しゃれ〜母栖山〜上ノ山 峠歩き�ぁ�(兵庫県宍粟市)

2010年05月07日(金) [日帰り]

• GPS: 07:10
• 距離: 9.1km
• 登り: 865m
• 下り: 784m

コースタイム

9:20三谷林道⇒9:50「しゃれ」分岐⇒12:40母栖山13:10⇒15:10境界分岐⇒16:00上ノ山⇒16:30実験センター
■峠間　歩行距離　7Km・所要時間　5時間20分・総上昇量　711m
◆行程　歩行距離　9.6Km・所要時間　7時間10分・総上昇量　930m

天候

小雨のち晴れ

コース状況／危険箇所等

【索引】
・宍粟市の　しゃれ〜母栖(もす)の『天空回廊と交流の峠道』を歩く。(第4回)
【アクセス】
・R29から山崎町三谷集落に入り、林道を北上。倒木帯の手前まで作業道を詰める。
【コース状況】
9:20〖三谷林道〗
　前回の駐車地の上部から小雨の中を出発。
　林道から山腹を登る。
9:40〖尾根〗
　作業道を横切って尾根に乗る。
9:50〖出発点〗
　「しゃれ」への分岐(国有林標柱��134)から北に向かい、倒木帯を突破しながら進む。
10:35〖539mPK〗
　鹿除けネットに沿って行くと、「539m」PKに着く。
　樹林に囲まれ展望は無い。
　ネットは西に下り、自然林を北に向かう。
10:45〖展望岩場〗
　岩稜を渡り、展望岩場に乗る。
　ガスに視界が遮られるが、晴れれば西に大展望が開けるであろう。
　少し先には、桜の大木があった。
11:20〖新設三角点〗
　峠を登った切り開きに、新設の四等三角点(金属標��113271)があり、傍らには、測量に使った木製架台が、立て掛けてあった。
　ここから先は、母栖の三角点まで、測量の目印を追う。
11:40〖552mPK〗
　籔っぽい尾根の高みに「552m」PKがあるが、やはり展望は無い。
12:10〖峠〗
　峠に出て、登り返す。
12:25〖実験センター敷地〗
　植林尾根に乗り、関西電力山崎実験センターの敷地境界杭を追う。
12:40〖母栖山〗
　ようやく「母栖山」の山名標柱と三等三角点に到着。
　日差しが出てきたので、お待ちかねの、お昼にする。
13:10
　富栖鉱山を覗きに出発。
13:20〖鉱山展望所〗
　道標から左折すると、小尾根の先端の断崖絶壁に、金鉱山の展望所がある。
　眼前には、金鉱脈を筋掘りした坑道が見える。
13:40
往路を引き返し、母栖山へ向かう。
14:15〖市境界〗
　母栖山頂から市境界をショートカットして、植林帯の敷地境を抜け、再び、市境界に乗る。
15:00〖鉄塔〗
　ヌタ場を通り、鉄塔(播磨中央線��2)を北に回り込む。
15:10〖境界:今回終了点〗
　敷地境界杭に到着。北に続く境界を見送り、西の尾根の巡視路を辿る。
15:45〖展望地〗
　鉄塔(山崎智頭線��2)基部の広場からは、360度の展望が広がる。
16:00〖上ノ山〗
　うす暗い樹林に囲まれ「上ノ山」の四等三角点が埋まる。
　ここから南尾根の巡視路を下る。
16:05〖実験鉄塔〗
　実験鉄塔から「ドミノ倒し」のような黒プラ階段が、延々続く。
16:15〖施設道路〗
　やがてモノレールの横を下り、施設道路に降り立つ。
16:20〖管理棟〗
　舗装道路を南に向かうと、管理棟がある。
16:30〖実験センター入口〗
　実験センター入口ゲートに着き、デポした車で帰路に着く。

【トイレ・自販機・水場】
・関西電力山崎実験センターの管理棟裏に、トイレがあります。

写真

山行詳細図(クリック毎に拡大)

5/7 9:11

林道の倒木帯から歩き始める。

5/7 9:37

山腹を登り、尾根に向かう。

5/7 19:22

前回の境界尾根分岐に到着。

5/7 10:01

籔を分けて、境界尾根を辿る。

5/7 10:11

倒木帯を突破。

5/7 10:35

「539m」PKに到着したが、樹林に囲まれ展望は無い。

5/8 14:10

自然林を進む。

5/8 14:10

展望岩場で、一息入れるが、ガスで視野が遮られる。

5/7 19:24

桜の大木に出合う。

5/7 10:59

快適な尾根に出る。

5/8 14:13

新緑の樹林が美しい。

5/7 11:20

峠の切り通し。

5/7 11:38

尾根の途中に、未登録の新設の四等三角点金属標があった。

5/7 11:48

「552m」PKで一休み。

5/7 12:25

関西電力山崎実験センターの敷地境界に乗り、杭を追う。

5/7 12:42

ようやく「母栖山」の山名標柱と三等三角点に到着。ここでお昼にする。

5/7 19:27

金鉱の展望地に出ると、眼前に鉱脈を筋掘りした坑道が見える。

5/7 13:25

山中に咲く「イワカガミ」

5/7 14:12

市境界をショートーカットして、植林帯の敷地境を抜ける。

5/7 14:23

大きな「ぬた場」

5/7 15:22

鉄塔(播磨北線��2)から実験センターを望む。

5/7 15:52

鉄塔(山崎智頭線��2)基部から北の眺望

5/7 15:57

「上ノ山」の四等三角点

5/7 19:43

モノレールに沿って下る。

5/7 16:11

池の横に降り立つ。

5/7 16:21

管理棟から下山方向を望む。

5/7 19:39

実験センター入口ゲート

撮影機器：

LUMIX DMC-FX07 パナソニック

感想

yamaya

【登山ルート】
・今回も、変化に富んだ山歩きが出来ましたが、地形が複雑で、倒木帯やイバラの籔もあり、一般向きのルートではありません。
・実験センター北の鉄塔基部(山崎智頭線��2)からは、大展望が楽しめます。
【峠】
・境界上には、山崎と安富を繋ぐ峠が、多くありました。
【新設三角点】
・新設の四等三角点(金属標��113271)は、未登録で、どのような点名が付くのか楽しみです。
【富栖鉱山】
・富栖鉱山は熱水性鉱脈鉱床で、金・銀の採掘が1936年〜1976年まで続けられ、現在は休山状態です。現在も採掘権は設定されています。
・絶壁の鉱脈を追って、掘られた無数の坑道は一見の価値があります。
・金鉱展望所は、断崖絶壁の上にあり、転落の危険があるので、慎重な行動が要求されます。