小豆島でクライミング三昧
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
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感想
Aちゃんに誘ってもらい年末は小豆島でクライミングしながらキャンプして過ごすことになった。
メンバーはAちゃん、パラクライミング日本代表で金メダリストの濱ノ上さん(Beachくん)、彩ちゃんの師匠のHさん、21歳の才能溢れるNくん、Sさん、私の6人。
【1日目】
まずは先発隊の我々とAちゃん&ビーチ君組は神戸港で合流し、キャンプ道具、クライミング道具、4日間の生活用品をAちゃん号に詰め込む。何とか無事に荷物も人も積めたのでフェリーで出港。
翌朝、坂手港に到着。コンビニで買い物を済ませ、4日間お世話になるオートビレッジ吉田へ向かう。
キャンプ場に到着し早めに受付をさせていただきテントの設営を済ませる。
ひと息入れた後、さっそく吉田の岩場へ向かう。
アップがてらスラブのルートを数本登り、今回オンサイトを狙っている「雷神(5.11b)」へ取り付く。下部はバランシーで考えさせらるムーブ、右のコーナーなど使い中間部へ。ここまでで結構力を使ったので、レスト中も心が折れそうだ。ガバガバで十分にレストし、いざ後半へ。
ハングを越え、上を目指すが思った以上に手足が細かい。必死でムーブを起こすがカチがきつい
。。。たまらずテンション!うぅ。。。オンサイト失敗。
Aちゃんは本日2撃で「瀬戸内プレゼント(5.13a)」をあっさり落とした。さ、さすが。恐ろしい娘やで!
で、衝撃の日。
今回ご一緒したビーチ君は目が見えないのだけれど、そんなことおかまいなしにリードでガンガン登る。
私でも簡単に登れないルートをあっさり登るんだ。信じられる??マジで凄い!
手でルートを探り、どんな細かいスタンスにも足を乗せることができる。かつフォームも美しい。本当に目が見えていないのか疑いたくもなる。
皆にバレないようにしたが、感動して涙が出た。と同時に勇気をもらえた。
このところテンションが低かったSさんもこの瞬間からスイッチが入ったようにとてもポジティブになった。
クライミング後は買い出しやお風呂、そして楽しい宴会で初日を終えた。
・(5.9)/OS
・(5.10b)/OS
・(5.9)/RP
・雷神(5.11b)/×
・瀬戸内プレゼント(5.13a)TR/×
【2日目】
この日はAちゃんの師匠が朝着便で坂手港に到着するので彩ちゃんとビーチ君が迎えにいきそのまま赤嶽へ。私とSさんは吉田の岩場でのんびりと登ることにした。
吉田の岩場は広いのでまだまだ概要が掴めていない。そこで散歩がてら色々な岩を巡り、途中途中でクライミングをすることにした。
でも昨日頑張り過ぎたのか今日は指皮が痛くて気分があまり乗らず、それがそのまま結果に表れた。最後にまた雷神にチャレンジしたがダメだった。
これはいかん。明日頑張ろう。
・ビギナーロックのルート(5.9)/OS
・第三の男(5.10b)/××
・スラブのルート(5.9)/OS
・雷神(5.11b)/×
雷神風神は次回に持ち越し決定。
【3日目】
今日は皆んなで赤嶽へ。
赤嶽登山口の駐車場から約45分で岩場に到着。メインエリアのジャンボリーは今まで見たことないスケールに驚くとともによくこんなとこ登る人がいるもんだなぁと感心する。
我々はその横にある左岩壁エリアで登ることした。
さっそく登り支度をして、皆さんガンガン登り始める。師匠がトップロープを張ってくださり、とりあえずそれでアップがてら登る。
N君も無事に合流するやいなや、いきなり5.11cdのルートを登らされる(笑)
私も昨日のダメダメさを払拭すべく頑張った。予定では一昨日昨日でサラッと5.11を2本登って、あとはエンクラか観光かなと思っていたけど、もう後がないので1本1本集中して登った。結果、無事に何とかオンサイト、フラッシュと出来過ぎで2本ゲットでき、イレブン10本チャレンジも有終の美を迎えることができた。
赤嶽エリアは昨日の吉田の岩場とは違ってそれほど細かいカチやスラブな感じでないが、思い切ったムーブが必要と感じた。
私でも何とか登れそうなルートがいくつかあったので良かった。
◾️左岩壁
・ガジュマル(5.10d)/TR
・蒼の境界(5.11b)/OS
・オリーブLINE(5.11cd)/FL
・太陽の恵み(5.12a)/TR
・太陽の恵み(5.12a)/×
【最終日】
私は完全にレストDAY。
Aちゃんは早朝に師匠をフェリー港まで送り届け、戻ってきてから私以外の3人を連れて吉田の岩場へ。
私はのんびりと後片付け。皆と一緒に登りに行っても良かったけど、明日から天気が崩れるのでなるべくテント類を乾かして撤収したい気持ちが勝ったのと、小豆島には何度か来ているけど観光をしたことがないので少しの時間でも見て回りたいと思った。そこでSさんに昼頃降りてきてとお願いして観光に付き合ってもらった。
観光後、再びオートビレッジ吉田に戻るもクライミング班はまだ降りて来ず。結局ギリギリまで登ってバタバタと積み込みをして帰路についた。
長いと思った4日間だったけど、メンバーや天気に恵まれて楽しくてあっという間だった。
Aちゃんには感謝しかない。いつも素敵な出会いや時間をありがとう。
有名クライマーになってもたまには遊んでね!
次はマルチピッチですね!ぜひ行きましょ〜!
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