青梅丘稜 熊に2回遭遇
- GPS
- 05:34
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,183m
- 下り
- 1,165m
コースタイム
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 5:33
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
熊出現 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
雨具
靴
ザック
飲料
行動食
ヘッドランプ
保険証
スマホ
時計
タオル
ファーストエイドキット
|
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感想
今日はなんとなく地図を見ていたら青梅丘稜と高水三山が繋がるのを初めて知り
トレランで行ってみました。
青梅丘稜はかなり整備されており、あえてピークを登らなければ緩い傾斜の走りやすいコースでした。
ただトレーニングになるかと言えば、負荷は少なさそうです。
問題は後半の高水三山に向かってのルートでした。
榎峠から高水山へ向かう途中の見晴らし広場で熊に遭遇。
熊の方が先に気づき逃げて行きましたが、最接近した距離はおよそ3メートル。
逃げてくれて本当に良かった、、、
もう先に進めないなと引き返すも引き返した先に何か動く黒い生物が、、、
さっきの熊でした。
ならば予定通りに高水山方向に向かいました。
ナチャギリ林道雷電山分岐より常福寺方面に向かい、林道より登山道に入り100メートルほど登った先に、、、
居ました熊が、今度は親子熊。
距離はおよそ25メートル、子熊は速攻逃げて行きましたが、母熊?はそのまま居座り立った状態でこちらを凝視。
完全に臨戦態勢をとていました。
こちらは一回目の熊に遭遇後に拾った、折れた立札の角棒60センチを装備。
筋肉の塊の奴らには殴るのは効かないため、全体重を掛けた突きの一発勝負になるかなと考えつつも、30秒位お互いにらみ合いが続きました。
熊側からのアクションが無いため、そこまで戦意は無さそうなので、セオリー通り熊を見つつもゆっくり後退を行いました。
熊側もこちらの動きを理解したのか、横を向き興味がない素振りをしたため、そのままゆっくり後方に下がり、熊の視界から見えなくなる所まで行き、ある程度まで戻りました。
しかし困った、、、
戻るにしても一回目の熊。
進むにしても二回目の親子熊。
エスケープルートはありません。
仕方が無いので、登山道と並行している林道を高水山方面に向かいうまく回避できないか歩いてみましたが、上の登山道から何か動物の威嚇する声がする、、、
常福寺にさえ行ければ、人が沢山いるのに行けない、、、
もう、、、無理やり行くしかない。
全方向を見ながら、鈴を激しく鳴らし、角棒で木を殴りながら登りました。
熊の方もキチガイがいると思って避けたのか無事常福寺に着くことが出来ました。
後は人が沢山いるルートの為大丈夫だろうと安心出来ました。
思えば一回目の熊は体細かったような、、、
冬眠に向けた栄養の補給が出来なかったんだろうなぁ、、、
というか、冬は熊は冬眠するという常識は変わってしまったと実感できた山行でした。
熊鈴はトレラン用に鈴型にしていましたが、音量も小さく熊側にも聞こえずらい。
ベル型で激しく音が鳴ると、嫌がる人がいる。
なので鈴型にしましたが、他人がどう思おうが自分の身を守る為なので次からは音量の大きいベル型をしようと思います。
私が行っていたかも知れないルートでした。
高水山の付近で、しかも真冬のこの時期に熊出没など考えてもいませんでした。
私はソロ登山が多いのですが、ソロの場合、人の少ないマイナールートを行くのは今後止めておこうと、考えさせられる投稿でした。
貴重な情報を共有して頂き、ありがとうございました!
近頃、冬眠出来ない熊がいるのは知っていましたが、東北等の地方の話だと思っていましたが、そうではない事が身をもって分かりました。
本文には書いておりませんでしたが、1回目の遭遇の直後にハンターと思われる方がいらしたので、既に何度も通報があったのと思われます。
基本的に山には様々な動植物がおり危険がありますので、私の情報が参考になっただけでも嬉しいです。
あんなに人の多い場所の裏側に熊がいるとは思ってもいませんでした。
彼等も知能が高く、人のあまり来ない場所を理解しているようです。
私も冬なら熊鈴は要らないと思っていましたが、考えを改めさせれました。
私の情報がお役に立ててありがたいです。
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