万寿山〜感謝の1年、命のリレー。
- GPS
- 01:41
- 距離
- 2.8km
- 登り
- 302m
- 下り
- 315m
コースタイム
- 山行
- 1:18
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 1:43
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
9月末の岩手山以来の、2ヶ月ぶりの山登りとなりました。
前回から、変化点が2つあります。
ひとつ目は、岩手山で感じた足首の硬さ。これをストレッチで柔らかくしたこと。
ふたつ目は、登山靴をタイオガブーツからマウンテンクルーザー600に更新したこと。
足首がよく曲がるようになったので、傾斜で体制を安定させられます。
登山靴は、登るのが上手くなった?ってぐらいに良くグリップします。まったく不安がない。
そんな安心感のもとで、久しぶりのお山をゆっくり登らせてもらいました。
今日は風もなく、本当に静かです。時が止まったかのようで。
山頂で、家で淹れてきたコーヒーを、家のお菓子箱に入ってたチョコで頂きました。ポリポリ。自分の音だけが響きます。
鉄塔まで戻り、六郎山への縦走路に進んでみます。等高線に沿ってトラバースしながら木立の四季を堪能できる道です。
積雪は10センチくらい。気温が緩んだので、春先の雪のようにザスザスします。
満足したところでUターンして、下山しました。
帰り道に滝があるので、いつものように寄ってみることに。
滝壺まで岩をポンポン飛びながら近づきますが、たまに上流からゴミが流れ落ちてくるときもあります。
あぁ今日も有るなぁ。白と赤の肥料袋。
肥料袋?
思わず、『うわあ!』っと、声を上げてしまいました。
仰向けになったイノシシでした。
お腹は裂かれて、真っ白い肋骨が天に向かって伸びています。
内臓だけ綺麗に。
人が頂いたものであれば、こんな食べ方、捨て方はしません。
イノシシは早池峰山の付近でも確認されて、いよいよ来たかと思ってましたが、こんなに身近にいるなんて。
中型犬ぐらいのイノシシだったので、まだ子供なのかな。運悪くこうなってしまって、彼(彼女?)も無念。手を合わせました。
そのイノシシ、腐敗臭がまったくしませんでした。捕食は今朝か昨日か。熊さん、まだ寝られないのかな?
これで満足して、また来年も山を守ってください。
いや、動揺しました、正直。リアル。
でも自分が頂いている食べ物も、ひとつひとつが命なんですよね。
今年最後の山登りは、静かな雪山で、生きるためのリアルな自然を垣間見ることができました。
来年もまた『歩かせてもらう』姿勢で、楽しくお山を歩ければと思います。
ここまで見ていただきありがとうございました。皆さまどうぞ、良いお年をお迎えください😀
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する