富士山雪上訓練

2023年12月17日(日) [日帰り]

• GPS: 09:49
• 距離: 17.4km
• 登り: 1,454m
• 下り: 1,453m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:46
• 休憩: 3:04
• 合計: 9:50

5:07 馬返し
5:13 5:13 大文司屋@富士山吉田口登山道馬返し
5:20 5:20 吉田口一合
5:55 6:05 吉田口二合
6:20 6:28 吉田口三合
6:45 6:55 吉田口四合大黒天
6:58 7:20 吉田口四合五勺御座石浅間神社
7:30 7:40 吉田口五合
7:50 8:25 佐藤小屋
8:30 8:36 里見平★星観荘
8:58 9:22 吉田口六合目・富士山安全指導センター
12:41 12:42 吉田口六合目・富士山安全指導センター
12:55 12:59 里見平★星観荘
13:01 13:31 佐藤小屋
13:36 13:40 吉田口五合
13:48 13:51 吉田口四合五勺御座石浅間神社
13:56 13:57 吉田口四合大黒天
14:08 14:22 吉田口三合
14:31 14:33 吉田口二合
14:50 14:50 吉田口一合
14:55 14:55 大文司屋@富士山吉田口登山道馬返し
14:57 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

写真

12/17 5:21

恒例、富士セックン。
気温は異常に高く、馬返し付近は約0℃。
20年以上前の記憶では、この時期ここで氷点下10℃ぐらい。

12/17 5:57

二合目。

12/17 7:03

一番下の五合（変な言い方ですが…笑）。まだ穏やかです。気温は少し下がって氷点下4℃。

12/17 7:04

12/17 7:46

車道を横切ること数回。

12/17 8:12

佐藤小屋より。山頂付近は雲が湧いており風が強そう。
ここで知り合いのガイドさんと久しぶりにお会いしました。

12/17 8:12

小屋横の広場でアイゼン等装着。
「雪が少ない」はもう当たり前の合言葉。今やこの時期六合目以下は黒々しているのが普通。

12/17 9:11

12/17 9:11

森林限界を超えた六合目。風も強くなり、ようやく寒いと感じます。

12/17 9:35

更に雪を求めて上を目指しますが、直上方向は別の知り合いのグループが雪斜面を使用中との情報を得たので、混みあわないよう我々は左手、吉田口下山道方面へ向かい、下山道を登ります。

12/17 10:10

毎度猫の額ほどですが、クラストして雪上訓練に都合の良い雪面がありました。
ここと決め、各練習メニューをこなします。

12/17 10:10

今回の練習場全景。斜度はあまりありませんが、これでもマシ。

12/17 10:10

丹沢山系と山中湖。

12/17 10:10

奥から手前に、奥秩父連山・御坂山塊、そして河口湖。
写真に写っていない左側にある八ヶ岳は終日雲がかかっていました。

12/17 10:54

もはや動いていないと寒〜い！
気温は氷点下7~8℃。風もそこそこ吹いており、体感温度は氷点下10℃以下。

12/17 13:12

佐藤小屋でアイゼン等解除。下山します。

撮影機器：

Xperia 5 III SO-53B docomo SONY

感想

kitakama1994

雪上訓練、特に富士山でのそれは、古い山の会なら普通に行われている習わしみたいなものですが、どこも雪不足に悩んでおられるようです。我々の会も近年、富士山に加え、確実に雪のある谷川岳とを隔年で入れ替え行うようにしましたが、谷川は雪上訓練というよりラッセル訓練と化してしまいがちなので、やっぱり富士山だよねぇという年配特有のこだわりが発動されることになります。
ですが冷静に考えた上でも、雪が無くても富士山が良いとなるのは、気温の低さ、実際に突風がよく吹くこと、アイゼンでの砂礫地歩行の慣れ（岩・雪ミックス歩行の慣れ）等々、これから冬山本番となる前の心構えとしての厳しさの洗礼が、谷川よりは要素が豊富と信じているから、或いは勘違いしているからにほかなりません。