渋の湯〜黒百合ヒュッテ〜東天狗岳〜西天狗岳〜黒百合ヒュッテ〜渋の湯
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- GPS
- 07:35
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 895m
- 下り
- 891m
コースタイム
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 7:16
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
渋の湯駐車場: 日帰りで1100円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
渋の湯〜黒百合ヒュッテ; 上り下りともにつぼ足で登った。積雪量は少ないが気温が低いため、粉雪状態だった。 黒百合ヒュッテ〜天狗岳; 上り下りともに十二本または十本爪アイゼンとピッケルを使った。積雪量は、例年に比べて少ないが、コースを外れると踏み抜くので注意が必要‼ |
その他周辺情報 | 渋の湯の駐車場ではau携帯は、電波が届いていなかった。 尾根筋に出ると4G&5G;電波の感度良好になった。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
雨具(上下)(1)
水筒(1)
コッヘル(1)
懐中電灯&ヘッドランプ(1)
コンパス&地図(1)
傘(1)
行動食(1)
常用薬(1)
着替え(1)
フリース
手袋
クマ除け鈴
携帯電話&予備バッテリー(1)
ザック(1)
登山靴(1)
タオル(2)
カメラ(1)
食料品(1)
防寒具(1)
レスキューシート(1)
10または12本爪アイゼン
ピッケル
サングラス
ゴーグル
オーバー手袋
毛糸帽子
バラクラバ
ゲーター
ネックウォーマー
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共同装備 |
ツエルト
|
感想
1/28は、山岳会の仲間6人と八ヶ岳の天狗岳に登ってきた。6人のうち5人が冬季の天狗岳登山は初めてということで、ゆっくり登ることにした。
当初、唐沢鉱泉から西天狗岳を経て東天狗岳に登ることを計画していたが、冬季天狗岳登山が初めてというメンバーが多いため、渋の湯からのピストン山行計画に変更しての山行となった。
過去も渋の湯までの道路の雪に苦しめられてきたため、道路状況が懸念材料だったが、今年は行きが少なく、路面の雪はほとんど無くチェーン無しで駐車場につくことが出来、ホッとした。渋の湯の朝方の気温は、氷点下12℃だったものの、風はなく絶好のコンディションだった。
登りは、黒百合ヒュッテまでつぼ足で登ることとし、渋の湯登山口まで来たところ、先行していた他のパーティーが立ち止まって近くの斜面を見つめていた。その視線の先には、真っ黒い動物がいた。熊かと思ったが、良く見るとカモシカのようで、ホッとした。
ゆっくり樹林帯の中の登山路を登り、高見石分岐の先で衣服調整を行い、八方台分岐で小休止を摂った。その後、黒百合ヒュッテを目指して登っていったが、途中からSさんが遅れだし、後方に下がった。足が攣ってしまったようだった。先行4人と後行3人のグループになってしまった。黒百合ヒュッテで相談し、Sさんはゆっくり行けるところまで行くということで、4人は先行することにさせてもらった。
中山峠を過ぎて樹林帯を通過し、森林限界に至ると、眺望が一気にひらけ、北アルプスや北八ヶ岳や上信越の山並みがくっきり見えてきた。写真撮影や山座同定を楽しみながら、ゆっくり登った。後続のグループもゆっくりながら登って来ているのが確認できた。
先行グループが東天狗岳山頂に到達した頃、後続グループは、すりばち池分岐辺りまで登ってきていた。東天狗岳山頂からは、南八ヶ岳の赤岳、阿弥陀岳がすぐ傍にそびえており、更に奥には、南アルプスの仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳の勇姿が望めた。更に西には、中央アルプスの木曽駒ヶ岳や空木岳が望めた。
後続グループが到達するまでには時間がかかりそうなため、先行グループは、西天狗岳を目指すこととした。西天狗岳山頂で昼食休憩を摂る頃に後続グループが東天狗岳山頂に到達したことを確認した。
西天狗岳からは東天狗岳の中腹をトラバースするコースで下山し、黒百合ヒュッテにほぼ相前後して到着した。
黒百合ヒュッテでアイゼンを外し、下りはSさんを除いてつぼ足で下ったが、メンバー全員の足並みは軽やかで、コースタイムを大幅に上回るペースで下ることが出来、雪山歩行の技量の上達が確認でき、嬉しかった。
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