平標山 ヤカイ沢やぶラッセル
- GPS
- 05:53
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,042m
- 下り
- 1,018m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【駐車地〜ヤカイ沢下降点】 ・岩魚沢ゲートからヤカイ沢方面はトレース無し(朝は)。 ・EV1170から先はヤブく自由には歩けない。 ・雪は深く重い。ラッセルは踝〜膝。ほぼ脛上。 ・支尾根EV1600辺りからヤブは少なくなる。 【ヤカイ沢下降点〜平標山】 ・稜線の雪はクラスト。沈降不足でシャクナゲ、ツツジの上は沈む箇所あり。 ・山頂直下の階段は滑走に問題ないくらい埋まっている。 【滑走 平標山〜平標山ノ家】 ・深く重い雪で直線的に落とさないと止まる。そしてもがく。 【滑走 平標山ノ家〜平元新道登山口】 ・ヤブいが偶に短いオープンもあるが深く重い雪で快適滑走にはならない。 【滑走 平元新道登山口〜駐車地】 ・団子が付きトレースボブスレーとはならず(液体ワックスで改善)。 |
写真
感想
日曜日の明け方まで上越三国方面には結構な降雪予報が出ている。道路のライブカメラやパウダーサーチを見ると火打は50儖幣紊旅濱磧
そろそろヤカイ沢からも登れるだろうと平標山に行く。滑走は二居方面の沢を含めヤカイ沢も厳しいだろうと思い、山ノ家経由岩魚沢林道での下山とした。
5時20分過ぎ火打のスノーシェッド脇路側帯には既に10台以上の駐車あり。
準備を済ませ5時50分頃元気よくスタート。
国道を少し歩き登山口駐車場の脇からシールで歩く。車道を行き過ぎルートミスに気付き、出だしから余計なアルバイト。
登山道から別荘地内の車道に出ると除雪はしてあるがシールで歩ける。除雪終了点から先はスキー1、登山者1のトレースがあり有難い。
岩魚沢ゲートに着くと先行者のトレースは林道方面に向かい、ヤカイ沢にはトレースはないのでラッセル開始。出だしの切通しはヤブも無く踝ラッセルで快適だったがすぐに脛ラッセルに。
EV1170辺りからヤブが煩わしくなり自由に歩く事は出来ない。帰りは別ルートなので滑走を考えず少しでもヤブの少ない所をラッセルする。徐々に積雪も増え重い雪の膝ラッセル&ヤブ漕ぎになる。ポンでもトップが出ずにスイッチバックでラッセルをして行く。
1時間30分ほどぼっちラッセルをしていたら後続のスキーPTが来たので先頭交代。西ゼンの上部を滑るとの事だ。
その後スプリッターペアも合流しラッセルが捗る。最後尾に付いたらシールがズリズリして遅れだす。
常にヤカイ沢を観察していたが下部のヤブが酷くとても滑走する気にはなれないので予定通り山ノ家経由での滑走で決定。支尾根斜面の途中でスキーPTをパスしてスプリッターペアを追うが追いつけない。
稜線の雪は沈降不足でシャクナゲやツツジの上はトレースの後でもまだ沈む。
平標山登頂〜。
雲一つなく360°のパノラマをパシャパシャ。Mt.Fujiから日本海まで見る事が出来た。山頂はやや風があるものの薄手シャツにシェルを着込めば問題のないポカポカ陽気だ。
西ゼンを覗くと地形丸出しでシワシワ。後着したスキーPTは西ゼンの様子を見て諦めヤカイ沢に行くらしい。先着したスプリッターペアはヤカイ沢の上部を滑ったらトラバースして登行路に戻るとの事。
山ノ家経由で登ってきた後続スキーヤーに一部地形の段差があるから気を付けてとの情報提供。ありがとうございます。
それでは山頂から滑走開始。
稜線はクラストしているがヤブもほぼないのでポンなら快適かと思ったが、深く重い雪で直線的に滑らないと潜って止まってしまう。山ノ家からはヤブ滑走。偶に現れる短いオープン斜面もあるが、深く重い雪で快適には程遠い我慢の滑りとなった。下部の樹林帯はヤカイ沢に比べるとヤブも少ないので重力に任せ落ちていく。
平元新道登山口に出てからはトレースボブスレーを目論んでいたが団子が付いて滑らない。たまらずスクレーパーで雪を落とし液体ワックスを塗り込んで問題解決。あとは手漕ぎを交えてボブスレーで除雪終了地点まで。別荘地内道路も脇の雪付きを滑り国道まで戻ったら無事下山。
ヤカイ沢の登行はヤブ漕ぎが嫌でなければ使える程度の積雪はある。滑走は上部は何とかなりそうだが、下部はまともな滑走は出来ないだろう。
現状は山ノ家経由岩魚沢林道での下山がベターだと思う。
今回、前半はぼっちラッセルでルートを開いた。途中から追いつきラッセルしてくれたスキーPT、最後仕上げたスプリッターペアには感謝します。ありがとうございました。
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