ルートバーン・トラック
- GPS
- 14:25
- 距離
- 33.5km
- 登り
- 1,343m
- 下り
- 1,271m
コースタイム
- 山行
- 2:17
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:17
- 山行
- 9:46
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 11:59
天候 | 1日目 雨ときどき曇り 2日目 雨のち晴れ・曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
クイーンズタウンからルートバーンシェルターへ、レンタカーにて移動。 ・帰り ディバイドからテ・アナウへ、バスにて移動(要予約)。 ※補足 ●行きをレンタカーにてしてしまったため、下山の翌日にテ・アナウ→クイーンズタウン→ルートバーンシェルターにバスで車を取りに帰ることに。 その後、翌日のケプラートラックに備えて、テ・アナウに戻った。。 (テ・アナウ↔ルートバーンシェルターは道路が通っていない為、一度クイーンズタウンに戻る必要がある。) そのため、ルートバーントラックについては、レンタカーではなくバスの利用の方が良いかと。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・特に悪いところはなし。 ・ルートバーンシェルター〜ルートバーンフラッツの区間の川は一箇所、渡渉した。 なお前情報だとルート上に渡渉無しだったはずのため、増水の影響か。 いずれにしても念頭には置いたほうが安心。 ・滝直下を歩く箇所(1分ほど)は、水量が多かったためか、水しぶきでずぶ濡れになった。 |
その他周辺情報 | ●ハット(日本で言う山小屋)/キャンプ場は公式サイトにて要予約。 ※予約開始日が決まっており、人気な場所はすぐに埋まる様子。 私は3ヶ月前に見て、なんとか空いている場所を予約したため、2日間の歩行距離がアンバランスな行程に。 ●トレイルに入る前に、街にあるDOCビジターセンターにて、受付を済ませる必要がある。 |
写真
感想
▼はじめに
NZ旅行の1つ目のトレイル、ルートバーン・トラックに行ってきた。
これまで年末は、九州や熊野古道など極力雪のないところを選んで旅行をしてきたが、
とうとう色々行き尽くしたと思い、今年は満を持してニュージーランドに行くことを決めたのが9月頃。
グレートウォークなる、9つの人気のトレイルがあることを知る。色々探す中で、南島の方が歩いていて楽しそうなトレイルがあることが分かり、南島に行くことを決めた。
しかし、世界的に人気なトレイル大国・ニュージーランド、9月にはほとんどのハットとキャンプ地が予約で埋まっており、なんとか探して見つけたトレイルの一つが、このルートバーントラックであった。
そのため、2日間の距離が不釣り合いな行程ではあるものの、絶対に踏破したいと思い、
日本国内では1日30キロも歩いたことがなかったため、2度にわたり長距離山行の練習をしてきた。
▼ルートバーン・トラック当日
基本的に雨の日が多いニュージーランド、この日も例の通り雨からトレッキングスタート。
水が多いためか、森が豊かで苔が生い茂っていたのは、どこか八ヶ岳や屋久島に似ていた。
前情報では渡渉はないとのことだったが、この日は雨で増水のためか、とても登山靴が無傷では渡れない川が・・まさかニュージーランドで渡渉デビューすることになるとは!
持っていたサンダルに履き替え、その後も面倒なのでサンダルで歩き続けた。
1日目は3キロで山行を終え、キャンプ地到着。
ルートバーンフラッツという名前の通り、突如現れた平坦な野原にテントを張る。
海外特有の大きく厚みのあるクッキーでカフェしたり(大好物)、夕飯はパスタと日本から持参したさんまの味噌煮を食べ、1日を終える。
ちなみにハットでは食事を買えないため、全て持参する必要がある。
2日目は30キロの長旅になるため、朝5時頃にトレッキング開始。初めはしとしと雨が降るものの、夜が明けるにつれて、雨が次第に弱くなる。
少し歩くと横幅の広い滝、ルートバーンフォールスが見えてきた。
さらに進むと、その滝の上流の川と並走する形で歩く。
ふと振り返ると、山の間を流れる川が綺麗に見える。
余談だが、先日、山と道で製品を購入した際に封入されていたポストカードにルートバーントラックと書かれていたが、まさにこの景色がポストカードで見たものと同じであった。どこか誘われているようなこの景色に、たどり着くことができて感慨深かった。
その先も川や大きな湖が所々にあり、飽きることなく歩き続けた。
途中ガスの中に入り景色のない時間も続いたが、ニュージーランドらしい天気だと思い、それすらも楽しめた気がする。
半分くらいまでは登りが続いたが、それ以降は一気に下る。
マッキンジーハットの湖のほとりで一度小休止。
こちらも日本から持参したワンタンスープを食べ、再開。
少し歩くと巨大な滝が現れた。
後から調べると華厳の滝の2倍の高さがあるとのこと。滝の下を通るのだが、水しぶきがすごく全身ずぶ濡れに。半袖で通過したが、その後30分は体がかじかんでいた。。
そんなこんなで歩くこと10時間、無事にゴール地点であるディバイドに到着。
1日30キロ歩いたのは初めてかな?さすがに顔にも疲れが出ていた。
▼おわりに
まず何よりも無事に歩き切ることができてよかった。
グレートウォークとだけあってか、トレイルが非常に整備されている。距離こそは長いが、岩場などがなく歩きやすかった。
また、2日目は30キロを歩く行程だったが、ニュージーランドで過ごす時間は計12日間と限られているので、反対に3日間で歩く等だと、少し1日の時間を持て余してしまう感じもした。
ここ以外にも色々楽しみたいので、意外と今回の行程が良かったなぁ感じた。
どこまで歩いても街が見えず、目の前には山と緑だけが広がり、NZの自然の広大さを感じた。
標高1200m ほどでこれほどにまで綺麗な景色の中を歩くことができるのは、日本には中々なさそうだと思った(行ったことないけど、北海道の大雪山系が似てるのかな?)
早速、ニュージーランドに来て良かったなぁと感じた山行でした。
素敵な山行をありがとうございました。
※音声入力のため、文章だと若干読みにくいところがあるかもしれないのは、ご容赦くださいませ。
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