岡山市 瀬戸町森林公園〜高尾城跡〜願興寺 名残紅葉&小雪
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- GPS
- 04:34
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 492m
- 下り
- 481m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 4:35
歩行距離10.5km、歩行時間4時間、歩行数15,400歩、消費カロリー1,220Kcal
天候 | 曇り時々小雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
神(みわ)神社<写真21〜24>には駐車場がありません。願興寺<写真35〜44>には未舗装の駐車場があり、十数台程駐車可能です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一部、崩れやすい斜面や細枝をかき分けるヤブがあります。 展望の丘<写真04〜06>前後はきれいな土道です。 塩井池の畔は南側以外は土手で西側は工事中で重機が入っています。この日は日曜日で工事は休みでした。ずっと舗装道路でも高尾城跡もカモもよく見えるので、土手を歩く必要はありません。 神(みわ)神社<写真21〜24>から高尾城跡<写真26〜29>を経て雨垂布勢(あまたれふせ)神社<写真30〜34>までは道ではありません。基本は細枝をかき分けるくらいですみますが、一部、崩れやすい斜面があるので要注意です。 展望の丘<写真04〜06>と願興寺<写真35〜44>との分岐を過ぎて鉄塔巡視路の入口から土道に入りました。高さ10cm程のササがまばらに生えているくらいできれいでした。展望の丘を過ぎるときれいな土道が舗装道路まで続きました。 神(みわ)神社<写真21〜24>から高尾城跡<写真26〜29>を経て雨垂布勢(あまたれふせ)神社<写真30〜34>までは道ではありません。 神(みわ)神社<写真21〜24>の本殿の裏から斜面にとりつきました。最初はかなり崩れやすく、木を掴みながら上りました。幸い、ヤブではなく、かき分けずに歩けました。そのうちに踏み固めたような踏み跡に出合い、歩きやすくなりました。尾根に出ると細枝をかき分けることもよくありましたが、すぐによけられるので苦にはなりませんでした。 高尾城跡<写真26〜29>南の鞍部で急に背丈ほどの枯れササに囲まれましたが、すぐに突破、そこからは落ち葉が積もり崩れやすい斜面を木を掴みながら上りました。一段こんもりした所を越えると高尾城跡南の腰曲輪(くるわ)<写真26,27>で歩きやすくなりました。 高尾城跡<写真26〜29>からも道はなく、西に下りることにしました。意外にも木の間は歩きやすかったのですが、標高130mを切るとまたササと細枝に囲まれ、そこからは細枝をかき分けながら歩きやすい所を探しました。やはりひどいヤブではなく、途中からは踏み跡らしきものを辿りました。最後は踏み跡もなくなり、落ち葉が積もり崩れやすい斜面をズルズル滑りながら木を掴んで下りました。雨垂布勢(あまたれふせ)神社<写真30〜34>の屋根が見えるほうはヤブが深そうだったので、南寄りに微調整して無事に境内に出られました。 |
その他周辺情報 | 瀬戸町総合運動公園から吉井川沿いに自動車で10分程南下すると、国道2号線と合流する辺りにおさふねサービスエリアがあります。火曜定休です。レストランは11〜20時営業で14時半〜17時は喫茶のみとなっています。ランチバイキングはなくなりました。温泉は受付が9〜20時で9〜11時は現金払いだと少し安くなります。売店ではお菓子や新幹線の模型、戦国武将の名前のついた匂い袋などが購入できます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
防寒具
手袋(防水加工)
軍手
雨具
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
サブザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
タオルハンカチ
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(地図アプリ使用)
eTrex22x(GPSナビゲーター)
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感想
この日の気象は午前中は晴れるものの、気温が低く、風が強いという予想でしたので、低温対策で低山、かつ風が防げる樹林帯中心のコースを設定しました。
出発点は瀬戸町総合運動公園です。この日はテニスやサッカーなどを楽しむ方々が多く、8時前から駐車場がどんどん埋まっていきました。結局は、いつも利用している野球場の側の第5駐車場に停めました。いつもはアトリなどたくさんの野鳥が迎えてくれるのですが、さすがに、この日は訪問する方が多いこともあり、姿どころか、鳴き声すら聞こえてきませんでした。
出発するとすぐにヒラヒラと小雪が舞い始めました。積もることはなくすぐにやみましたが、日陰の舗装道路は風は防げるものの寒かったです。
願興寺<写真35〜44>との分岐で左折し瀬戸町森林公園へ、すぐに鉄塔巡視路に入りました。高さ10cm程のササがまばらに生えているくらいできれいでした。
鉄塔からの展望<写真03>を楽しみ、標高237.9m三角点「南方」のある「展望の丘」<写真04〜06>に到着しました。ここからも展望はある程度効きますが、南方面の展望は丘から少し下りたほうがよかったです。南方面にはおくの細道アルプスや香川県の屋島<写真08>、さらには、見えるとテンションが上がる香川県の五剣山<写真09>など、低山にもかかわらず、広範囲の展望を楽しむことができました。
展望の丘を過ぎるときれいな土道が舗装道路まで続きました。しばらくして、塩井池に到着するや否や、カモが数羽泳いでいる姿<写真14,15>が目に入りました。最近の少雨でかなり干上がっていたためか、少なかったです。
池の北東端から土手を歩き、抜き足差し足で近づき撮影しました。我々が近づいても、慌てて飛び去ることはありませんでしたが、警戒して我々とは常に一定の距離を保ちながら、穏やかに泳いでいました。
池の南側は工事中で重機が入っていました。ずっと舗装道路でも高尾城跡<写真26〜29>もカモもよく見えるので、土手を歩く必要はありませんでした。
この塩井池の南西にある神(みわ)神社<写真21〜24>を訪問し、高尾城跡<写真26〜29>へは、宮池の東から谷を登ってみようかと思っていましたが、神社から尾根を登ったほうが安全だと思い、一か八か本殿の裏から斜面にとりつきました。
最初はかなり崩れやすく、木を掴みながら上りました。幸い、ヤブではなく、かき分けずに歩けました。そのうちに踏み固めたような踏み跡に出合い、歩きやすくなりました。尾根に出ると細枝をかき分けることもよくありましたが、すぐによけられるので苦にはなりませんでした。高尾城跡<写真26〜29>南の鞍部で急に背丈ほどの枯れササに囲まれましたが、すぐに突破、そこからは落ち葉が積もり崩れやすい斜面を木を掴みながら上りました。
一段こんもりした所を越えると高尾城跡南の腰曲輪(くるわ)<写真26,27>で歩きやすくなりました。展望は効きませんが主郭は広く、木の間をどこでも歩けそうでした。岡山県古代吉備文化財センターの「岡山県中世城館跡総合調査報告書」によれば、『備之前州磐梨郡中津山願興寺記』では大永年間(1521〜1528)に周藤飛騨守が、『備陽記』では佐藤将監が在城したと伝えられています。
主郭の南北に一段低い腰曲輪があります。北の腰曲輪<写真28>から北へも道はなさそうなのでどこも同じならこのまま北に下りようかとも思ったのですが、時間短縮で西に下りて雨垂布勢(あまたれふせ)神社<写真30〜34>か願興寺<写真35〜44>の境内に出ることにしました。
下り始めると、意外にも木の間は歩きやすく、調査は西からのアプローチだったのだろうかと思いました。ところが、標高130mを切るとまたササと細枝に囲まれ、そこからは細枝をかき分けながら歩きやすい所を探しました。やはりひどいヤブではなく、途中からは踏み跡らしきものを辿りました。
最後は踏み跡もなくなり、落ち葉が積もり崩れやすい斜面をズルズル滑りながら木を掴んで下りました。雨垂布勢(あまたれふせ)神社<写真30〜34>の屋根が見えるほうはヤブが深そうだったので、南寄りに微調整して無事に境内に出られました。
雨垂布勢(あまたれふせ)神社<写真30〜34>を出ると、近くに願興寺<写真35〜44>があります。なんと、まだモミジの紅葉<写真41,42>が見られました。
また、4年程前にはよくわからなかった本堂の天井の竜の絵<写真44>も今回は全容をとらえることができました。この絵は文政3(1820)年に描かれたといわれています。来年の干支が“辰(龍)”ということもあり、龍神様に来年も健やかな日々を過ごせますようにとお願いしました。
周辺には城跡が他にもあるのですが、今回はこれで舗装道路を歩いて戻ることにしました。
願興寺でも見られた小雪はだんだん激しさを増し、強風で舞い始めました<写真46>。雪がほとんど降らず積雪1cmで交通がマヒする岡山市街地育ちの連れは、これを吹雪と呼び異常に興奮していました。吹雪ではないにせよ、我々にとっては今年初めて見た雪だったので、寒さを忘れテンションが上がり動画を撮りました。
クリスマス前に素敵なプレゼントをもらいました😊
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