大登岐山（天狗岳）と兵庫山（桑ノ川林道から周回）

2023年11月23日(木) [日帰り]

• GPS: 07:46
• 距離: 9.0km
• 登り: 868m
• 下り: 868m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:38
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:47

7:13 スタート地点
9:13 9:24 兵庫山
11:10 12:08 大土岐山(天狗)
15:00 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

通行止めのロープが張ってある林道入口の路肩に1台駐車可能。ただし、桑ノ川林道では現在、木材搬出のため大型車両が通行するので邪魔にならないよう注意（ヘアピンカーブなので特に注意）。
また、大型車両の通行に伴い林道には路面に大きな轍ができているので、車高の高い4WD車以外の通行はおすすめしません。

コース状況／危険箇所等

今回のコースの一部はバリエーションルートです。また、大登岐山からの下山では背丈を超えるスズタケのヤブ漕ぎがあります。読図に自信の無い方やヤブ漕ぎの経験が無い方にはおすすめできません。なので、ヤマレコ内でのみの公開としました。
ササヤブは、大登岐山から登岐山三角点を経て標高1,300m辺りまでの尾根道と1,263mのピーク手前で尾根を外れる辺りから植林の手前までが最も深いブッシュです。ただし、1,263mのピーク手前で尾根を外れる今回の軌跡は、最近使われていないようなので、少し手前のコブから尾根を降下する方が楽だと思います。

写真

11/23 7:14

左ヘアピンカーブの右手に登山口（通行止めの林道入口）。大登岐山には約20年ぶり3回目。ここは20年前と同じ登山口。

11/23 7:46

これから沢登りする渓流。ちなみに、一般によく使われる沢沿いの登山道はここから道なりに左に曲がって林道終点まで行きます。

11/23 8:00

渓流の左（右岸）にあるかつての山道はとんでもなく荒れていますが、所々に白や赤のテープがあります。

11/23 8:10

20年前にはササが深くて苦労した沢筋も今は昔。

11/23 8:20

標高1,100m付近の谷が2つに分かれる辺りで、右手の谷の左側を登り、明るい尾根を目指すとかつての伐採後に出ます。シカの食害で盆栽状になったイヌツゲの間を直登して県境の稜線を目指します。なお、20年前にはこの尾根は登らず左手の谷を源頭部まで登り詰めてから稜線に出ました。

11/23 8:30

右上に見える大岩の下で左に折れ、中央上部に見える崩壊地の下を通り、左上の稜線に出ます。

11/23 8:42

丸く窪んだ崩壊地の下を通り左上の尾根に向かいます。

11/23 8:50

稜線に出たところ。左奥に兵庫山。

11/23 9:11

7ヶ月ぶりの兵庫山山頂。中央奥にかすんでいるのは目指す大登岐山。

11/23 9:58

兵庫山と大登岐山を結ぶ登山道の最低鞍部。大登岐山への一般的なルートを登ってくるとここに出ます。

11/23 10:57

大登岐山山頂手前で屹立するスラブ。

11/23 11:10

大登岐山山頂にあるテーブル岩。野地峰の反射板奥で冠雪しているのは笹ヶ峰、右は沓掛山。中央奥に筒上山、手箱山など。

11/23 12:01

山頂東端から北西の眺望。大森山や佐々連尾山など予土県境の山々や奥工石山など。

11/23 12:15

登岐山三角点。

11/23 12:38

大岩は右手（西側）を巻きます。

11/23 13:10

ササ藪の途中、所々に展望。

11/23 13:19

ここでも展望。

11/23 13:28

登岐山を振り返る。

11/23 13:52

スズタケのヤブを抜けて植林に入るとすぐに作業道に下りる。以降、昔の記憶を頼りに適当に作業道をショートカットして下山口に向かう。

11/23 14:14

登岐山登山口の標柱が立つ林道脇の登山口。今回、林道に下りてきたのは、この入り口から20mほど上手のかつての登山口。

11/23 14:16

登山口手前の広場。4〜5台は駐車できそう。

撮影機器：

Xperia 10 II SO-41A docomo SONY

感想

yamanetengu

余談ですが、大登岐山の山名は高知の谷川さんの名付けによるもので山頂の枯木に取り付けられた山名板のイニシャルSTがその名残です。一方、愛媛県山岳会のパイオニア北川淳一郎さんはその遙か昔にこの山を地元の人が「天狗岳」と呼んでいたことを紹介しています。