錫杖ヶ岳



- GPS
- 05:45
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 968m
- 下り
- 872m
コースタイム
天候 | 晴れ、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
長徳寺前駐車場からスタート |
コース状況/ 危険箇所等 |
小雀の頭から錫杖ヶ岳までは良好 その他のルートはバリエーションで地図読み、安全対策が必要 |
写真
感想
最近、よく登っている錫杖ヶ岳の西端からのルートは何本かありますが、未登攀でフルの山行が期待できるものに、長徳寺尾根からのルートがあります。
長徳寺は、津市から錫杖ヶ岳、錫杖湖に向かう途中の河内渓谷付近にある古刹ですが、実は、錫杖ヶ岳山頂にある錫杖ヶ岳の謂れにある龍の鱗と雨乞伝説の舞台でもあります。
ネットで拾った話を簡約すると、長徳寺近くの門前が淵に住む龍が長徳寺の住職の下で修業をして天に還って行った。そのお礼として龍の鱗と桜の種を置いていった。鱗は雨を降らせるアイテム、桜の種は植えると境内の龍王桜となった。というものです。
ほな、長徳寺起点に長徳寺尾根、鋸尾根、錫杖ヶ岳のルートはまさに伝承の舞台、ドラゴンロードじゃん。
この尾根も登っておきたいと考えていましたが、今回、錫杖ヶ岳で山トレをしている山友との山行の機会に行ってきました。
長徳寺発、長徳寺尾根、鋸尾根、小雀の頭を介して錫杖ヶ岳へ、頂上直下の休憩所でランチ後、南尾根で下山。
あらかじめ、本法寺ルート登山口近くに車デポ。
・長徳寺
境内に龍王桜の古木あり
向かい側に公営であろう無料駐車場がある
駐車台数、20台は余裕
ただし、桜の時期や紅葉時期は混雑する
・長徳寺尾根
駐車場から錫杖ヶ岳、錫杖湖方向に西進、
植林帯の切れ目を山側に入る
さらに、左手西側の斜面をええとこで登る
特に目印は見当たらず、勘や獣道たより
尾根に登ると、素直な尾根で特に難しいこ
とはなかった
途中、錫杖湖堰堤を東側から俯瞰で見るこ
とができるポイント有り
長徳寺尾根を登り詰めたところから一旦下
り第1峰に登り返すが、下りは結構な急斜
で注意を要する
・第1峰から錫杖ヶ岳まで
第1峰から第2峰方向への下り、第4峰か
ら第5峰方向への下りの巻き道は結構な急
斜で注意を要する
27番鉄塔からの登りはP507への直登は危
険、どうしてもP507へ登りたいのであれ
ば27番鉄塔から2つ目の梯子の上を左折西
進、巻き道を進んだ後、一旦西側の尾根に
出てP507へ登る、巻き道も谷側は切れ落
ちているので注意
鋸尾根ルートとの合流点から小雀の頭方向
の西方に進んだところの東のキレット、か
なり急斜でロープ無し、慎重に降りる
その他割愛
・南尾根
山頂直下の休憩所から急な斜面をしばらく
降りる
ただ、ロープを複数本設置していただいて
いた
今回、降雪後雪は溶けていたが、土質が滑
りやすくなっており注意を要した
装備
着衣 上衣 化繊作業服上衣、化繊Tシャ
ツ、メリノロンT、イオンア
ミアミ
下衣 ウォームクライミングパンツ
、メリノパンツ
携行品 カッパ上下、ツェルト、ゲイター、
チェンスパ、モバイルバッテリー
いずれもお守り装備
補食 水分、1400ml準備、うち900ml消費
菓子パン、ラムネ、甘味
今回もバリエーションメインの山行でしたが、お初の本法寺尾根は取り付きに手間取ることもなく、尾根自体は素直な尾根であったし、その他はいずれも経験済みのルートだったので楽しめた山行でした。
やったった感満載で結構歩いた感じでしたが、山頂まで約5キロ、登りも1,000メートル超えていないのは少しショックでしたが。
未だにスタミナというか足の疲労が溜まりやすく、お付き合いいただいた山友さんには迷惑をかけたと思いますが、今後も精進を続けて参ります。
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