五頭山・菱ヶ岳(村杉温泉から時計回り周回)
- GPS
- 11:02
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 1,286m
- 下り
- 1,217m
コースタイム
- 山行
- 9:51
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 12:26
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
関東近辺は天気が良くないが、北のほうは好天予報。
終電登山で五頭山から菱ヶ岳を周回する。
時計回りか反時計回りか迷ったが、夜間行動は入山者の多い五頭山への道を採ることにし、時計回りの計画とした。
水原駅を0時ちょうどに出発。
瓢湖の方角から白鳥(?)の鳴き声がひっきりなしに聞こえてくる。
まあまあ距離はあるはずだが。
近隣の人はうるさくないのか、心配になる。
道中、唯一営業している飲食店であるすき家で栄養補給&1時間ほど時間調整。
登山口間近で1台の車に抜かれる。
登山者だろうか?
駐車場で支度を整え、車両通行止めの林道を少し歩き、いよいよ登山道へ。
すぐに1名の登山者に抜かれる。
早い。他の山でもそうだが、この時間の登山者は強い人が多い。
五頭山への登山道は読み通り太いトレースが着いていて危険個所も無い。
三ノ峰の避難小屋で小休憩中、2名の登山者が入ってくる。
どうやらお知り合い同士のようで、話がはずんでいる。
思いのほか夜間登山者が多く、五頭山の人気のほどを実感。
小屋を出るとだいぶ明るくなってきていた。
五頭山で真っ赤な朝焼け。
これほど赤いのはそうそうない、素晴らしい朝焼けだった。
日の出を待たず、菱ヶ岳に向かう。
どのくらい時間がかかるだろうか。
稜線のトレースは薄く、多少雪庇が出ているが特に危険個所はなく、踏み抜きも少ないため、アイゼンのまま順調に進む。
スノーシューは完全に重りと化す。仕方ない。
多少のアップダウンを繰り返し、徐々に菱ヶ岳が近づいてくる。
稜線の樹木はまばらで、展望は良い。
右手には越後平野、新潟の街、そして日本海。
左手には山また山。
普段めったに見ない方向からのため、何が何だかほとんどわからないが、実に素晴らしい。
そして左手後方には飯豊が神々しく白く輝く。
まるでヒマラヤのよう。見たことはないが。
9時前、菱ヶ岳に到着。
風が少し冷たいが、360度の大展望。
最後の眺望をひとしきり楽しみ、下山にかかる。
村杉温泉12:50のバスには十分間に合いそうなので、心に余裕をもって下山できる。
最初は日本海に向けて急降下。
その後はほとんど登り返しなく、淡々と下っていく。
冬道は倒木や根っこが出ている部分もあり多少歩きづらいが2時間で駐車場まで下山。
バスまで十分すぎる時間があるので、村杉温泉の共同浴場でひとっ風呂。
地元の方で賑わっている。
熱めの湯が気持ち良い。
300円なり。
入浴後、すぐ近くの川上とうふでおからの酢の物を味見したところ美味だったので購入。
12:50のバスで水原駅へ。
水原駅で電車待ちがてらおからの酢の物を食べ、帰路に着く。
帰りの新幹線は大混雑だった。
雪は思っていたほど多くはなかったが、五頭山からの真っ赤な朝焼け、ヒマラヤのように白く輝く神々しい飯豊、オーロラのようにたなびく雲、雪庇、霧氷。
十二分に堪能できた。
これで標高1,000mも無いとは、東京近辺ではあり得ない。
新潟県人が実にうらやましい。
コメント
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私は東京在住の新潟県人です。
このコースには強く憧れます。しかしながら、私はチキンなので、夏に挑戦したいと思います。
貴重な情報を共有いただいて、ありがとうございます🙏
はじめまして。
多少でもご参考になったのなら、とても嬉しいです(^^)
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