記録ID: 6247084
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ハイキング
奥多摩・高尾
横沢の滝への道(八王子城跡隣接)
2023年12月03日(日) [日帰り]
体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 04:32
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 361m
- 下り
- 346m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:36
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 4:31
距離 6.7km
登り 361m
下り 349m
前回の山行のレコ( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6195031.html )で、「八王子城跡関連で気になっていたルートの主なもにはこれでなくなりました」と書いたのですが、castle_hunterさんからいただいたコメントで「東京都陰陽図」の存在を知り、それがことのほか優れものであることに気づき、ちょっと新しい展開になりつつあります。
陰陽図は空からレーザービームで地表をスキャンして微細な凹凸を3D風にカラーの陰影で図示したものです。ちょっとえぐれた山道は、えぐれが連続するので、道であることがすぐわかります。古道はよく踏まれて固く締まっているのでとてもクリアーです。それをおもちゃにして遊んでいたら、前回歩いた横沢の滝とその西の尾根の間に、つづら折れの道らしきものが見つかりました。ぜひ確かめてみたいと思い立ち、今回の山行となった次第です。
実際に尾根筋を歩き、狙いをつけて道を探すとその入り口が見えたときは、陰陽図すごいぞと驚きました。ただ、目視では、肝心のつづら折れの道は見つかりませんでした。横沢を越えて対岸の道から振り返って見ると、間道から尾根に登るふみ跡らしきものが認められましたが、もどって実地の確認はせず先へ進みました。
横沢の滝のすぐ隣の細久保谷の滝(上)は涸れていました。そこからの登りはかなり急斜面で滑りやすく、ストックを短く持ち、4足歩行で登るところがありました。
北馬回り道へ出てからは、そのまま本丸跡へ登ることも考えましたが、欲張らず東へ進み、大腐倒木を越えた後、山側の境界標202の赤札につられ上へ登り、小宮曲輪直下のふみ跡に入り、高丸へ出ました。そのふみ跡を西へたどれば無名曲輪に出て本丸へ行けたかもしれません。
陰陽図は空からレーザービームで地表をスキャンして微細な凹凸を3D風にカラーの陰影で図示したものです。ちょっとえぐれた山道は、えぐれが連続するので、道であることがすぐわかります。古道はよく踏まれて固く締まっているのでとてもクリアーです。それをおもちゃにして遊んでいたら、前回歩いた横沢の滝とその西の尾根の間に、つづら折れの道らしきものが見つかりました。ぜひ確かめてみたいと思い立ち、今回の山行となった次第です。
実際に尾根筋を歩き、狙いをつけて道を探すとその入り口が見えたときは、陰陽図すごいぞと驚きました。ただ、目視では、肝心のつづら折れの道は見つかりませんでした。横沢を越えて対岸の道から振り返って見ると、間道から尾根に登るふみ跡らしきものが認められましたが、もどって実地の確認はせず先へ進みました。
横沢の滝のすぐ隣の細久保谷の滝(上)は涸れていました。そこからの登りはかなり急斜面で滑りやすく、ストックを短く持ち、4足歩行で登るところがありました。
北馬回り道へ出てからは、そのまま本丸跡へ登ることも考えましたが、欲張らず東へ進み、大腐倒木を越えた後、山側の境界標202の赤札につられ上へ登り、小宮曲輪直下のふみ跡に入り、高丸へ出ました。そのふみ跡を西へたどれば無名曲輪に出て本丸へ行けたかもしれません。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
バス: 霊園前 → 高尾駅北口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
青龍寺の滝分岐から八王子城山直近の一般道までは非一般道ですので十分ご注意ください。 |
写真
装備
個人装備 |
通常のハイキング装備の他にヘルメット
スリング
カラビナ
エイト環
6mmと4mmザイル各20m
|
---|
感想
午前中2時間、午後2時間の歩行でしたが、この程度だと疲労感も適度で快適でした。未踏のルートでもあったし充実しました。
東京都陰陽図は優れものです。下界での山友として、おもちゃとして今後手放せなくなります。
地理院の地形図は”山道”に関しては航空写真とスケッチに基づくものなので、間違っていても頻繁には修正されません。水平距離で数十メートルずれていることは普通です。したがって、GNSSの軌跡が地理院地図と(GNSSの誤差を越えて)ずれる場合、地理院地図が間違っていることが多いです。経験済みの方もおられると思います。
でも、東京都陰陽図で読み取れる道はそういう心配がありません。問題はお目当ての道が陰陽図ではたして読み取れるかどうかです。よく踏み固められていない細い道は読めません。そこが陰陽図の弱点です。それと、東京都以外は自治体からの供給がないことです。
地理院の地理情報システムの数値地図を利用し、陰陽図作成プラグインを組み込んだQGISアプリを実行すると全国の陰陽図は自作できるらしいですが、探し方が悪いのか5mメッシュの数値地図しか見当たらないので、現在は東京都陰陽図のレベルには届きそうもありません。どなたか教えていただけると嬉しいです。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
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https://kenzkenz.xsrv.jp/open-hinata/#16/139.25267/35.65352
「背景」設定で「立体図」の中からデータを選んでください。
東京都以外でも「県単位全域」のデータがいくつか出てますね。
ターゲットの「つづら折れの道」ですが、データ欠損(エラー)の少ない2016年公開の管理棟前の陰陽図では、つづら道らしきものは確認出来ません。
古道の場合、傾斜が30度を越えると残りにくいのと、営林作業道跡の可能性もあるので、見極めは難しいです。
open-hinataで見つかるCS立体図は地域が限られている上、解像度が低く、それで満足できればお使いになればよいでしょう。
ぼくの開くopen-hinataでは、アップした写真のごとく、つづら折りに見えたというだけのことです。古道かどうかは陰陽図だけで判断できません。
陰陽図のおかげで尾根から滝まで歩く機会が与えられたので満足です。
「CS立体図」として登録されているデータは、解像度は遊歩道を検出するだけの精度はあり、データの欠損もほとんど無いですよ。
多摩地区のデータは解像度こそ高いものの、品位は1〜2段落ちますね。
なので、冬場にきちんと再測量して戴きたいです。
多摩地区のCS立体図は見つかりません。
多摩地区のCS立体図は無いですね。
栃木県のCS立体図を見てください。
八王子城の主要部は、管理棟トイレ壁の陰陽図を基本にして、範囲外だけ多摩地区陰陽図で見るのがいいです。
いろいろ蓄積されているのかな、そろそろ千手山(八王子城跡は卒業するような気配だったので)の準備完了し、実行ではと思っていました。
いろいろなツールを得て、マスターし、一旦嵌まった八王子城推し、復活でしょうか。城跡は他にもあり、今後が楽しみですね。
本日の自分の山行記録を作成中に、ken13さんのレコが飛び込んで来て、しかも一日違いで同じ場所、驚きました。
駆け足だったので、3滝の位置確認がおろそかになってしまいました。
ken13さん、castle_hunterさん、お二人の八王子城プロフェッショナルに読まれるだろう・・・・となると、あまりさらっと書けないので、真面目に書いたつもりなので、アドバイス願います。
一日違いですね。横沢の滝通過はほぼ同時刻。ニアミスっていうのでしょうか。それにしてもgozensamaさんのパワーには驚きです。
東京都陰陽図のせいで1回余分に歩きましたが、八王子城跡はたぶんこれで終わりです。思い残すことはありません。これからはまるのは陰陽図です。毎日のように開き、あれこれ妄想しています。
現地で陰陽図を開いて現在地を確認しようとしたら、開けませんでしたが、スマホの調子のせいだったようで、その後別件でリセットの必要性があったので、そのときリセットすればよかったのではないかと悔いています。
いずれにせよ、年内は陰陽図徘徊の日々です。良いお年をお迎えください。
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