【青春18きっぷ’23-’24冬きァ朶慇樟沿線・加太駅から錫杖ヶ岳往復
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 03:19
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 745m
- 下り
- 734m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
<ゆき> 小杉541━629金沢652━734加賀温泉740(サンダーバード8)750芦原温泉753━902敦賀923━940近江塩津1007━1122草津1157━1240柘植1242━1252加太 <かえり> 加太1656━1709亀山1724━1840名古屋1845━1904岐阜1915━1954美濃太田1239━1530高山1602━1705猪谷1721━1822富山1824━1834小杉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されているけど、「9」の標識より先は鎖場の連続。 |
その他周辺情報 | 帰りは美濃加茂に移動し、宿泊。翌日、みのかもハーフマラソンに出走! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
半袖シャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
ジョギングシューズ
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
サングラス
|
---|
感想
『青春18きっぷ』(以下、『18きっぷ』)を利用して、関西線沿線の錫杖ヶ岳に登って来た。『18きっぷ』の4回目と5回目は、最初から『みのかもハーフマラソン』に出走する時の往復で消化するつもりでいたけど、勿論、美濃太田駅までの往復のみでの消化は勿体無いので、ついでにどこか登れる山を探した。そしたら、美濃加茂市周辺の山は『18きっぷ』での日帰り可能な山が多く、宿泊を伴う今回の山行には勿体ない(苦笑)。ということで、北陸新幹線敦賀開業以降は『18きっぷ』を用いた山旅が困難なエリアに目を向け、今回、初めて関西線沿線の山に登ることにした。関西線の加太駅から錫杖ヶ岳を往復するプランを立てたものの、加太からのコースだと頂上直下に鎖場があるので雪がある場合には私の技術では登頂困難。その場合には、隣の柘植駅から霊山往復を考えてたけど、今シーズンは雪が少なく、迷うことなく加太駅に向かった(笑)。ここ最近、ストックを持ち歩いてたけど、今回は置いて来た(爆笑〜!!!)。
小杉駅を5:41に出発し、いつもの乗り継ぎパターンで敦賀駅まで移動し、9:23発大阪ゆきの新快速に乗車。前回(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6313766.html)、車両故障で新快速が止まった第2衣掛トンネルも無事通過。近江塩津駅で姫路ゆきの新快速に乗り換え、草津駅で降りた。柘植ゆきの発車時刻まで時間があったので、駅前の平和堂で買い物。滋賀県は主要駅の近くに平和堂があって、便利(笑)。草津線の電車に乗って、柘植駅で関西線に乗り換え。関西線の列車は2両編成で、『18きっぱー』らしきひとたちで満員だ。乗車はひと駅だけなので、立ちっぱなしで加太駅まで移動。加太駅で下りたのは、私だけ。跨線橋に上がると、これから上る錫杖ヶ岳がみえた。
トイレを済ませ、12:55に加太駅を出発。駅前の道を下り、『酷道』として有名な国道25号(非名阪)に出る。「【山登りコース】錫杖ヶ岳」の標識に従って進むと、名阪国道の向井I.C.のほうに誘導される。向井I.C.を利用するクルマは少ないのか、クルマの邪魔になることなく、向井I.C.を通過。あとはひたすら林道を進む。琵琶湖周辺は陽がさすこともあったけど、草津線で南下するごとに雲が厚くなっていき、林道に入った頃にはとうとう雨粒まで落ちて来た。しかし、生い茂る木が傘がわりとなり、ほぼ影響はなかった。通り雨だったのか、さっさと止んだ。林道を歩いてると奥のほうからクルマが来たので、登山を終えられたかただろうか。隣の沢筋(小神武谷川)に移動するため、林道は峠越えして一旦大きく下り、平坦化してから真っ直ぐ行くと、駐車場がみえてきた。13:24に加太登山口の駐車場に到着。クルマは10台は置けそうな広さで、クルマは2台止まってた。ここで登山者カードに記入し、靴をジョギングシューズからトレッキングシューズに履き替えた。
13:34に入山開始。ここのコースは頂上まで2,000 kmあるようで、10等分して200 mごとに標識があり、自分がどこまで来てるのかが厚く分かって励みになる。足場が悪い所には金属の桟橋や階段が設置されて、よく整備されて歩き易い。金属の階段のところで夫婦と思しき2人とすれ違った。
天候は回復して来たようで、山の上のほうには陽が当たってるけど、沢沿いに付けられた道は陽が当たらず薄暗い。「4」を過ぎると沢から離れ始め、柚之木峠に到着。峠では高齢者パーティーが休憩中。峠から稜線に沿って進むと、中間地点の「5」。峠から先は稜線に付けられた道。意外に痩せてる箇所もあり侮れない。
「6」、「7」を順調に通過。休憩用のベンチやテーブルが設置されてるけど、草が茂って展望は良くなさそう。なかなか「8」をみないうちに急な上りになってきた。ここに「9」が出て来たから、「8」は見逃したということか…。「9」から先は、いよいよ鎖場が現れ始める。慎重に行けば問題ないけど、「1」から「4」あたりの沢沿いのお気楽区間と難易度が全然違う(苦笑)。鎖場を迂回するルートがあったのてこっちに行ってみたけど、回数が減るだけで、鎖場の完全回避は無理だった(苦笑)。目の前に錫杖ヶ岳の謂れを記した解説板が現れ、14:35に錫杖ヶ岳頂上に到着。時間が遅いのか、誰も居なかった(苦笑)。
頂上からは鈴鹿山脈や、津の市街地とその先の海、さらにその奥の志摩のほうまでみえた。足元にはダム湖の錫杖湖が広がる。柚之木峠からエンジンのような音がずっと聞こえてたので、錫杖湖にバイクの走り屋でもたむろってるのかと思ってたけど、どうやらアレはチェーンソーの音のよう(苦笑)。
14:55に頂上を出発。鎖場は慎重に通過。「9」まで降りた時にはホッとした。帰りには、登りでは見逃した「8」を発見。ちょうどベンチとテーブルがある先で、稜線の北側にも南側にも踏み跡とリボンがあるので、上りでは南側を通ったためにみなかったよう。順調に下り、15:47に登山口の駐車場を通過。向井I.C.を通過し、16:14に加太駅に戻った。この後は亀山ゆきに乗って、翌日のハーフマラソン大会の会場のある美濃加茂に向けて移動開始。
整備が入って歩き易い登山口から柚之木峠まで、稜線歩きの峠から「9」、最後の連続する鎖場の難所…低山なのにこんなにコロコロと表情が変わる山も珍しい(苦笑)。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人