次の日の早朝はタンテイロの森へ(ガイド不要)バンガローから1時間半もあれば往復できます。二日連続で訪れました。森林浴溢れる散歩コース。
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次の日の早朝はタンテイロの森へ(ガイド不要)バンガローから1時間半もあれば往復できます。二日連続で訪れました。森林浴溢れる散歩コース。
入口付近の大木 シイの木に大きいのが多いみたいです。高級将棋駒の材木になるツゲの木は樹齢300年でもそんなに太くならない。密度が濃いので重い(観光案内所で確認できます)
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入口付近の大木 シイの木に大きいのが多いみたいです。高級将棋駒の材木になるツゲの木は樹齢300年でもそんなに太くならない。密度が濃いので重い(観光案内所で確認できます)
マンモスの牙みたいな枝っぷり。この木はとても良い被写体でした。巨樹は点在しているのでじっくり眺めたり触れたり
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マンモスの牙みたいな枝っぷり。この木はとても良い被写体でした。巨樹は点在しているのでじっくり眺めたり触れたり
イルカの見える丘展望台に行ったが見えず。砂浜は皆無です。
晴れている二日目の朝
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イルカの見える丘展望台に行ったが見えず。砂浜は皆無です。
晴れている二日目の朝
ガイドに同行してもらい島の東に向かう都道沿いを電気自動車でいく。途中シイの大木もある。
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ガイドに同行してもらい島の東に向かう都道沿いを電気自動車でいく。途中シイの大木もある。
新緑がもこもこブロッコリー状になってボリュームアップ。都道の道以外は緑に覆われる島
島の大きさの割にはスケール感ある
二日目は長滝山から最高点の御山へ往復コース
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新緑がもこもこブロッコリー状になってボリュームアップ。都道の道以外は緑に覆われる島
島の大きさの割にはスケール感ある
二日目は長滝山から最高点の御山へ往復コース
ショウジョウバカマの色も種類が豊富でした。
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ショウジョウバカマの色も種類が豊富でした。
写真アップで取ることで小宇宙が広がります。今回お世話になった画家もされているガイドのHさん。ほんとに島のことから苔、植物と詳しくて面白雑学が止まらず。好奇心倍増です。
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写真アップで取ることで小宇宙が広がります。今回お世話になった画家もされているガイドのHさん。ほんとに島のことから苔、植物と詳しくて面白雑学が止まらず。好奇心倍増です。
テカテカ。ほぼ海藻にしか見えない。シダだったかな
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テカテカ。ほぼ海藻にしか見えない。シダだったかな
マイズルソウまださいてなかったがたくさんありました
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マイズルソウまださいてなかったがたくさんありました
苔玉発見。見事!フサフサ
コース距離はそれほどきつくはないです。ガイドさんによっても細かい動植物の案内は差があるようです。話し面白く何回相づち打ったことか
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苔玉発見。見事!フサフサ
コース距離はそれほどきつくはないです。ガイドさんによっても細かい動植物の案内は差があるようです。話し面白く何回相づち打ったことか
次の日に行くことになった御代ヶ池は苔の道でした。よくみると光り加減でハート型に見えます。
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次の日に行くことになった御代ヶ池は苔の道でした。よくみると光り加減でハート型に見えます。
前回の谷川岳に続いて雲海。森林限界付近は750m位かと
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前回の谷川岳に続いて雲海。森林限界付近は750m位かと
何か晴れて来そうな雰囲気でした。周りは海に囲まれ秘境感抜群。スケールが大きく感じます。標高800m前後とおもえず。黒潮の影響で雲多いからかも
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何か晴れて来そうな雰囲気でした。周りは海に囲まれ秘境感抜群。スケールが大きく感じます。標高800m前後とおもえず。黒潮の影響で雲多いからかも
色合いが絶妙
山頂はシーズン始めでまだ歩いる人がすくないので荒らされておらず、奥はマイズルソウの葉に覆われている
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山頂はシーズン始めでまだ歩いる人がすくないので荒らされておらず、奥はマイズルソウの葉に覆われている
晴れて快適稜線縦走路。長滝山方面
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晴れて快適稜線縦走路。長滝山方面
ランタン状ドライフラワー
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ランタン状ドライフラワー
真ん中左側のピークが御山山頂
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真ん中左側のピークが御山山頂
御代ヶ池と左はつぶねが森
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御代ヶ池と左はつぶねが森
かまじっこと呼ばれるリクトカゲ。尻尾がきれていること多いらしいです。こいつは逃げるのが速いのかも
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かまじっこと呼ばれるリクトカゲ。尻尾がきれていること多いらしいです。こいつは逃げるのが速いのかも
御山往復を終え、都道沿いにある伊奈佐のオオジイ。全国二番目の大きさ。一番目は同じ御蔵島の南郷にある。
土砂崩れそうであまり近づけず
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御山往復を終え、都道沿いにある伊奈佐のオオジイ。全国二番目の大きさ。一番目は同じ御蔵島の南郷にある。
土砂崩れそうであまり近づけず
せっかく島にきたので海の幸を頂く。タイ三点盛りの刺身。キンメダイは炙ってあり旨かった。ついでに焼き魚もガッツリ頂く。
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せっかく島にきたので海の幸を頂く。タイ三点盛りの刺身。キンメダイは炙ってあり旨かった。ついでに焼き魚もガッツリ頂く。
別の店でアイスも頂くが満腹気味なので量は少な目にしてもらった
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別の店でアイスも頂くが満腹気味なので量は少な目にしてもらった
三日目の朝もタンテイロの森へ。電柱、看板の大きさ参照。小中学校の裏山になります。こんな裏山近くにあったらいいな〜
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三日目の朝もタンテイロの森へ。電柱、看板の大きさ参照。小中学校の裏山になります。こんな裏山近くにあったらいいな〜
三宅島 煙りと雲?
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三宅島 煙りと雲?
森林浴が格別です。前日より朝遅め、明るい日差しがあたれば柔らかい
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森林浴が格別です。前日より朝遅め、明るい日差しがあたれば柔らかい
真っ直ぐもある
高いなー
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真っ直ぐもある
高いなー
タケノコ。御蔵島のタケノコ美味しいです。50 cm位まで柔らかいそうです。
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タケノコ。御蔵島のタケノコ美味しいです。50 cm位まで柔らかいそうです。
日光に向かって枝振りが半端ない
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日光に向かって枝振りが半端ない
青空と海、タンテイロでコラボ
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青空と海、タンテイロでコラボ
三日目は御代ヶ池に向かっていく。今日はガイドのHさんプラス前日予約希望の四人で向かう。イルカウォッチについてお話聞けました。葉っぱが虫に寄生されてるらしいです。
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三日目は御代ヶ池に向かっていく。今日はガイドのHさんプラス前日予約希望の四人で向かう。イルカウォッチについてお話聞けました。葉っぱが虫に寄生されてるらしいです。
御代ヶ池への道。シダ苔が多い。小宇宙の苔世界、アップで撮るとジオラマ風
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御代ヶ池への道。シダ苔が多い。小宇宙の苔世界、アップで撮るとジオラマ風
この茶色いのと葉っぱみたいなのは同じひとつの苔?シダ?らしいです。
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この茶色いのと葉っぱみたいなのは同じひとつの苔?シダ?らしいです。
シーズン始めで荒らされてないので苔もイキイキ
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シーズン始めで荒らされてないので苔もイキイキ
階段も苔
長滝山がうつる新東京百景の御代ヶ池。池まで距離600mくらいなのに2時間近くかけてあるく。細かく見て触れて話聞くと時間はあっという間です。帰りは船時間迫ってきたので足早に戻る
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長滝山がうつる新東京百景の御代ヶ池。池まで距離600mくらいなのに2時間近くかけてあるく。細かく見て触れて話聞くと時間はあっという間です。帰りは船時間迫ってきたので足早に戻る
何とか間に合いお昼を食べてから
フェリーは出港。御蔵島くっきり
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何とか間に合いお昼を食べてから
フェリーは出港。御蔵島くっきり
島の右側(西)
里は坂の上
どんどん遠くなる
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どんどん遠くなる
島の左側(東)
名残惜しい。情緒溢れる島旅。イルカウォッチと日本一のシイの木を見にまた来たいと思う。
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名残惜しい。情緒溢れる島旅。イルカウォッチと日本一のシイの木を見にまた来たいと思う。
三宅島がまじかに近づくと
三宅島がまじかに近づくと
御蔵島はかすみ今回最後の御蔵島シルエット
御蔵島はかすみ今回最後の御蔵島シルエット

感想

ルートは手入力です。ご容赦ください。

今回もう一日休みが取れていれば屋久島に行くプランがあったが
あえなく休み取れずそこで思い出したのが御蔵島でした。
島の形も何となく屋久島に似ているからこれ幸いと調べたのがきっかけ

ガイドの同行が必要なので手間かかるし、フェリーは天気にかなり左右される、
コース距離は歩きたりないがその分御蔵島の自然をじっくり観察できました。
山歩きの楽しさを見つけるバリエーションの幅が広がったと思う。
貴重な情報をたくさん聞けて発見も多かった。
ガイドのHさんや観光協会の方も屋久島に行ったことあるそうで色々話しも聞けて
やっぱりすごくいいらしい。

ガイドのHさんには今回大変お世話になりました。ありがとうございます。
御蔵島ではやはりイルカウォッチがメインなので次回チャレンジしたい。
南郷の森、ボロ沢などまた違った魅力があるそうなのでまた訪れたい。

島時間を満喫する旅でした。

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コメント

山ガイドH
ご無沙汰です。頂いたメールがスパムに入っていて発見が遅れましたm_m
島旅、気に入って頂けたようで私も嬉しく思います^^v
こちら今朝も欠航☆相変わらず;--
また是非!お目にかかれますように♪
2015/5/19 7:10
Re: 山ガイドH
ご連絡ありがとうございます。
島旅もこれからのプランの中に絶えずストックしておこうと
おもいます。
またの機会よろしくお願いします!
2015/5/19 23:02
プロフィール画像
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