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Yamareco

記録ID: 6407609
全員に公開
雪山ハイキング
蔵王・面白山・船形山

甑岳

2024年01月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:26
距離
10.0km
登り
857m
下り
848m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:54
休憩
0:21
合計
6:15
距離 10.0km 登り 857m 下り 857m
8:07
49
8:56
8:58
42
9:40
9:41
45
10:26
10:38
83
12:01
12:02
33
12:35
12:39
12
12:51
12:52
42
13:34
33
14:07
15
14:22
0
14:22
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
「今週、甑岳に登る人など誰もおるまい」とフルラッセルを承知で幕井貯水にやってきましたが既に先行者の方の勇者トレースがありました。ありがく追わせてもらいました。
2024年01月28日 08:07撮影 by  Pixel 6a, Google
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「今週、甑岳に登る人など誰もおるまい」とフルラッセルを承知で幕井貯水にやってきましたが既に先行者の方の勇者トレースがありました。ありがく追わせてもらいました。
登山口までは林道を辿ります。先日までの寒波の襲来で不安でしたが意外にも沈み込みはツボ足でくるぶし程度の深さでした。
2024年01月28日 08:34撮影 by  Pixel 6a, Google
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1/28 8:34
登山口までは林道を辿ります。先日までの寒波の襲来で不安でしたが意外にも沈み込みはツボ足でくるぶし程度の深さでした。
開始から40分程で登山口到着しました。ここでスノーシューを装着、暑くなったのでアウターをリュックに仕舞い、上はフリースだけになりました。
2024年01月28日 08:55撮影 by  Pixel 6a, Google
6
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開始から40分程で登山口到着しました。ここでスノーシューを装着、暑くなったのでアウターをリュックに仕舞い、上はフリースだけになりました。
普段着でも登山着を着用することが多いのですが、つい最近とある方からその意図について尋ねられました。
2024年01月28日 08:56撮影 by  Pixel 6a, Google
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普段着でも登山着を着用することが多いのですが、つい最近とある方からその意図について尋ねられました。
自分は登山着の保温性、透湿性、防風性、伸縮性、肌触りを熱弁し、いかに登山着が有用なものであるかを訴えましたが
2024年01月28日 09:11撮影 by  Pixel 6a, Google
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1/28 9:11
自分は登山着の保温性、透湿性、防風性、伸縮性、肌触りを熱弁し、いかに登山着が有用なものであるかを訴えましたが
「ファッションとはその不便さを承知で楽しむもの。あなたにお洒落を語る資格はない」
2024年01月28日 09:31撮影 by  Pixel 6a, Google
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「ファッションとはその不便さを承知で楽しむもの。あなたにお洒落を語る資格はない」
語ったつもりはありませんが「なるほど…」となりました。
では、登山に例えるとどうなるのでしょうか。
2024年01月28日 09:40撮影 by  Pixel 6a, Google
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語ったつもりはありませんが「なるほど…」となりました。
では、登山に例えるとどうなるのでしょうか。
「今日の雪質はチェンスパだとすぐに巨大なダマが出来、歩きずらい上に用を足さなくなる。その不便さを嫌ってチェンスパを履かない様では登山を語る資格はない」
2024年01月28日 10:06撮影 by  Pixel 6a, Google
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「今日の雪質はチェンスパだとすぐに巨大なダマが出来、歩きずらい上に用を足さなくなる。その不便さを嫌ってチェンスパを履かない様では登山を語る資格はない」
なんか違う。というか、むしろ逆な感じがします。
2024年01月28日 10:13撮影 by  Pixel 6a, Google
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なんか違う。というか、むしろ逆な感じがします。
色々思案しましたが良い回答がなかなか思い浮かばず、結局「山にゴミを捨てる人は登山を語る資格はない」に落ち着きました。
2024年01月28日 10:24撮影 by  Pixel 6a, Google
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色々思案しましたが良い回答がなかなか思い浮かばず、結局「山にゴミを捨てる人は登山を語る資格はない」に落ち着きました。
分岐に到着です。ここからは稜線歩きとなります。沈み込みも増え、トレースが無ければここで「今日はいい運動をした」と踵を返していたことが濃厚でした。
2024年01月28日 10:27撮影 by  Pixel 6a, Google
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分岐に到着です。ここからは稜線歩きとなります。沈み込みも増え、トレースが無ければここで「今日はいい運動をした」と踵を返していたことが濃厚でした。
記憶では夏〜秋だと稜線上が最も快適な区間でしたが
2024年01月28日 10:35撮影 by  Pixel 6a, Google
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1/28 10:35
記憶では夏〜秋だと稜線上が最も快適な区間でしたが
すぐに様子がおかしくなってきました。
2024年01月28日 10:49撮影 by  Pixel 6a, Google
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1/28 10:49
すぐに様子がおかしくなってきました。
そこにはセントルイス師匠の「ゴムパッチン」ポール牧師匠の「指パッチン」ならぬ「藪枝パッチン」が幾度も待ち受けてました。
2024年01月28日 11:01撮影 by  Pixel 6a, Google
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そこにはセントルイス師匠の「ゴムパッチン」ポール牧師匠の「指パッチン」ならぬ「藪枝パッチン」が幾度も待ち受けてました。
稜線上で先行者の方に追いつきました。トレースの礼を述べると共に鈍足ながら無いよりはマシだろうと交互ラッセルを申し出ます。
2024年01月28日 11:10撮影 by  Pixel 6a, Google
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1/28 11:10
稜線上で先行者の方に追いつきました。トレースの礼を述べると共に鈍足ながら無いよりはマシだろうと交互ラッセルを申し出ます。
スミマセン、美味しいところとっちゃいました。こんなつもりはなかったのです。
2024年01月28日 11:58撮影 by  Pixel 6a, Google
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1/28 11:58
スミマセン、美味しいところとっちゃいました。こんなつもりはなかったのです。
山頂広場手前での勇者の後ろ姿(公開許諾済)
2024年01月28日 12:00撮影 by  Pixel 6a, Google
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1/28 12:00
山頂広場手前での勇者の後ろ姿(公開許諾済)
こんな日に蔵王でも月山でも面白山でもなく「ノートレースの甑岳」 そのパワーワードに自分としては最大級の賛辞「変態ですね」を送りました。ニッコリと微笑んでいただきました。
2024年01月28日 12:13撮影 by  Pixel 6a, Google
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こんな日に蔵王でも月山でも面白山でもなく「ノートレースの甑岳」 そのパワーワードに自分としては最大級の賛辞「変態ですね」を送りました。ニッコリと微笑んでいただきました。
甑岳山頂到着。山頂標識を二人で掘り起こし撮影。その後、お互いの変態っぷりを讃えあい山談義。とても楽しい時間でした。ありがとうございました。
2024年01月28日 12:19撮影 by  Pixel 6a, Google
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1/28 12:19
甑岳山頂到着。山頂標識を二人で掘り起こし撮影。その後、お互いの変態っぷりを讃えあい山談義。とても楽しい時間でした。ありがとうございました。
山談義に夢中になり変な体勢で座り続けた為、立ち上がると足が攣ってしまいました。「これ、治るやつだから」とここで別れを告げ先に下山して頂きました。
2024年01月28日 12:19撮影 by  Pixel 6a, Google
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1/28 12:19
山談義に夢中になり変な体勢で座り続けた為、立ち上がると足が攣ってしまいました。「これ、治るやつだから」とここで別れを告げ先に下山して頂きました。
風もなく、僅かな音も雪に吸い込まれ、立ち止まると自らの息遣いしか聞こえません。
2024年01月28日 12:46撮影 by  Pixel 6a, Google
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1/28 12:46
風もなく、僅かな音も雪に吸い込まれ、立ち止まると自らの息遣いしか聞こえません。
他に生物の気配は無く、雪山こそ普段蔑ろにしがちな「自らの生」というものを実感できるものと思うのは自分だけでしょうか。
2024年01月28日 12:51撮影 by  Pixel 6a, Google
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1/28 12:51
他に生物の気配は無く、雪山こそ普段蔑ろにしがちな「自らの生」というものを実感できるものと思うのは自分だけでしょうか。
無事下山しました。変態でよかった。そう思える一日でした。
2024年01月28日 14:42撮影 by  Pixel 6a, Google
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1/28 14:42
無事下山しました。変態でよかった。そう思える一日でした。
撮影機器:

感想

下山時、更に2名の方とスライドしました。自分の登山に対する先入観を見直す時期が来たかもしれません。

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コメント

マニアックな雪山お疲れ様でした。大変失礼ながら、変態ですね、ドMですね、と満面の笑みでお互いを讃えあうお二人の姿を想像し、複雑な気持ちになりました。
私はまだまだ修行が足りないようです😅
2024/1/28 22:23
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2
かんさん、おはようございます。一般に登山者はMと捉えられがちですが私的見解では「自分に対してどS」という方が多いのではないかと思う今日この頃です。
しかし讃えあうのといのはどのジャンルでも嬉しくなるものですね(笑)
2024/1/29 6:43
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1
昨日はお疲れ様でした。
そして共に踏破楽しかったです😆
雪の降り積もった地味な甑岳に、まさか自分以外の人がくるとは想像もしておらずで、稜線でお会いした時は驚きました😄退散ムード全開でしたので、ご一緒出来て助かりました🙇
狙っていたザックの情報、山談義、ありがとうございます✨またどこかのお山でお会い出来ます様🙏
2024/1/29 8:08
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1
なべしさん お疲れ様でした。こちらこそありがとうございました。
驚かせたようですが、自分はなべしさんのパワーもさることながら、その数時間前に既に幕井貯池付近の僅かなスペースにねじり込まれたなべしさんの車を見て驚かされてました(笑)
また何処かの山で出会うことを楽しみにしております。今度は山頂で変態の定義について語り合いましょうw
2024/1/29 22:51
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1
冬山でよくあるシチュエーションにうなずきながら見ておりました

ラッセルしてると追いつかれ後続の方と登る
よくあります

やはり登山者としては、ヴァージンスノーにラッセルを刻むのが最上の楽しみ
パウダースノーでシュプールのない斜面にシュプールを付けていくのがスキーヤーの楽しみというのと同じことかと

これは芸人さんのSMネタという俗世間の話しにに惑わされずにいたい

純粋に自然本来の美しい姿を見れる機会です
特に写真を撮るとラッセルの無い稜線がやはり一番美しく感じる物です
2024/4/12 18:43
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1
アドバイスありがとうございます。
MT-Dさんの仰る通り雪山の美しさと楽しさを求め出向いた訳ですが このシチュエーションで人と出会うのが本当に珍しく嬉しさのあまり少々はしゃいだレコとなってしまいました。

ノートレースの山はどこをどうやって進むか、全て自分で選ぶことになるのでその自由さもいいですよね。その分、失敗した時のリスクも高く全て自分にのしかかってきますが それだからこそ目標まで到達した時の達成感も格別なものがありますね。
2024/4/13 7:16
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