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Yamareco

記録ID: 6322687
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

英彦山(別所駐車場〜南岳まで歴史探訪)

2023年12月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:16
距離
10.0km
登り
1,008m
下り
1,008m

コースタイム

日帰り
山行
3:59
休憩
0:18
合計
4:17
距離 10.0km 登り 1,019m 下り 1,013m
7:04
17
7:21
7:23
1
8:31
8:34
28
9:02
9:07
20
9:27
13
9:40
9:44
31
10:15
10:18
28
10:46
10:47
20
11:07
14
天候 曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
別所駐車場までマイカー。
広大な無料駐車場がある。トイレも近くにあり。
コース状況/
危険箇所等
どこにでもあるハイキングコースかと思ったら意外とアドベンチャーだった。
特にこの日のように雨天の場合、登山道に敷き詰められた石がやたら滑る。南岳直下は鎖場もあってなかなかスリリング。
標識はあるものの土砂崩れの跡など道が不明瞭だったりして道迷いのリスクもある。スマホの登山アプリややGPS専用機は必須だと考えた方が良い。
西日本遠征2日目は福岡の英彦山に登る
別所駐車場から。
2023年12月31日 07:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/31 7:00
西日本遠征2日目は福岡の英彦山に登る
別所駐車場から。
こちらは少し上の有料駐車場
トイレもある。
2023年12月31日 07:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/31 7:06
こちらは少し上の有料駐車場
トイレもある。
まあまあこんな金額感でしょうね
2023年12月31日 07:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/31 7:06
まあまあこんな金額感でしょうね
まずは英彦山神宮下宮に向かって激急登の石段を登っていく
2023年12月31日 07:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/31 7:08
まずは英彦山神宮下宮に向かって激急登の石段を登っていく
長いわー
2023年12月31日 07:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/31 7:10
長いわー
到着。ちょっと七面山を彷彿させる
2023年12月31日 07:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/31 7:17
到着。ちょっと七面山を彷彿させる
上宮(中岳)は工事中なので行けません
2023年12月31日 07:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/31 7:18
上宮(中岳)は工事中なので行けません
最高峰である南岳を目指して登山道へ
2023年12月31日 07:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/31 7:29
最高峰である南岳を目指して登山道へ
ほんとこの山は歴史を感じさせる構造物がうじゃうじゃある
2023年12月31日 07:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/31 7:35
ほんとこの山は歴史を感じさせる構造物がうじゃうじゃある
さすが九州。屋久島っぽい雰囲気もあったり
2023年12月31日 07:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
12/31 7:35
さすが九州。屋久島っぽい雰囲気もあったり
梵字岩…気になるから寄り道
2023年12月31日 07:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/31 7:48
梵字岩…気になるから寄り道
これか、でかい岩だ
2023年12月31日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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12/31 7:51
これか、でかい岩だ
こっちの中にある岩はともかく・・・
2023年12月31日 07:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/31 7:52
こっちの中にある岩はともかく・・・
こっちの岩壁がすごかった。
確かに梵字?が刻まれている。よく見ると武田菱がないか?
2023年12月31日 07:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
12/31 7:52
こっちの岩壁がすごかった。
確かに梵字?が刻まれている。よく見ると武田菱がないか?
こっちにも確かに武田菱だ。歴史が気になる
2023年12月31日 07:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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12/31 7:53
こっちにも確かに武田菱だ。歴史が気になる
今日は○ブラムの靴で来てしまったので濡れた石が滑りまくった。やっぱりモンベルだな
2023年12月31日 08:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/31 8:06
今日は○ブラムの靴で来てしまったので濡れた石が滑りまくった。やっぱりモンベルだな
滑るよ滑るよ〜
2023年12月31日 08:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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12/31 8:28
滑るよ滑るよ〜
ん?あの形は・・・
2023年12月31日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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12/31 8:30
ん?あの形は・・・
柱状節理じゃないか。そうか英彦山も火山なのか。
2023年12月31日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
12/31 8:30
柱状節理じゃないか。そうか英彦山も火山なのか。
まるで立山のあれと一緒だ。
2023年12月31日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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12/31 8:30
まるで立山のあれと一緒だ。
やっぱり材木石。立山ケーブルカー周辺の地質と同じ。
2023年12月31日 08:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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12/31 8:31
やっぱり材木石。立山ケーブルカー周辺の地質と同じ。
そして南岳に近づくにつれて斜度と岩の密度が高まる。
2023年12月31日 08:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/31 8:47
そして南岳に近づくにつれて斜度と岩の密度が高まる。
鎖場があるとは知らなかった
2023年12月31日 08:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/31 8:50
鎖場があるとは知らなかった
なかなかアドベンチャーだった。濡れてたし
2023年12月31日 08:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/31 8:54
なかなかアドベンチャーだった。濡れてたし
山頂部のみ少しだけ残雪あり。
2023年12月31日 08:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/31 8:58
山頂部のみ少しだけ残雪あり。
山頂到着〜貸し切りだが強風ガスガス。(だから貸切なんだっつーの)
2023年12月31日 08:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/31 8:59
山頂到着〜貸し切りだが強風ガスガス。(だから貸切なんだっつーの)
二百名山またひとつピクりました!
2023年12月31日 09:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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12/31 9:00
二百名山またひとつピクりました!
中岳方面の縦走はできず。また次回だな
2023年12月31日 08:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/31 8:59
中岳方面の縦走はできず。また次回だな
山頂部はこんな感じ
さて下山開始。
2023年12月31日 09:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/31 9:04
山頂部はこんな感じ
さて下山開始。
帰りは別ルートで鬼杉と玉屋神社を経由して戻ろう
2023年12月31日 09:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/31 9:33
帰りは別ルートで鬼杉と玉屋神社を経由して戻ろう
地図
2023年12月31日 09:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/31 9:33
地図
鬼杉到着。屋久杉に負けず劣らずのでかい杉だった。
2023年12月31日 09:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
12/31 9:37
鬼杉到着。屋久杉に負けず劣らずのでかい杉だった。
人が入っている写真をみるとそのデカさがわかる
2023年12月31日 09:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
12/31 9:37
人が入っている写真をみるとそのデカさがわかる
隣の岩もかなりでかいのにこの杉は負けてない
2023年12月31日 09:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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12/31 9:39
隣の岩もかなりでかいのにこの杉は負けてない
ここから玉屋神社までのルートもなかなかワイルドだった
2023年12月31日 09:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/31 9:43
ここから玉屋神社までのルートもなかなかワイルドだった
石は滑るしー
2023年12月31日 10:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/31 10:00
石は滑るしー
まじ歴史を感じさせてくれる山だ
2023年12月31日 10:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
12/31 10:12
まじ歴史を感じさせてくれる山だ
これが玉屋神社。これだけみると普通だが…
2023年12月31日 10:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/31 10:14
これが玉屋神社。これだけみると普通だが…
じゃじゃーん。岩にめり込んでる!
2023年12月31日 10:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
12/31 10:15
じゃじゃーん。岩にめり込んでる!
すごいな、この神社。もはや芸術だ。爆発だ。
2023年12月31日 10:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
12/31 10:15
すごいな、この神社。もはや芸術だ。爆発だ。
ほんと風情ありまくり
2023年12月31日 10:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
12/31 10:15
ほんと風情ありまくり
この狛犬はいつからそこにいるんだろう?
2023年12月31日 10:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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12/31 10:16
この狛犬はいつからそこにいるんだろう?
全容。すごいわー。見に来た甲斐があった。
2023年12月31日 10:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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12/31 10:17
全容。すごいわー。見に来た甲斐があった。
帰りがけに今度は虚空蔵に寄り道
2023年12月31日 10:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/31 10:39
帰りがけに今度は虚空蔵に寄り道
この巨岩が虚空蔵か。すごいなこの山は。
その下の洞窟に仏像が祀られていた。
2023年12月31日 10:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
12/31 10:43
この巨岩が虚空蔵か。すごいなこの山は。
その下の洞窟に仏像が祀られていた。
この大迫力。山頂に登らなくても見に来る価値あり。
2023年12月31日 10:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
12/31 10:44
この大迫力。山頂に登らなくても見に来る価値あり。
英彦山神宮まで戻ってきた
2023年12月31日 11:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/31 11:04
英彦山神宮まで戻ってきた
この石段でもこの靴だと滑るんだわ・・・
2023年12月31日 11:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/31 11:04
この石段でもこの靴だと滑るんだわ・・・
駐車場到着〜
今日の山は登山というより歴史探訪でした!
2023年12月31日 11:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/31 11:17
駐車場到着〜
今日の山は登山というより歴史探訪でした!

感想

年末年始の西日本遠征2日目の今日は福岡の二百名山である英彦山へ。
親戚のおじちゃんにいそうな「ひでひこさん」じゃなくて「ひこさん」と読む。
天気は悪いが別にいい。とりあえず二百名山に登ることに意義がある。それにいつか天気がいい日にリベンジすればいい。全部初見好天だった場合そこで満足してしまい二度目がなくなってしまう。

途中の道の駅で車中泊していたが少し早く目覚めてしまったのでスタート地点となる別所駐車場に少し早めに到着。
小雨が降ってるし風も意外と強いので明るくなるのを待ってから出発。登山というより神社に参拝しに行く雰囲気だ。
いきなり急な石段が始まる。こういう山、たまにあるよね。となりにはケーブルカーもあるらしい。確かにこの斜度の階段はお年寄りには厳しいと思う。
石段を上まで登って英彦山神宮まで到着したら登山道へIN!
一気に雰囲気が変わる。それにしても暗い。苔むした参道が独特な信仰の山の雰囲気を醸し出している。英彦山神社の上宮となる中岳は工事中で登ることができない。あと2年くらい工事が続くらしい。この山のピークは南岳なのでよかった。さすがに活火山じゃないのに最高峰に登れないのはつらすぎるよね。
ということで、縦走は叶わないので南岳へ向かって最短ルートで登っていく。登山道の標識はこまめにあるのに若干わかりづらい。分岐が多いのと土砂崩れでちょっと道が不明瞭だったりするのが原因か。これ、初心者がGPSを持たずに歩くのは少し危険じゃないか、そんな気がした。
その思いが強くなったのが南岳直下だ。まさかの鎖場←いや、調べて来いよ
雨で濡れていたこともあってなかなか滑る。こんな日に限って○ブラムソールの登山靴だったのでなおさら滑る。トレールグリッパーで来ればよかった。いつもより慎重に歩いてピークゲット。もちろんこんな天気の日は誰もいない。ちなみに道中含め誰とも会わなかった。これで2日連続だ。

下山は登りとは別ルートで鬼杉〜玉屋神社経由で戻ろう。
この選択が良かった。まずは鬼杉。まじでかい。屋久島で見た縄文杉をはじめとした屋久杉もでかかったが、この杉も負けてない。どうやら奈良時代からあるそうなので樹齢は1000年を超えている。来た甲斐があった。
そして玉屋神社。バカでかい岩の下にめり込むように建造されている神社でここまで来ると神社というより芸術だ。これも見に来た甲斐があった。
あとは帰りに寄った「虚空蔵」もすごかった。ここの岩も数十メートルの高さを誇り、その下の岩窟に仏像が祀られていた。こんな場所がこの山にはゴロゴロある。
ハッキリ言う、自分がこれまで登ってきた山の中で最も信仰の山としての威厳と雰囲気があると思う!

今回歩けなかったルートも含め、工事が終わったらぜひ再訪したい。
あ、そうそう、結局山頂もガスガスで何も見えなかったのでどっちにしても再訪しなければならない。
この山にはまだまだ興味深い歴史的な文化遺産がたくさん眠っているに違いない。

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