【西上州】野栗沢川 赤岩沢右俣アイスクライミング



- GPS
- 05:30
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 958m
- 下り
- 936m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山道は沢沿いで不明瞭だが特に問題はない。 ・赤岩沢大滝は、繋がっていなかった。 ・赤岩沢右俣は、卦蘢度の小氷瀑(4〜15m程度)が6つほど続き、快適に登れる。 |
写真
感想
【計画の経緯】
暖冬とはいえ、そろそろ登れるかもしれないと思い、昇天の氷柱を見に行ってみたが、国道からの遠望で、どう見ても氷が繋がっていないように見える。ということで、転進先として考えていた赤岩沢へ。大滝は駄目でも、その上流が気になるので。
【記録】
歩きやすくない登山道が赤岩沢を離れていくところで登山道を離れ、赤岩沢を遡行する。適当にゴーロを歩いていくと小滝が出てきて、左から登ると、氷結の甘い淵。左をへつって突破し、次の小滝は残置ロープに頼りながら登る。面倒がってチェーンスパイクをつけずに登ったら結構悪かった。ここで前衛滝の上に赤岩沢大滝が見えるが、やはり今年の暖冬では、繋がっていない。暫し眺めてから引き返し、巻くことにする。
登りで苦労した小滝は下りでも当然怖く、落ちたらドボンなので慎重に。小滝群を下ったら右岸斜面に取りつき、登っていくと登山道に合流。登山道で大滝を巻ききったところで沢に戻ると、上流には一応凍っている滝が見える。氷結が甘そうなので念のためロープを出してサトーがリードし、登攀。易しい。
そこから少しで二俣。右に登れそうな氷瀑があるので右に入ると、氷瀑が多数。4m〜15m程度の氷瀑を6つ程度立て続けにフリーソロで登り、なかなか楽しい。周囲の岩も立派でゴルジュ状なのがまた良い。
連瀑帯が終わると傾斜の緩んだゴーロとなり、源頭の様相。左岸枝谷に立派なゴルジュを発見したがほぼ涸れ谷。適当な所で右岸斜面を登り登山道へ。
最後に、左俣の源頭部の涸棚を見に行ってみる。多少は水があるようで、上部には立派な氷があるし、中間部も多少の氷があるが、登れる状況には程遠い。しかし、秋の雨量が多く、良く冷えた年ならもしかすると繋がるかもしれない。そんな夢をもらって、帰路に就いた。
【感想】
昇天の氷柱も赤岩沢大滝も登れなかったが、赤岩沢右俣のプチアルパインと、もしかしたら繋がるかもしれない氷瀑も見つかり、氷瀑探索を楽しめたのでまずまず充実したので良かった。
【総評】
赤岩沢右俣は、さほど遠くないアプローチで7つ程度の容易な氷瀑を登れ、暖冬でも氷結するので、初心者には悪くないかもしれない。中級者以上には物足りないだろう。
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