天覧山、多峯主山、吾妻峡(飯能駅から)
- GPS
- 03:42
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 266m
- 下り
- 275m
コースタイム
- 山行
- 3:07
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 3:38
天候 | 晴れ。気温10℃くらい、ほぼ無風。 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
登り口まで街中を歩く。案内看板はそれなりにあるが、ごちゃごちゃしている。きちんと地図を見た方が良い。公衆トイレはあちこちにあって嬉しい。コンビニは駅周辺にファミマがいくつもあり、飲食物の調達はそれらのどれかで済ませると確実だろう。途中にあるかどうかはハッキリしない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
都心から1時間、駅から近いということで、よく登られている。そういう低山にありがちだが、やたらと地図にない分岐が多い。標識を頼るのが安全だが、山頂まで行って来いでは面白いものでもないのがまたこの手の低山で、地図読みを楽しんでも良さそうだ。今回は時間的制約が強いのでスマホアプリに頼った。困ったら下りればどこかには出る。 道はよく整備され又は踏まれており、歩きやすい。ただ土壌は粘土質のようで、雨後はかなり滑るように思われる。岩場や細いところもあるが、難しくはないし距離も短い。ズブの初心者にはちょうどいいかもしれない。 主要なルートは人が多い。太郎坊のルートはあんまり人がいなかった。きっとバリエーションが面白いのだろう。 飯能河原は辟易するが、吾妻峡は風情があった。増水時は河原は歩けないと思われる。途中から遊歩道が歩けるはずだったが、どうやら工事中で、ロードを歩かされた。 |
その他周辺情報 | 高麗駅に抜ければ巾着田などが有名だろうか。西武秩父線に沿うように「飯能アルプス」がつながっている。吾野の子ノ権現まで縦走するのが楽しいようだ。温泉は宮沢湖にあるが、あとは奥まで行くしかなさそうだ。ムーミンを売り出しているようだが文脈はよくわからない。今回訪れた直接の動機は『ヤマノススメ』である。ひだまり山荘は大きい店ではない。 |
写真
感想
【水・食料】
凡例:消費量/持参量+現地調達量
水・スポドリ:0.40L/0.67L
行動食・非常食:おにぎり1/1個
食事:なし
【以下日記】
金曜日の東京出張が比較的ラフな形だったので、延泊して飯能アルプスを歩いてみようと思ったのだった。本当は天覧山から子ノ権現まで縦走したかったが、荷物の扱いが面倒になったのと、土曜日も泊まろうと思ったらアホみたいにホテル代が高かったので、山を舐めた装備で天覧山と多峯主山だけ登ることにした。ついでに吾妻峡も歩く。龍崖山も狙っていたのだが時間的に厳しかった。
直接的には『ヤマノススメ』聖地巡礼にかこつけたつもりだが、子どもの頃に東京に住んでいたことがあって、何度か訪れているという縁もある。しかし記憶はあまりない。古い写真を探せば何か証拠が見つかるかもしれないが、存在しない記憶かもしれないものを手がかりに、勝手に懐かしんでみるのも面白いものである。現在の情報と何となく頭にある映像を照らし合わせると、たぶん吾野の子ノ権現だろうと思う。高尾山とごっちゃになっているかもしれない。20年ほど前に高麗の巾着田を見に行ったのは覚えている。その頃はもう大人だ。新宿かどこかで痛飲して記憶をなくした覚えがある。大人になると色んな面倒くさい文脈があり、単純に懐かしめる思い出でもない。
ちなみに金曜日の夜は仕事の懇親会もなかったので、在京の友人たちに集まってもらって飲んだ。時間は短く済ませたが量はけっこう飲んだおかげで早起きが辛かった。車を運転する必要がないのは強みである。
学生時代の友人には、利害関係がない。親子関係のような義務も責任もない。そういう人間との付き合いは、大人のロジックでは端的に無駄である。趣味の山歩きも無駄だが、わざわざ健康のためと言い訳をしている。無駄だから良いのに。金やダイヤモンドの美しさにも、本来、実利的な価値はなかろう。単純に美しいから価値があった。そして少し万人に理解されやすい価値だったというだけだ。そこが出発点であり、たぶん終着点になる。
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