行ってはいけなかった白鳥山

2024年01月20日(土) [日帰り]

• GPS: 06:52
• 距離: 11.3km
• 登り: 1,309m
• 下り: 1,315m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:44
• 休憩: 0:09
• 合計: 6:53

距離 11.3km 登り 1,309m 下り 1,317m

9:07 スタート地点
13:01 13:10 白鳥山
13:11 白鳥山避難小屋
13:11 白鳥山
16:00 ゴール地点

天候

曇→小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

公民館駐車場に駐車

コース状況／危険箇所等

上路集落十二社でも地面が除きそうな程度積雪。10−20cm程度。

雪はつながっているが、、、藪がビュンビュン出ている。中には先端が埋まって天然の罠みたいになっている藪もある。沢の出ていて藪を避けてルート外すと沢に落ちる。いろいろ無理。。。特に800mより下部はやばすぎた。

ノートレース。
スキーだとラッセルはなし。でも板を外すと股位までは埋まる。

その他周辺情報

翡翠の湯
宇宙一の寿し活

写真

1/20 9:07

雪はつながっていそうだべ

1/20 9:10

積雪10−20ｃｍてとこか

1/20 9:26

取り付きの藪。元気です。

1/20 9:44

まあ例年ここは少々ヤブっぽいし。上行けばでえじぃうぶだろー

1/20 10:20

うーンでもこれはなかなか。もう少しあがれば快適斜面になるよね。

1/20 10:54

ほらね♥

1/20 11:01

またすぐヤブ現れる。ヤブをつかんで登高

1/20 11:45

800ｍを越えると少しヤブ薄くなる

1/20 12:07

見えた

1/20 12:53

ロックオン

1/20 13:05

到着。ヤブで時間食った。
上の積雪は去年よりちょっと少ない程度でしょうか。

1/20 13:05

上は小雨。さっさと降りよう。ヤブスキーが心配だ

1/20 13:05

行くぞ相棒

1/20 13:39

ぐはっ

1/20 14:05

ゴクリ。滑るとか無理。

1/20 14:30

板の先端のわれ目が藪を捉えて離さない。。。
この割れ目なんのためにあるのか。。
藪で死ぬ。

1/20 15:31

ああああ。もうわたしにはなにがなんだか。。
藪の薄いところへ→ルートちょっと外す→沢に落ちる→シートラにしてみる→股まで埋まる→板を履いて正攻法で藪へ突撃→一瞬でこれ。

1/20 15:49

藪地獄をこなしようやく植林地

1/20 15:54

憎い恋しい　憎い恋しい
めぐりめぐって今は恋しい
雪、雪ふれふれもっとふれ

1/20 20:30

お祝いを頂いた。感謝。

撮影機器：

SO-53B Sony

感想

vicaryaking

ヤブいことはわかっちゃいたが、地元民の私が行かずに誰が行くと少し男気出しました。いつもレコ見てばかりでは悪いので、、レコ上がっていない白鳥山を。

とにかく境川時点で雪がめちゃ少ない。上路は流石に雪はつながってはいそうなので一安心して出発。オーソドックスに北西尾根ルート。

取り付きからヤブくて帰りたくなるが、もう少し上がれば楽になると言い聞かせ進むが、ずっとヤブいまま。急な所はヤブを掴んで這い上がる。ラッセルは全然なし。

いい加減吐きそうな位ヤブ登高をし標高800mを越えると流石に楽になりスピードアップ。1000mを越えて緩斜面まで出るとあとは気合いで小屋に辿り着く。かわいいあの小屋にまた来ることができた。5ヶ月ぶり。雪は完全に春の雪で山頂も風ほとんどなし。

小雨も降っているので早々に滑走準備。が、滑走なんてもんじゃない。この世の地獄が待っているとは思わなかった。ヤブが酷く、滑走なんてできたものではないのである。

飛び出たヤブ、先端だけ埋まって板を引っ掛けてくる罠みたいなヤブ、ビンタするヤブ、目を狙ってくるヤブ、帽子を奪ってくるヤブ、突き刺さるヤブ、堂々立ち塞がるヤブ。。これらがランダムに3秒おきくらいに現れるのである。

ありとあらゆるヤブが行く手を阻み特に800mからの下降は凄惨なものとなった。

ヤブの薄いところを選んで少し尾根を外すと沢に落ちるし、試しにシートラすると股まで埋まる。処置なし。正攻法しかなかった。メインは横滑りでズルズルと。ヤブに引っかかると逆らわずに早々に転倒し回転したりしつつ降りてなんとか下山。

レコに上がらないのはそれなりの理由があるのだ。ヤブ好きにはたまらないかもしれないが、自分はもうノーサンキューだった。

ひすいの湯につかり、糸魚川すし活へ。通い始めて10年以上。いつも暖かく迎えてくれ、たくさん食べさせて頂き、今日はお祝いまで貰ってしまった。自分が不幸せのような気持ちになることが結構あるけど、大事にしてくれる人がいて、本当はとても幸せ者だと思った。

コメント

yunokitoru

泣き出しそうな空、と思ったら後半は小雨になったのか。しかもノートレースに果敢に挑戦はお疲れ様。
このヤブヤブじゃスキーは無理だろ。「泣く子とヤブには勝てない」って諺が有るもんな。
とにかく無事の生還で何より。

vicaryaking

先生
まあ、僕も半分泣き出している状態でしたが・・・
トレースなくてもルーファイだけでラッセルはなかったんで問題なしですがいかんせんヤブが・・。さすがにもう少し雪が降らなくてはヤブスキーにすらならない感じでした。
今後ますますこんな感じになってくるんですかね。

mierin

こんばんは

いつかチャンスあったら、ご一緒に（4人とか）山歩きできたら♪ とても同じペースでは歩けそうにないので、お待たせしそうだけど(^^;)
というか、多忙すぎて無理かな？

遅くなってしまいましたが、おめでとうございます！お幸せに！！

vicaryaking

mierinさん
ありがとうございます!
是非ご一緒させてください〜😊
とは言ってもやっぱりなかなか歩き慣れてないので、こちらこそお待たせしてしてしまいそうです。実際、数年前も黒部源流ではyunoki先生チームに完全に遅れを取りましたし！

是非、mierinさんみたいな強女子？を目指してもらいたいものです〜✨