依遅ヶ尾山《京都百名山No.3》
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- GPS
- 01:43
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 360m
- 下り
- 362m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂まで一本道、他にルートはない |
写真
感想
依遅ヶ尾山は、関西百名山シリーズNo.12で8年前にも訪れた。今日は雨上がりで先に行った権現山では時々日差しもあったが、依遅ヶ尾山は頭を雲が覆っていた。登山口に達すると広い駐車場があったが、他に車はなく登っている人はいないようだ。登山道は林道で始まるが駐車場直ぐの所で土砂崩れがあり人一人通れる隙間を抜けて踏み出した。林道の途中に「ありが塔」と標識の掲げられた藁葺の竪穴式住居があった。8年前は真新しかったが今日見るそれは古びて蔦が絡み「ありが塔」の表示は最早判別不能になっていた。
「ありが塔」の直ぐ先から登山道が始まった。2.5図を見ても等高線の詰まり方は激しく急登が続いた。雨上がりで登山道は泥濘み田んぼ状態となっていた。滑らないように慎重に進むが足元が安定しないと疲れ方が激しい。途中2箇所程展望の利く処があり南の大石三角点のある峰(447m)や丹後の海を望むことができた。しかし大石三角点の峰は依遅ヶ尾山同様山頂部を雲が覆っていた。なお2箇所目の展望地には「ここでいっぷく」と云う標識が掲げられていた。
8年ぶりに訪れた依遅ヶ尾山(540m)山頂は何もなく、以前は転がっていた山頂標識も今日は行方知れずで石の祠の中に石仏が鎮座しているだけだった。晴れていれば今日登った権現山や経ヶ岬のピークも見ることもできる筈だが雲に覆われ何も見えなかった。此の山は一本道で来た道を引き返すしかなく休憩した後は温泉を楽しみに下山した。
立寄り湯は8年前と同じで間人の立岩近くにある“はしうど荘”、入浴料金500円でサウナ、露天風呂も備えていた。ユースホステルを兼ねているので一度泊まってみたい所だった。入浴を終えて外に出ると日没が迫り依遅ヶ尾山や海に屹立した立岩が焼けて見事な美しさを見せていた。この様子を見ていると地元の男性が夕日を見るならもっと良い場所があると間人市街の自分の家まで車で先導し案内してくれた。城島の付け根で将に日本海に沈もうとする夕日が雲間に映え美しかった。暫くすると沈んだ夕日が下から雲を染め上げ、これまた幻想的な雰囲気を醸し出していた。大阪から来た親子と共に暫し酔いしれた。
この男性は岡崎廣史さんでアマチュアカメラマンだが観光協会から写真撮影の依頼を受けたりしてパンフレット用の写真を撮ったりされている。またフォトコンテストで入選するなどの実力者であるようだ。自宅をギャラリーのようにされていて自慢の作品を拝見させてもらった。自宅前からの夕日の写真で雲がまるで竜の姿のようになるところや鴨川で撮った鷺が鮎を獲る瞬間の写真など印象的だった。
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