記録ID: 6303721
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
全周の大展望!晃石山から岩舟山・三毳山・佐野厄除け大師へ!!
2023年12月24日(日) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 06:49
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 1,017m
- 下り
- 1,030m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 6:46
15:13
天候 | 曇天でしたが昼前から天候が回復に向かい、夕方には快晴になりました。ただし、山沿いでは終日雲が取れず、高曇りが続きました。風はほぼ無風だったものの、気温は上がらず、登山開始時点で3℃、晃石山頂で1℃。ただし、午後は少し陽が差したこともあり12℃くらいまで上がりました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:東武佐野線 佐野駅 1531発 館林行 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆大平下駅〜下皆川登山口〜謙信平〜(林道経由)〜大平山〜ぐみの木峠 大平下駅から下皆川登山口までは住宅や畑が散在する市街地となります。途中、大きな道路(ぶどう通り)との交差点にコンビニ(セブンイレブン)があります。 下皆川登山口からは石段を交えた急登ですが、整備されており、危険なところはありません。舗装された林道(林道下皆川線)を横切り、更に高度を上げると太平山遊覧道路に合流します。 合流点には公衆トイレがあり、関東平野の展望が良好です。遊覧道路に沿って進んでいくと謙信平となり、展望台や駐車場(40〜50台くらい/無料)、公衆トイレ(2箇所)などがあり、また茶屋・土産物店などが5〜6軒ほど軒を連ねています。展望台周辺からの展望も良好です。 更に進んだ茶屋の先で遊覧道路から、大平山神社および林道への分岐が出てくるので、今回は林道を経由しました。林道は一般車は通行できませんが、よく整備されており、危険なところはありません。林道を道なりに進み、稜線と合流したポイントが大平山へのトレイル(大平山には大平山神社からも行けます)です。 合流ポイントから大平山までは高度差は60mほどですが、傾斜が急でザレている上、木の根で躓きやすいので注意が必要です。大平山山頂は神社の社殿があって広場があるので休憩に最適ですが、展望はありません。 先ほどの林道合流ポイントまで戻って、更に林道を進んでいくと、晃石山へのトレイルが分岐(道標あり)するので、林道からシフトします。分岐から200mほど進むとぐみの木峠(ベンチあり)となります。 ◆ぐみの木峠〜晃石山〜青入山〜桜峠 ぐみの木峠からは淡々と高度を上げていきます。数ヵ所、関東平野を望める場所があります。特に危険なところはありませんが、急登もあります。 晃石山の山頂には祠があってあまり広くはありませんが、関東平野および日光連山方面が展望できます。 晃石山からの下りは少々急ですが、丁寧に足を運べば問題ありません。思ったよりアップダウンを繰り返しながら進むと青入山となりますが、ここのからは南西〜北西方向の展望が良好です。 更に進んで桜峠への下りとなりますが、途中トレイルの真ん中に手すりがある階段状(階段そのものではない)の区間となります。この区間はかなり傾斜がキツく、かつ足許が落ち葉などで滑りやすいところがあるので注意が必要です。なお、右側通行となります。この区間を下りきったところが桜峠で東屋があります。 ◆桜峠〜馬不入山〜馬不入山登山口 桜峠からの馬不入山までのトレイルも良く踏まれたトレイルで特に危険なところはありません。ただし、思ったよりアップダウンが激しかったです。馬不入山の山頂も広場になっており休憩が可能です。 ここからは急な下りが続き、落ち葉で滑りやすくなってところがあるので、注意が必要です。一度登り返しを越えて更に高度を下げていくと馬不入山登山口となり、車道(ぶどう通り)に飛び出します。 ◆馬不入山登山口〜岩舟山山頂登り口 この区間は車道歩きとなります(馬不入山登山口からショートカット出来るトレイルがあるようですが、入口を見落としてしまいました)。特に危険なところはありませんが、思ったより車の通行量が多く、歩道もないので事故に注意が必要です。 登山口から300mほど東に向かうと車道の分岐がある(案内板等はありません)のでこちらにシフトして進みます。1卍進むと右折して分岐する車道が出るので、曲がって300mほど進むと、岩舟山山頂登り口(分岐に看板あり)となります。 ◆岩舟山山頂登り口〜岩船山(高勝寺)〜岩船山参道入口 登り口から車道を道なりに進みます。麓から見た岩船山の東面は断崖絶壁ですが、車道はうまく敷設されており、山頂まで九十九折りに通じています。特に危険なところはありません。 車道は山頂部にある高勝寺の門前まで続いています。山頂には境内を通って孫太郎尊本殿に向かい、その近くの卒塔婆置き場脇から進んでいきます(明確な案内表示などはありませんがピンクテープがついています)。ブッシュをかき分けて進むと、山名標が出て山頂となります。なお、一応老朽化した手すりはありますが、その先は絶壁なので注意が必要です(積極的に山頂へのルートを明示していないのは、不用意な立入による事故を防止する意味合いが強いと思われます)。 境内まで戻ると三重塔があり、その脇に公衆トイレが設置され、関東平野の展望が良好です。その脇に石段があり参道入口まで下っていくことが出来ます。石段は落ち葉掃きなどの清掃は行き届いていますが、全体に老朽化が目立つので転倒などには注意が必要です。 ◆岩船山参道入口〜下津原交差点〜万葉自然公園かたくりの里管理棟 この区間は田畑や住宅地などを通る車道や農道歩きとなります。特に危険なところはありません。下津原交差点にはコンビニ(ローソン)があり補給が可能です。 ここから県道67号線沿いに500m進むと、信号のある無名の交差点に「かたくりの里」との表示があるので、ここを左折して100mほどでかたくりの里管理棟となります。 ◆かたくりの里管理棟〜三毳山(青竜ヶ岳)〜みかも山公園西口分岐〜みかも山公園西口 管理棟脇の道を進みハイキングコースに入ります。特に危険なところはありませんが、階段などでの直登が多く、山頂まで高度を一気に200m上げていくので、思ったよりハードです。途中からは傾斜も緩み尾根沿いに進むと三毳山の山頂となります。 山頂は展望はあるものの、デジタルテレビの中継局が設置され、電線も張られているので手狭かつ落ち着かない感じでした。 山頂からの下りは少々急ですがすぐ終わり、みかも山公園西口分岐で尾根筋から分かれて大きく蛇行しながら下っていきます。非常によく整備されて歩きやすいです。 そのまましたまで下りきると、みかも山公園西口となり、公衆トイレや売店、駐車場などが整備されています。 ◆みかも山公園西口〜佐野厄除け大師〜佐野駅 この区間は市街地歩きとなります。車道に沿って県道67号線に合流して市の中心部を目指します。なお、佐野厄除け大師は県道から少しズレています。 |
その他周辺情報 | ◆岩舟山高勝寺 ※日本三大子育て・子授け地蔵尊 https://www.iwafunesan.com/index.html ◆岩舟爆破体験ツアー https://setup-japan.jp/ ◆みかも山公園 https://www.park-tochigi.com/mikamo/facility ◆佐野厄除け大師 ※関東三大師 https://sanoyakuyokedaishi.or.jp/ ◆佐野ラーメン 417(しいな) ※今回お邪魔したお店。佐野厄除け大師から歩いて3分 https://tabelog.com/tochigi/A0902/A090202/9014398/ ◆<参考>栃木駅バス(関東自動車) ※栃木駅から大平山神社最寄りの國學院大學栃木バス停までの時刻表 https://kantobus.info/timetable/result/?no=001177&de=000000&week=3&f_from_type=1&f_from_genre=&f_from= |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
Tシャツ(半袖)(1)
Tシャツ(長袖)(1)
ソフトシェル(1)
サポートタイツ(1)
シューズ(1)
ザック(1)
キャップ(1)
サコッシュ(1)
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
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感想
北関東の山は地元からちょっと遠いこともあって、今まであまりご縁がなかったのですが、三毳山は低山ながらなんとなく気になっていた山でした。今回、実際に往くに当たって、片道3時間以上かけるからには三毳山以外も、と晃石山や岩船山、佐野厄除け大師など欲張っていろいろ盛り込んでいったら、何か凄い計画になってしまいました。
往ってみたら大当たりで、特に展望に関しては低山なのに関東平野の大展望に加えて、日光連山等各方面の山がいろいろ見られたのは収穫でした。
同時に地元との天候・気象の違いも顕著で、なんといっても冬場の乾燥が凄く、えらく寒いのに霜柱が全く見当たりませんでした。さすがは北関東の空っ風。地中の水分どこ行った(苦笑)同じ関東でもずいぶん違うと実感。
いよいよ年末になりましたが、来年も頑張っていきたいと思います。
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