高旗山
- GPS
- 01:29
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 292m
- 下り
- 280m
コースタイム
- 山行
- 1:24
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 1:31
天候 | 曇り 山頂は強風 下りたら晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎高旗山登山口 高旗山東側、林道日山源田線沿いにある。 高旗山登山のメインルートで、林道路肩に10台程度駐車可能。 林道日山源田線はダートと舗装を繰り返すが、ダート区間も路面の凹凸は少なく我が家のBMWでも問題なく走れた。 ◎高旗山登山道 出だしから照葉樹林帯を歩き、急登箇所もなく子供や初心者でも安心して歩ける。 高旗鉱山跡への道を分けると100メートルおきに標識がつけられ励みになる。 たぶん地元の子供や児童が集団で登る山なのだろうか?手作り感あふれる標識は微笑ましい。 登山道もよく整備されており、地元の皆さんに愛されている山だと伝わってくる。 ◎展望スポット ☆高旗山山頂 1等三角点が設置された山頂は360度のパノラマが広がるようだが、残念ながらこの日は『下りたら晴れる』のパターンでガスがかかり展望は叶わなかった。 新・分県ガイド 改訂新版『福島県の山』では「北には吾妻、安達太良、額取山から大将旗山、西には猪苗代湖や磐梯山、南には笠ヶ森、八幡岳、東には広々とした安積平野のかなたに連なる阿武隈の山々を見ることができる』 と書かれている。 |
写真
感想
事前の予定では連休明け後の土日は、郡山に泊って9日に裏八溝、10日に郡山周辺の低山歩きを計画していた。
しかし連休中の連チャン登山の影響で腰痛が回復せず、9日の天気予報もよくないことから土日の山行はキャンセルすることにした。
ところが予約していた宿のキャンセルを忘れてしまい、10日の天気も回復することから郡山に泊って日曜に山に登るというスケジュールに急きょ変更した。
9日昼過ぎに自宅を出立、東北道をチンタラ北上し夕刻郡山のルートインにチェックイン。
大浴場で腰をじっくり温め翌日に備える。
今回は郡山の西方、中通りと会津を分ける山々から山行候補を挙げた。
分県ガイド『福島県の山』ではこのエリアから額取山(安積山)、高旗山、笠ヶ森山、川桁山の4座が紹介されているが、そのうち、額取山、高旗山、笠ヶ森山の3座を今回の候補とした。
いずれも山頂からの眺望がすぐれ、登山口から2時間から4時間程度で歩くことができるショートコースである。
特に額取山はフォロワーのnotgoalph さんのレコを拝見して今回の第一候補に挙げていた。
notgoalphさんの額取山のレコ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-442955.html
3時に起床、3時半にホテルをチェックアウトして、県道6号を西に向かい、額取山の登山口である御霊櫃峠に向かう。
ところが空が白むと山にはガスがかかっている。
展望の利く稜線歩きが売りのこの山は、ガスったり風が強いと歩くのは厳しい。
そこで最初に登る山を、3つのうちでもっともショートコースである高旗山に変更し、4時過ぎに登山口に到着した。
このエリアには額取山、大将旗山、八幡岳など源義家にかかわる山が多いが、高旗山もその一つで、奥州征伐の折義家がこの山で軍旗を高く掲げたのが山名の由来とされる。
また山頂に祀られる宇奈巳呂和気神社は、奈良時代に蝦夷征伐を行った大伴家持に関わる神社であり、いずれも蝦夷征伐に由来する山である。
話はずれるが、もとは蝦夷の領地だった福島だが、征服者である坂上田村麻呂や源義家にかかわる伝承や地名は多いが、被征服者である蝦夷に由来するものは非常に少ない。
思いつくのは大滝根山や鬼ヶ城山くらい。
勝てば官軍の結果なのだろう。
登山道は終始照葉樹に囲まれ、厳しい登りもないまま登山口から50分弱で山頂に着く。
1等三角点が設置された山頂は、360度のパノラマが広がるはずだが、ガスと強風でじっとしていると寒くて仕方がない。
写真を撮っただけでそそくさと退散するが、下る途中で雲が切れ日差しが入るのはよくあるパターン。
往復1時間半のショートコースだったが、結論はあと2時間後に登ればよかった。
額取山か笠ヶ森山かまだ決めていないが、次に登る山も眺望がいいのでそこでリベンジを果たそう。
私のレコまで紹介していただき恐縮です。(-""-;)
マッチさんの福島の山歩きも浜通りから中通り、会津地方の山々へと移ってきました。福島県人としては、うれしいかぎりです。
今回はあいにくの天気でしたが、是非とも額取山に再チャレンジしてください。レコを楽しみしています。
腰痛、お大事に。。。(._.)
notgoalphさん、おはようございます。
このエリアの山は初めて歩きますが、やはり雪の量が違うのか同じような標高でも阿武隈とは植生が異なりますね。
額取山は山開き後の安達太良とセットで登ってみたいと思います。
マッチさん、おはようございます。
GWで連日歩かれていたのでこの土日は静養かと思っていました
マッチさん、ミキータさんの行動力は凄いですね〜
写真13は、ラショウモンカズラ (羅生門蔓)だと思いますよ
マコトさん、おはようございます。
ホテルのキャンセルを忘れたので、宿泊しないともったいないと思いショートの低山歩きを急きょ計画しました。
ラショウモンカズラありがとうございます。
おはようございます。
いやー、ガンガン攻めてますね。
13番は、怖い名前の羅生門蔓です。
ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)
名前の由来は、平安中期の頃、京都朱雀大路南端にあった羅生門に棲みついた鬼が夜な夜な悪さをし人々を困らせていたので、源頼光(みなものよりみつ)の家臣の渡辺綱(わたなべのつな)がその腕を斬り落とし鬼を退治したそうな。
その鬼の腕に似た花というので羅生門蔓と名づけられたそうです。
『絶対にその時代に、そんな長い名前が有るはずも無く、ただ草と呼んでただろう?』
ごもっとも!
haretara師匠、おはようございます。
渡辺綱といえば妖刀「髭切りの太刀」で大江山の酒呑童子や一条戻り橋の鬼を退治したといわれる豪傑ですね。
たしかに色は鮮やかな紫青ながら、エイリアンの口のようなおどろおどろしい形状。
でも『絶対にその時代に、そんな長い名前が有るはずも無く、ただ草と呼んでただろう?』
ウケました!!
6時過ぎに下山 この後、額取山・笠ケ森と1日3座歩くんでしょうか
腰も休めなくっちゃ ! 悲鳴あげそう
大事にして下さいなぁ〜〜
ハナさん、こんばんは。
さすがにこの日3座は無理でした。
今も歩くたびに背骨がバキバキいっています。
今年は、登山道が修復された会津朝日岳を狙っています。
ショートコースで眺望も良さげで、私にうってつけの山です。磐梯山が冠雪した頃訪れてみたい山です。登山口の林道は雪が降ると厳しそうですね。
mtkenさん、こんばんは
このエリアはちょうど中通りと会津の境界になる山ですが、郡山側は冬でもさほど雪の心配はないかと思います。
仮に雪があっても源田温泉までは除雪されると思うので、下山後の入浴という条件で駐車させてもらえれば登山口までの林道歩きは1時間もかからないと思います。
林道も過半はダートなので歩いてもさほど苦痛にはならないでしょう。
会津朝日岳の登山道復活ですか
けっこう奥深い山なんですよね、あそこって
大博多山とともにブナ林が魅力の山なので気になる気になるところです
隊長
会津朝日は1996年位残雪期に一度登り丸山岳まで歩いたことがあります。
奥会津に山は新緑か紅葉がよさそうですね。
高旗山や笠ヶ森山のブナも立派ですよ。
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