九鬼山-高畑山 秋山嶺
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- GPS
- 07:29
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,293m
- 下り
- 1,384m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 7:29
8:10 甘酒橋
8:18 池の山入り口
8:44 637m峰(池ノ山)
8:53 田野倉方面分岐
9:13 天狗岩
9:45 九鬼山
9:51 富士見平
9:53 久美山
10:14 大ビラ山
10:26 871m峰(遅沢山)
11:04 高指(馬場ボッチ)
11:11 桐木差山
11:24 鈴ヶ音峠
11:48 突坂峠
12:02 突坂山
12:23 大桑山
12:38 大桑岩稜
13:03 雛鶴分岐
13:07 高畑山(楢山)
13:25 仙人小屋跡地
13:53 穴路峠分岐
14:13 小篠貯水池
15:30 鳥沢駅
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
九鬼山はルートが豊富で田野倉駅か禾生駅からも登れます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 秋山嶺は途中にエスケープルートが少なく、 しっかりとした登山計画が望まれます。 倒木や灌木が多く、道迷いの懸念も若干あります。 アップダウンが激しく、それなりに体力を消耗します。 初心者の単独行はお勧めできません。 |
その他周辺情報 | 鳥沢駅前に食堂「浜田屋」さんがあります。 |
写真
感想
先々週に東半分を踏破した秋山の連嶺。
この嶺の西半分を踏破してみたくなり、
九鬼山から高畑山を目指してみました。
この秋山の嶺、秋山山系とかよばれていますが、
正しい呼称が今一つ明確ではありません。
わかりにくいので、ここでは便宜上「秋山連嶺」もしくは、
「秋山嶺」と呼ばせて頂くこととします。
一応尾根伝いとはなっていますが、途中に峠が多く、
連続する小ピークが結構な勾配を携えていて、
部分的には標高差が200mあまりあります。
ヤマレコの情報でも、多くが厳しいと書かれていました。
まあ山慣れした方なら問題はないですが。
さて、秋山連嶺。
まず一見して躊躇したのは、エスケープルートがないこと。
秋山でも奥深い山域を跨ぐ稜線です。
以前からそれなりに興味があり検討はしていましたが、
充分な情報と体力、天候など、一通り揃うまでには
時間が必要でした。
少なくとも自分の体力と速度では、
九鬼山から高柄山などは日帰りでは絶対無理で、
恐らく倉岳山も厳しいと見ていました。
先々週の矢平山から高畑山で手応えをつかみ、
高畑山までなら問題ないだろうという打算ができました。
絶対的な快晴と出たゴールデンウィーク。
真夏日はともかく、富士見には絶好の機会です。
三つ峠なども考えましたが、やっぱり未踏の山がいい。
そうなると、九鬼山から高畑山ということになりますね。
九鬼山は二度目で、前回は天狗岩を選びませんでしたので、
今回はルートを田野倉駅からにしました。
天狗岩では、期待通りの富士山。
夏にかけてなかなか見えなくなる富士山を
ひとまずしっかり押さえておこう的な感じで。
今日は全国的に高気圧に覆われ、素晴らしい富士山でした。
九鬼山で軽く撮影を済ませて、いざ尾根道へ。
前情報の通り、なかなか通好みのルート。
草木も深く、眺望はそこそこで激しいアップダウン。
矢平山から倉岳山の比較的なだらかなそれとは大きく違います。
特に鈴懸峠から高畑山に至るまでが、本当に厳しいですね。
久々に、体力の消耗戦を潜り抜けた感触です。
このルートは、植物が豊かでした。
特にイカリソウとヒトリシズカはよく目につきました。
名前のわからないスミレやよく見るツツジまで、本当に豊富。
目的地が先々週と同じ高畑山でしたけど、
全く別のルートを踏んだことで、また違った印象でした。
予想通り、先々週とは比較にならない深さでしたね。
大きな手応えを感じながら、高畑山から尾根を降りてきました。
しかしまあ、今日は異常に暑かったです。
暑さによる体力の消耗もあったんでしょうね。
浜田屋さんで「田野倉駅から来た」と告げると、
驚いていました(笑)
達成感のあるルートながら、
見所というと少々難しくもあります。
そういう意味では人に勧めづらいルートなんですけど、
下手な低山の半端な達成感に飽きたなら、
一度挑戦してみては如何でしょうか。
山慣れした方ならばこそ、
その魅力を色々と引き出せるものと思います。
期待は裏切らないと、私は思います(*^^*)
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