藻岩山《北海道百名山》
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- GPS
- 03:46
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 805m
- 下り
- 742m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
下山:札幌地下鉄南北線真駒内駅 |
写真
感想
函館山に登った後“スーパー北斗7号”で札幌に到着すると今日2本目の登山、円山・藻岩山に登るため地下鉄東西線円山公園へと急いだ。時刻は14:06歩き出しには遅い時刻だ。何の試合か応援の声が大きく聞こえてくる。円山球場か競技場からの声のようだ。円山公園の大師堂が登山口で円山八十八箇所の石仏が続く。原始林の中の登山道で流石は札幌市内とあって大勢のハイカーと出会った。中腹で展望箇所があり札幌市街が見通せた。円山(225m)山頂は展望良く数組の登山者が憩っていた。“山神”の石碑や3等三角点「円山2」があった。
円山動物園裏口への下山路から円山西登山口に到り、住宅街を歩いて宗教施設真如苑前の道路から振り返ると円山の美しい姿が望めた。藻岩山への取り付きは案内が無くよく分からないまま宗教施設の上の駐車場に上がってしまった。その先に道は無く仕方がないのでまた藪に突入、笹が結構濃く稜線の西側の踏み跡のような所を進むいずれ道があると進んで行くと果たして登山道に出ることができた。どうやら正規の道は円山西町4丁目辺りに登山口があったようだ。
P183で旭山記念公園からの道と合流し長い尾根を南下して行くと「T6分岐」と記された地点に達した。“T6”がどう云う意味か分からないが「小林峠入口➝」と示された道が分岐していた。足元には7枚の葉の輪生したクルマバソウやヒトリシズカが見られた。少し行くと展望が開け恵庭岳の姿も望くことができた。
藻岩山(531m)は市電の駅近くからロープウェイとミニケーブルで歩かずに山頂に立てる手軽な観光スポットで山頂にはレストランもある。その屋上が展望台になっていて支笏湖畔の山である紋別岳(867m)、樽前山(1,041m)、風不死岳(1,102m)、恵庭岳(1,320m)は意外に近い。今日は天気が良く遠望が利き日高山脈の芦別岳(1,726m) や夕張岳(1,668m) もしっかり見ることができた。北の方には暑寒別岳(1,491m) の姿があり山を堪能できた。3等三角点「藻岩山」は化粧石で六角形に固められモニュメントのようになっていた。南面はスキー場で冬はまた賑わうことだろう。
ミニケーブルに沿って下山に掛かった。このミニケーブルは軌道があるが鉄道事業法によるものではなく遊園地の遊具扱いとなっているようだ。スキー場の縁の登山道はやがて尾根道に分かれ登り返しとなるとP377で密かに期待していたが山名はなかった。少し下ると本格的な下降となり藻岩山スキー場入口(登山口)に達した。藻岩下の谷間を歩き藻岩橋で豊平川を渡り真駒内通を南下するとアイスアリーナに凄い人だかり、警備員まで出ているので「何かイベント?」と聞いてみると「世界の終わりというバンドのコンサートが間もなく始まる」とのことだった。
18時前に真駒内駅に到着しすすきの付近のビジネスホテルに宿泊した。札幌に来るといつも旅行会社に勤める友人と飲みに行くのだが今日は稚内に遠征に行くとかで会うことができなかったのが心残りだ。明日は札幌市電の新線区間を初乗りし午後の神戸空港便で帰路に就く。
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