英彦山(別所駐車場〜南岳まで歴史探訪)
- GPS
- 04:16
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,008m
- 下り
- 1,008m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
広大な無料駐車場がある。トイレも近くにあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
どこにでもあるハイキングコースかと思ったら意外とアドベンチャーだった。 特にこの日のように雨天の場合、登山道に敷き詰められた石がやたら滑る。南岳直下は鎖場もあってなかなかスリリング。 標識はあるものの土砂崩れの跡など道が不明瞭だったりして道迷いのリスクもある。スマホの登山アプリややGPS専用機は必須だと考えた方が良い。 |
写真
感想
年末年始の西日本遠征2日目の今日は福岡の二百名山である英彦山へ。
親戚のおじちゃんにいそうな「ひでひこさん」じゃなくて「ひこさん」と読む。
天気は悪いが別にいい。とりあえず二百名山に登ることに意義がある。それにいつか天気がいい日にリベンジすればいい。全部初見好天だった場合そこで満足してしまい二度目がなくなってしまう。
途中の道の駅で車中泊していたが少し早く目覚めてしまったのでスタート地点となる別所駐車場に少し早めに到着。
小雨が降ってるし風も意外と強いので明るくなるのを待ってから出発。登山というより神社に参拝しに行く雰囲気だ。
いきなり急な石段が始まる。こういう山、たまにあるよね。となりにはケーブルカーもあるらしい。確かにこの斜度の階段はお年寄りには厳しいと思う。
石段を上まで登って英彦山神宮まで到着したら登山道へIN!
一気に雰囲気が変わる。それにしても暗い。苔むした参道が独特な信仰の山の雰囲気を醸し出している。英彦山神社の上宮となる中岳は工事中で登ることができない。あと2年くらい工事が続くらしい。この山のピークは南岳なのでよかった。さすがに活火山じゃないのに最高峰に登れないのはつらすぎるよね。
ということで、縦走は叶わないので南岳へ向かって最短ルートで登っていく。登山道の標識はこまめにあるのに若干わかりづらい。分岐が多いのと土砂崩れでちょっと道が不明瞭だったりするのが原因か。これ、初心者がGPSを持たずに歩くのは少し危険じゃないか、そんな気がした。
その思いが強くなったのが南岳直下だ。まさかの鎖場←いや、調べて来いよ
雨で濡れていたこともあってなかなか滑る。こんな日に限って○ブラムソールの登山靴だったのでなおさら滑る。トレールグリッパーで来ればよかった。いつもより慎重に歩いてピークゲット。もちろんこんな天気の日は誰もいない。ちなみに道中含め誰とも会わなかった。これで2日連続だ。
下山は登りとは別ルートで鬼杉〜玉屋神社経由で戻ろう。
この選択が良かった。まずは鬼杉。まじでかい。屋久島で見た縄文杉をはじめとした屋久杉もでかかったが、この杉も負けてない。どうやら奈良時代からあるそうなので樹齢は1000年を超えている。来た甲斐があった。
そして玉屋神社。バカでかい岩の下にめり込むように建造されている神社でここまで来ると神社というより芸術だ。これも見に来た甲斐があった。
あとは帰りに寄った「虚空蔵」もすごかった。ここの岩も数十メートルの高さを誇り、その下の岩窟に仏像が祀られていた。こんな場所がこの山にはゴロゴロある。
ハッキリ言う、自分がこれまで登ってきた山の中で最も信仰の山としての威厳と雰囲気があると思う!
今回歩けなかったルートも含め、工事が終わったらぜひ再訪したい。
あ、そうそう、結局山頂もガスガスで何も見えなかったのでどっちにしても再訪しなければならない。
この山にはまだまだ興味深い歴史的な文化遺産がたくさん眠っているに違いない。
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